4月27日 最愛のパパが旅立ちました。
不死身で死ぬ死ぬ詐欺で
ぜってー死なないような気がしていたが
りっぱに戦って 逝きました。
親からいくのはひとの正しき順番であり
あまり悲しんではイカンのやろなあ〜 と知りつつ
どーせ自分の日記やし
めったくそ かなし寂しいんやし
好きなだけ書くんだもんね〜〜 ε=ヘ( .∀・)ノ
パパは遊び人でチャラチャラしてて
明るくてわがままで
美味しいもんや旅行が大好きですた。
子どもの頃から
美味しいもん食べに行ったり (ビンボだからたまーにね)
旅行にいっぱい連れてってくれました。
ヤツの企画がたのちくて
オトナになっても ノコノコいっしょに行きました。
2年前 ガンになって 余命数ヶ月ゆわれたけど
ツライ抗がん剤治療をがんばって
ガッツリ2年 生き延びたのはほめてやりてえ。
おかげでわしも この2年
今まで以上に 実家に通って
パパの好きなもんを作って食わせたり
パパの金でたけえ牛の肉を取り寄せて食ったり (ケケケ)
親孝行なんだか 寄生虫なんだかわーらんが
とにかく ずいぶんいっしょに過ごすことができた!
濃ゆーい2年を送れたのは 病気のおかげかもしんない。
最後の数日間は さらにターボがかかり
ずっと実家に泊まりっぱで 病院にいりびたって
パパのそばを離れなかった。
何度か 「これまでか!」つうときは
ガッチョリ手をにぎりあって
「パパ、今までありがとう! よよよよよ」
「俺も、ありがとう! よよよよよ」
と
今生の別れを何度もやった。
別れについて もう思い残すことはない。
今までは ハズくて言えんかった言葉もいっぱい言えた。
パパのムスメで生まれてどんなにしゃーわせだったか
パパのおかげで めっちゃ楽しい人生だ
来世もまた家族で生まれようぜ
パパの意識がほとんどなくなってからも
手を握ったまんま 耳元でそういう言葉をくり返した。
死ぬ前日、もう何も食べれなくなったパパがとつぜんに
「にぎり寿司 食べたい! おねがい買ってきて」
車トバして買ってきたら そりゃもー幸せそうに
中トロ、海老、いくら、カニ、ホタテ
おもにネタと シャリをちびっと
少しずつ ゆっくりゆっくり 味わって食べた。
イロイロ書いてたノートに
「おいしいお寿司の夕食ありがとう。終生忘れません」
て書いてあった。
そのあとはもう、何をすすめても
ゼッタイに口にしなかった。
人生最後の食事を 寿司で終わらせやがったぜ。
ちっ くぬドーラクもん!
いいなあ やりたいようにやったなあ
何度 危機があっても そのたび戻ってきたパパだけんど
亡くなった日は 呼吸もゼーゼーだし
すげー苦しそうで
ああもう見てるのもツライ! おもてたら
ぱちっと目をあけて
「俺もしぶといな」
「自分で呆れるわ」
ブ━━∵;(;:゜:鑾;゜;,);:∵━━ッ!!
極限ツライときでも ギャグを言う。
そうゆーとこが パパ好きなんだあ
おしっ わしも終生見習って生きるかんな!
わっかーいパパとママ @新婚旅行

「アンタなんでスキー帽かむったままなの?」 聞いたら
「カッコつけてた・・・」 ぶはははは
そっから50年以上が過ぎて
ママが一人になっちゃったけど
みんなで守っていくかんな
パパ、しんぱいすんな!
今まで本当にありがとう ゆっくりしちくり〜