さて、ひつこく続いた旅ばなしもラストでつ。
バリといえば神々の島、独特なヒンドゥー教に根ざした
すんばらしい伝統芸能がいっっぱいあります。
ということで、最後の夜はバロンダンスという舞踊劇へ。
気合い入れて、すんげー早めに予約をして、そんときに
「わかっとるじゃろうが、いい席ヨロシコ!」 と念押し。
はじまりはじまり〜
まずはキレイどころのレゴン・ダンス。 とってもユーガでうっとり。
次に、珍しいメンズの楽器隊。 勇壮でえがった!
バロンダンスは、バリ・ヒンドゥーの根本的な思想、
「善と悪」 の戦いを描いていまつ。
こりは

悪の象徴、魔女ランダ。 ・・・だと思うんだけど、
ジイさんにしか見えんのー!
そして、善の象徴、聖獣バロン。 ・・・なんだけど、
ハデな獅子舞にしか見えんのー! なんてな、わりーわりー
人間も巻き込んで戦いがくり広げられ、決着はつかず。

これがバリの独特な世界観で
「悪も善も、つねに存在していて当たり前。
善によって悪をほどほどに抑えることと、そのバランスが大切。」
というようなことらしいでつ。
さて、これらの芸能はぜんぶ芝生の広場でおこなわれたんですが
わしらの席は、なんとその舞台である芝生の一角に!!
つまり、舞台のはしっこにどーんと座っての鑑賞。。。ひいいい

「いい席をな、このやろう」 の脅しがききすぎたか? Σ(゜◇ ゜)
ほかのお客さんたちからメッチャ見られるわ、
戦いのシーンではオッサンやら獅子舞やらが
わしらの回りをぐるぐる回るわ、
もう生きた心地がしませんでつた。
これって・・・
新手のいぢめ? ((((;゜▽ ゜))))