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これほど醜悪なものを見たのは初めてです

ITで読んだ怖い話 ガクガク((;OдO))ブルブル


10月22日未明 この日私は国道19号を塩尻から名古屋方面へ

車を走らせていました ラジオからは 大型台風が日本列島に

近づいてきているということと 衆議院議員選挙の投票日だという

ことをしきりにアナウンスしていました

国道19号線沿いは 風はほとんど感じられませんでしたが 時折

大粒の雨が降ってきて 車の屋根をトントンと叩きつけていました

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この国道は幹線道路であり いつもは大型トラックが 頻繁に行き

かう道なのですが この日は台風の影響からか あまり見かける

ことはなく 乗用車も普段より少ない感じがしました

このように荒れた天候の中を走っていたのですが 次第に疲れと

眠気が襲ってきて 道の駅で少し休憩しようと思い始めました

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ほどなくして道の駅があったので入りましたが それほど大きな

道の駅ではなく 乗用車が10台くらいしか停められるスペース

しかないところで 停まっている車は数台で 入口に一番近い

ところが空いていたのでそこに駐車しました

ただ停めるとき少し気になったことは 隣の車は車1台分空けた

ところに停まっていたのですが 停め方が雑で前輪を曲げた状態

で隣の白線をまたぐように停めていたため 厳密には車1台分は

離れていませんでした

でも実際はそれほど気にすることもなく 運転席をリクライニング

して ときおり大粒の雨が屋根を鳴らすのを聞きながら仮眠した

のでした


しばらく経った頃 時間にして1時間ほど仮眠していたのか

腕時計を見ると午前2時を少し過ぎた頃に目を覚ましたのです

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ふと窓のほうに視線を移すと あってはならないものを見てしまい

ました

なんと薄暗い中 隣の車の窓から 髪がぼさぼさな年増の女性が

こちらをじっと見つめているではありませんか

しかも顔全体がおしろいを塗ったように白っぽくなっており

口元が笑っているというか ニタニタした感じの表情で見つめて

いました

私はギョッとすると同時に 恐怖を覚えましたが 視線を外す

ことはできず というより視線をそらした瞬間 何かされそうな

気がして彼女の顔を見続けました

心臓は次第にバクバクと高鳴り始め 実際立ったかは分かり

ませんが 鳥肌が立つような思いでした

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逃げたい! と気は焦るのですが 体が硬直したように動かす

ことができず ただその状況を見続けるより他にありませんでした

そのような緊張状態の中 さらにおぞましいことが起こったのです

外は止む事がない雨が降っていて 雨粒が窓を覆っていた

のですが その窓がだんだんと下へと下がっていき ニタニタした

顔をあろうことか窓の外に突き出したのです


車1台分離れているとはいえ 間近に迫ってきた感覚がさらに恐怖

を駆り立てました 彼女はぼさぼさの髪に 雨が落ちてきても

動ずることなくこちらを見つめ おもむろに首をカクカクと上下に

動かし始めたのです

白いニタニタ顔に カクカクと首を上下に動かし 目はこちらを

睨みつけ ぼさぼさ頭から雨粒が滴り落ちる これほど醜悪な

ものを見たのは初めてです

それまで体は硬直状態にあったと思いますが 身を守るという意識

の方が勝ったのか 自然と体が動いてシートを元に戻し エンジン

を始動させバックギアに入れ車を動かしました


ただ視線はそらすことができず見続けていたら 彼女のほうも首を

さらに傾けカクカクさせながらこちらを見続けていました

気持ちは焦っていたと思いますが 視線をなんとかはずし 道路の

ほうへ向け国道に車を出すことができました

あとのことはあまり覚えていませんが しばらく後ろを気にしながら

コンビニまで走って行ったと思います

幸いあとをつけて来ることがなかったのが本当に救いでした


http://www.genesis-ot.jp/
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投稿者:監督
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