NHK「歴史秘話ヒストリア」、期待以上の意欲作でした。
編集段階で削られることなく、重要な問題提起をいくつか含み、
「源内の文学」をテレビ番組で掘り下げたのも初めてのこと。
最初から最後までじっくり楽しく見ることができました。
制作に関わらせて戴いた過程で新たな課題が見つかったので、
この夏休み、それらに対する考察を進めようと考えています。
(夏休みと呼べるようなものは、ないのではありますが・・・)
放送から1ヶ月たち、「見ましたよ」という声掛けもほぼ収まり、
今日は今年の「夏の土用」の2回目の丑の日、いわゆる「二の丑」です。
「夏バテにはうなぎの蒲焼を」の発案者は源内ではなく、
彼がうなぎ屋の引き札(チラシ)を書いた事実はないのですが、
それでもまたあちこちで「平賀源内」の文字を見かけます。
さて、本日鳥取から東大阪まで静電気学会のN先生が来られて、
『静電気学会誌』での平賀源内特集に関する相談をさせていただきました。
科学関係の学会誌での源内特集は稀有のこと。
是非実現していただければと願っています。