2月7日
一生忘れられないこの日
去年のこの日 明け方早くに旅立ってしまった。
あのときの 絶望感
悲しみというよりも 空っぽな感じ
頭は真っ白なのに 1日本番で 体が別のもののように動く感じ
まだ生々しくて ついこないだみたいな気がしてる。
けんちゃん
今は どこで どうしてるのだろうか 魂は
空だか 宇宙だか 時間の彼方か
それともすぐそこにいて
みんなを 見てるのかなあ。
生まれ変わるために いっしょけんめ修行してるのかなあ。
もう 生まれ変わって この世のどこかにいたりして。
実はわし、1月の上旬に
体に異変が見つかって
検査しても次の検査、と1か月検査ばっかりしてて
まぁダイジョブだろ、と思いながらも 心はドンヨリしてて
それでも どっかでこう思っていた。
万が一何かあったとしても
治療がつらかったとしても 耐えようっと。
けんちゃんは 最後まで 頑張って戦ったんだから。
検査の最終結果がやっと今日出て → だいじょぶだった。
でも、もしダメだったとしても 覚悟ができていたのは
そりゃ けんちゃんのおかげ
いなくなってもなお こうやって励ましてくれる存在だぜ。
神みたいに思ってるんじゃないし、もちろん
けんちゃんの ダメなとこ いやなとこ 弱いとこ
いっぱい見てきたし
ちょっときらいになって 距離をおいた時期すらあって
そんだけど それをおぎなって 余りある
あったかいとこ おせっかいなとこ ぐいぐい来るとこ・・・
そう、なつっこい猫みたいに ふところに入ってくるんだよなあ
カッコいいドラマー、って要素は
私にとっては 二の次なんだあ
もちろんカレシ的なんではないし
最愛の弟、がいちばん近いのかな。
まだぜんぜん 乗り越えてないような気がするし
胸にあいた穴は ぽっかりと大きいままだ。
そんでも みんながそうであるのと同じく
明日からも ふつうに歩いて行こう よたよたと。
私には 最愛の弟が まだ2、いや3、いや5人もいるし
(弟ゆわれたら あっちは心外じゃろがな グヘヘ)
最愛の姉も 妹も いっぱいおるのだ。
シャーワセなことだぜ。
お日さまは まぶしくてあったかいし
風はきぼちよく吹いて これからもっとやさしくなってくし
この世界は いろいろあっても よいものだ。
おしっ