六本木の国立新美術館でやっている 草間彌生の展覧会、
「わが永遠の魂」 に行ってきました。
今まで目にしたことがある彼女の作品は、
水玉や 極彩色のや 正直それほど好きでもなく
ただ、前にTVで見た
創作しとるときの 鬼気迫る感じがスゴかったので
せっかくだから見とこ〜、ちゅ軽いきもちで行ったんじゃよ。
したら、
ぶっ飛んだ!
もうね、スゴイ! いい! すんげええ!!
人生でかつて行った美術展で 最高だったッス!
入り口をはいるとまず大ーーきな部屋に
壁を埋め尽くす作品が バーン!と 130点。
なんと、
撮影自由! 太っ腹!

ひとつひとつが巨大で、どんだけの労力なんだ、と思う。
(たくさん撮ったので、ラストにものせます〜)
ココをぜんぶ見終わって、浮かんだ言葉は 「無限」 だ。
コレらだけでも スゲーんだが、
オブジェもいろいろ、かっけーのやら カワエエのやら。

撮っていいのは、コレらだけ。 ほかのもイロイロすんげー
こういうポップな芸風だけじゃない。
70年代の彼女の作品は、どどーんと重苦しく、しかし
ものすげえかっけー シュールレアリズムな作品がいっぱい。
こちらは撮影不可だったが ものすげー好き。
そしてなんと、体験型の部屋もあって
暗闇の部屋へはいると 上下左右ぜんぶ鏡で 無限な世界で
そこに さまざまな色の光が点滅して
うわあああああ

(ネットからひろった写真。出典は不明です)
まるで自分が宇宙のただ中に浮いているような スゴイ感じ!
コレは、ぜひ みなしゃんに体験してもらいたいいい!
ほかにもいっぱい、いろーんな作品群があって 変遷があって
やられっぱなしで ぜんぶの順路を終えたら
入り口の 最初の あのおっきな部屋へ戻ってくる!
ふつうの展覧会は出口で追い出されるのに、ええええ!
そっか。 これは彼女の作品と同じ、
無限なんだ!
だったらコチラも・・・
まだまだ見たいもんねー、
もう一度 周回して、何度でも体験したるわ。
もうね、マジにやられました。
彼女はスゲー ほんとすんげーー
とにかく88歳の今も、湧き出てくる作品を作るべく
朝から夜まで 創作に没頭し続けていると。
それでもぜんぜん足りて無くて、ジタバタしていると。
彼女の言葉です。 こころ打たれます。
もっと独創的な作品をたくさん作りたい。
そのことを考える眠れない夜。
さあ、闘いは無限だ。
宇宙の果てまでも闘いだ。
倒れてしまうまで。
死ぬまで闘い続けたい。
前衛アート神ババアの草間さん、生きてる限り闘うのねー
ゲージツってすげえ。 ひとの力ってすげえ。
いのちは有限だけども 生み出されたものは 消えることはない。
無限だ。
おまけ。 ラストに、観客が自分たちで作る水玉部屋がありました。
水玉のシールをもらって、みんな自由に貼っていくのだ。
さて、最初の大部屋の作品たちです。
いっぱい撮ったよ〜 づらづらづらー
私がいちばん好きな1点はコレですら〜
関東在住のかたには、本当にオススメです。
が、けっこう混んでます!
チケト買うのや グッズ買うのは並びます。
5/22までですが、終わりに近づくほど混むかも。
行かれるかたは、ぜひお早目に〜 (・ω・)ノ