2021/11/7
今の時代 古来からの文化などの伝承に問題があると自分は
思ぅちょります つまり過去の文化が忘れ去られていって行く
危機感がある 与話情浮名横櫛 歌舞伎の演目のひとつぢゃ
嘉永6年(1853年)5月江戸中村座にて初演 九幕十八場
三代目瀬川如皐作 世話物の名作のひとつに数えられる
読み方は よわなさけうきなのよこぐし ちゅ〜ふうに読む

この作品術把に基づく話
大まかなあらすじは 江戸の大店伊豆屋の若旦那(じつは養子)
の与三郎は故あって身を持ち崩し 木更津の親類に預けられた
春の潮干狩りの時分、木更津の浜をぶらついていた与三郎は
お富とすれ違い 互いに一目惚れしてしまう
ところがお富は 地元の親分・赤間源左衛門の妾 その情事は
露見し 与三郎は源左衛門とその手下にめった斬りにされるが
源左衛門はこの与三郎をゆすりの種にしようと 簀巻きにして
木更津の親類のもとへ担ぎ込もうとする いっぽうその場を
逃げ出したお富は 源左衛門の子分の海松杭の松に追われ入水
するが 木更津沖を船でたまたま通りかかった 和泉屋の大番頭
多左衛門に助けられる
そしてそれから三年 与三郎はどうにか命を取り留めたものの
家を勘当されて無頼漢となり 三十四箇所の刀傷の痕を売りもの
にする「向疵の与三」として悪名を馳せ お富は多左衛門の妾と
なっていた

或る日のこと 与三郎はごろつき仲間の蝙蝠安(こうもりやす)
に連れられて 金をねだりに或る妾の家を訪れた ところがそこに
住む女の顔をよく見れば なんとそれは三年前に別れたきりの
お富である 片時もお富を忘れることのできなかった与三郎は
お富を見て驚くと同時に またしても誰かの囲いものになったかと
思うとなんとも肚が収まらない
ここで恨みと恋路を並べ立てる「イヤサこれお富 ひさしぶり
だなア…」の名科白がある
やがて多左衛門が来て そのとりなしで与三郎と安は金をもらって
引き上げる

最近民放は 時代劇はお金がかかるちゅ〜理由で 制作しない
だからこそNHKが 昔からある時代ものを作っていくべきだと思う
若い世代に 無法松の一生・堀部江安兵衛・宮本武蔵下がり松の決闘
勧進帳…………を作ってほしいし 過去に作った時代劇などもっと
再放送して欲しい
てな訳で今日は春日八郎さんのお富さんを

https://www.youtube.com/watch?v=zVpdiCVzIJI
この曲は1954年の歌 漏れは生まれちょりません 多分
http://www.genesis-ot.jp/
8
思ぅちょります つまり過去の文化が忘れ去られていって行く
危機感がある 与話情浮名横櫛 歌舞伎の演目のひとつぢゃ
嘉永6年(1853年)5月江戸中村座にて初演 九幕十八場
三代目瀬川如皐作 世話物の名作のひとつに数えられる
読み方は よわなさけうきなのよこぐし ちゅ〜ふうに読む

この作品術把に基づく話
大まかなあらすじは 江戸の大店伊豆屋の若旦那(じつは養子)
の与三郎は故あって身を持ち崩し 木更津の親類に預けられた
春の潮干狩りの時分、木更津の浜をぶらついていた与三郎は
お富とすれ違い 互いに一目惚れしてしまう
ところがお富は 地元の親分・赤間源左衛門の妾 その情事は
露見し 与三郎は源左衛門とその手下にめった斬りにされるが
源左衛門はこの与三郎をゆすりの種にしようと 簀巻きにして
木更津の親類のもとへ担ぎ込もうとする いっぽうその場を
逃げ出したお富は 源左衛門の子分の海松杭の松に追われ入水
するが 木更津沖を船でたまたま通りかかった 和泉屋の大番頭
多左衛門に助けられる
そしてそれから三年 与三郎はどうにか命を取り留めたものの
家を勘当されて無頼漢となり 三十四箇所の刀傷の痕を売りもの
にする「向疵の与三」として悪名を馳せ お富は多左衛門の妾と
なっていた

或る日のこと 与三郎はごろつき仲間の蝙蝠安(こうもりやす)
に連れられて 金をねだりに或る妾の家を訪れた ところがそこに
住む女の顔をよく見れば なんとそれは三年前に別れたきりの
お富である 片時もお富を忘れることのできなかった与三郎は
お富を見て驚くと同時に またしても誰かの囲いものになったかと
思うとなんとも肚が収まらない
ここで恨みと恋路を並べ立てる「イヤサこれお富 ひさしぶり
だなア…」の名科白がある
やがて多左衛門が来て そのとりなしで与三郎と安は金をもらって
引き上げる

最近民放は 時代劇はお金がかかるちゅ〜理由で 制作しない
だからこそNHKが 昔からある時代ものを作っていくべきだと思う
若い世代に 無法松の一生・堀部江安兵衛・宮本武蔵下がり松の決闘
勧進帳…………を作ってほしいし 過去に作った時代劇などもっと
再放送して欲しい
てな訳で今日は春日八郎さんのお富さんを

https://www.youtube.com/watch?v=zVpdiCVzIJI
この曲は1954年の歌 漏れは生まれちょりません 多分
http://www.genesis-ot.jp/

投稿者:監督