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山仲間の話

ITで読んだ怖い話 (((( ;゚Д゚))) ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガク


そろそろ日が暮れようかという頃合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一人辿っていた林道で場違いな物を見つけた

道の真ん中に落ちていた物

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それは古い型の携帯電話だった

近よった途端 いきなりその携帯が音を上げて震えだした

ミッキーマウスのテーマ どうやら着信があったらしい

てっきり電池が切れていたと思った携帯が鳴ったのにも驚いたが、

それ以上にこの山奥で受信出来ていることに驚く

どこの電波拾ってるんだろう?

拾い上げてみたが 発信者名は文字化けを起こしていて読めない

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どうしようか迷っていると 電子音がして勝手に通話状態になった

えっ俺何もしてないぞ?   「・・・」

声は聞こえないが 何か息遣いのような音が聞こえてくる

仕方ないと覚悟を決めて「もしもし?」と話し掛けた  「・・・ぞ」


「もしもし? よく聞こえませんが この携帯は落ちていた物で・・・」

掠れた声相手に事情を説明していると 突然鮮明な大声が

スピーカーから流れ出た

「見つけたぞ」

理由もなく 背筋がゾッと寒くなる 携帯を投げ棄てるや否や

後ろの山に気配が湧いた

何か正体がわからないモノが 嫌な気を発しながら駆け下りてくる

そんな気配

大きくて重たいモノが 自分目指して真っ直ぐに向かってくる

そんな気配


理由はわからないが何故かそう確信してしまった

暗くて足元も定かでなかったが それでも必死に林道を駆け下りた

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追ってくるモノが何かはわからない しかしアレに捕まっては絶対に

駄目だ 何度も転げながら いつしか泣き出していた

距離を詰められて来ているのがわかった このままでは追い

つかれる!

いきなり目の前の林が切れて舗装道路に出た 新しく付けられた

道まで駆け下りてきたのだ 運良く丁度通り掛かった軽トラックが

あった 天の助けに思えた

身体を張って何とか車を止め 乗せてもらうことに成功する

彼を乗せた車がスピードを上げるにつれ 後ろの気配は鎮まって

いった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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やっと安堵の溜息がつけた彼に 様子を窺っていた運転席の老人

が話し掛ける 「お前さん、一体どうなすった?
 
まるで鬼にでも追いかけられたような顔をしてるよ」

説明しようとして一瞬言葉に詰まる こんなことを話して 果たして

信用してくれるだろうか? 少し迷ってから 結局洗いざらい話すこと

にした


老人は不思議そうな顔をしたが それでもこう教えてくれた

「それが本当ならば しばらくこの山に登らん方がええ 奥に何が

おるのかわからんが そのモノとお前さんには今縁が出来とる

言葉を交わしちまったことで繋げられたんだろう 目を付けられて

いる時は 危ない行動は控えるモンだ」



そう言ってから親切なことに 最寄りの駅まで送ってくれたという

それ以来彼は 老人の忠告を守り その山を避けているそうだ


http://www.genesis-ot.jp/
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投稿者:監督
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