さて、今週の日曜に長唄のゆかた会があります。
私のついている師匠、杵屋五司郎社中のいわば発表会。
簑里会 8月31日(日) 10時開演
BXホール (大江戸線・都営三田線 春日下車5分)
私は4曲演奏します。
まず、自分がタテ(メイン)の 「石橋(しゃっきょう)」
いわゆる 「獅子もの」 なんですが、勇壮で超カコエエ曲です。
あとは 「鷺娘」 「時雨西行」 「靭猿(うつぼざる)」
いずれも三味線がバリバリ大活躍の名曲です。 楽しみ〜
んっ、今気づいたが 獅子・鷺・猿と動物もんが多いの。
どういう師匠の曲チョイス・・・ (@⊙ლ⊙)ブッ
ゆかた会は朝10時から始まって、約30数曲、
7時頃までずーーっと続きます。
この日は1日 長唄漬け、 トコトン長唄ざんまい。 ウレちい!
数年前、いろんなことが重なって身動きがとれず、余裕もなく、
しばらく長唄から離れた時期がありました。
そのあいだに思ったのは、
やっぱし古典をやり続けてなきゃアカンのじゃなぁ、ということ。
江戸時代から長〜く生きながらえてきた楽曲でこそ
三味線ちゅー楽器がものすごく生かされるんだ、ってことを
弾けない時期だからこそ つおーーく思ったのでした。
まっっ、殊勝にそんなんゆーてるが、
今回も暗譜で 「ぐええええええ」 と死にかけましたがの。
((((っ_ _)っ パタッ


1日じゅう、頭ん中に歌詞がグルグル回ってまつ。
「音は嵐に響きあいて 虚空を渡るが如くなり〜」
「川舟を止めて逢瀬の波まくら〜 世にもはかなき流れの身〜」
うう、かこええ!
「鷺娘」 ってのは、しみじみとした可憐な唄なんですが
途中からなぜか地獄に落ちてしまってタイヘンなことに。
「獄卒 四方に群がりて」
「牙噛み鳴らし ぼったてぼったて」
ひいいいい
「靭猿」 は、かあいい子猿が
殿様に毛皮を狙われとるとも知らずに
いじらしく芸をするんでつ。
そのけなげさに、殿様もぐっときて
「やい太郎冠者 撃つなと言え 撃つなと言え〜」
まぁ、たいへんマニアックな世界ですが
興味のあるかた、よろしかったら遊びに来てくださりませ。
無料でごじゃります〜〜 (・ω・)ノ


