この11月はいくつかの学校公演がありました。
学校公演とは「芸術鑑賞教室」とか「スクールコンサート」とか、学校が主催して呼んでくださるものです。
最近では所沢とか静岡の藤枝なんかに行ってきました。
藤岡のほうは女子中学・高校でかわいいお嬢さんがいっぱいいました。
とてもしつけの良い学校らしく、派手なきもので校内をわらわら歩いている私たちを見ると、みんな口々に「こんにちは〜!」と、元気にあいさつしてくれました。
かわゆいのう〜〜
所沢は、共学の県立高校でみんなイキがよく、古典の紹介コーナーなんかではがーっと寝たりもしてましたが、最後に盛り上がる曲でフィナーレをしたら、なんと「スタンディングオベーション」をしてくれたのです。
もちろん半分以上ギャグなんですが、なんだか妙にうれしかった!
三味線や笛・尺八・筝・琵琶・太鼓などで一応ひととおり古典も紹介してから、現代曲をぶちかますのが私たちのスタイルなのですが、今どきの生徒さんたち「日本楽器かよ〜」とあまり期待はせず、それでも「あれ、思ったより面白いかも」と感じるとわーっと反応してくれるので、やる方も楽しいのです。
せっかく日本人に生まれても日本の楽器の音を聞く機会って少ないので、だからこそこういう学校公演が数少ないチャンス、この1回で好きにさせてみせるぜ!という気合で毎回やっています。
「一期一会」の精神ですわな。 今日はまじめ!