「横浜グリークラブ」という男声合唱団のコンサートに助演で呼ばれ、リハに行きました。
ここは1953年創立というたいへん歴史のある合唱団。
60〜70代のお父様たちが中心で、みんなすっごくダンディかつ生き生きしていて、超むずかしい譜面も見事に唄われます。
われわれ邦楽器隊は「民謡だよ、全員集合!」というコーナーでの伴奏で、ドリフでもおなじみ「エンヤーコーラヤ」で始まる「北海盆唄」や「八木節」など数曲。
楽しく練習したあと、アンコールでやる「ふるさと」を聴かせていただきました。
1番2番は、ダークダックスばりの美しいハーモニーでうっとりする感じでしたが、3番「こころざしを果たして・・・」で全員が力強い「地声」でばーん!と唄われ、いきなり胸にどーん!と来てしまいました。
まさに皆さん、激動の時代を生きてこられ、志を果たしてこられたかたばかり。
本当に思わず涙が出てきて、やばかったです。
練習後、笛の浩平さんや打楽器の仙堂さんと中華街へ。
全員「いや〜、あのふるさとヤバかったー!」
「俺、楽器やめて唄に転向したい」「紹興酒もう1本〜」
・・・などと、ぐだぐだ話しつつ夜はふけていったのでした。