皆さま お元気でお過ごしでしょうか。
今回、ツイター中心にSNSで抗議の声が爆裂高まって
検察庁法案改正が先送りになったことは
ずいぶんとすげいことであるなあ、と
わしは感服いたしました。
コロナ禍になってからのSNS、とくにツイターについては
わしはあまりよろしくないと思ってますた。
批判というよりも 怒号・悪態のようなことばが飛び交い
なにに対しても 攻撃・あげ足取りのようになっていて
たまにのぞいても 人間の悪い面ばかり見えてしまうようで
こりゃ精神衛生上いくねえわ、とちょっと封印してました。
なのでわしに語る資格はないけんども
やっぱ批判はしなきゃだめなこともあるんやのう。
今回はやっぱり火事場泥棒、災害詐欺と言われても
しかたないような案件だべえ。
そして、最初に声をあげるひとの勇気はもちろん
後からでも 声をあげることの勇気についても
考えさせられました。
あ、わしみたいな一般人でなくて有名人のひとな。
抗議のツイターをしたきゃりぱみゅちゃんには
「歌手だから知らないと思うけど」
「歌だけ歌っていればいい」 「他に用はない」
など心ないことばが容赦なく浴びせられたようです。
そのほかキョンキョンにもだし
今回発信した芸能人に対してのバッシングは
ずいぶんひどかったそうです。
それについてわしゃ憤慨しとったのですが
( ̄・・ ̄)=3 フンガ!


爆笑の太田が語ってたことばが いちばん共感できました。
・たかが歌手、と上から見下ろしているようだが
・歌手というのは、歌を通じてずっと社会に対してメッセージを発信しつづけているひとたち
・それがファッションやライフスタイルだったり、社会に影響を与えつづけてきているひとたち
・そういう彼らにしか見えないけしきをあの人たちは見てきている
・キョンキョンなんか何十年もそういう位置にいる
・むしろ、ネットの中だけでわーわー言うような狭い世界にいるかもしれないヤツらが、なぜ自分のほうが社会を知っている、という前提なのか?
自分が理不尽だと感じたことを
自由に声をあげる、ただそれだけのこと、
それでも、そのことによって攻撃を受けてしまうなんてな。
意見に対しては賛否両論あってあたりまえ、
そういう議論はガンガンしたほうが良いんだが
そもそも声をあげるな、という匿名の暴力。
あまりの炎上に耐えかねてきゃりぱみゅちゃんは
自分のツイターを削除したそうだけど
そこでまた猛非難を浴びてしまう。
批判されて引っ込めるならそもそも発信するな、と。
そのような状況だから
有名人、芸能人が政治的メッセージを発信するのをためらうという
土壌になってしまうんじゃの。
歌手は歌だけ歌っておれ、という無言の圧力。
やりきれないし ひでえと思うけど
それでも今回は 勇気を持って発信した多くの人たちがいて
現実に政治を動かすことになった。
コレでなにかが少しずつでも変わってくれればなあ、と
自分でなんもしてないオバハンは思うのでした。
もうひとつだけ
ウーマンラッシュアワーの村本大輔つーヤツがいるんだけど
かれはこのところTVのバラエティ番組よりも
「自分の声をあげる漫才」に全力投球していて
沖縄の基地問題のこと
福島や原発や核のこと
アチコチの被災地のこと
在日朝鮮人のこと
なんかを、現地へ行って当事者たちの前でやっていたりしてます。
なぜ今、そういう活動になったのかを自分で書いています。
どうしてその漫才をするのか
モチロンこれも賛否両論ありましょうて
押し付けるつもりもないんだけど
お笑いという自分の武器をたずさえ 何も恐れず戦う姿を
わしは非常にカッコいいと思ってます。
以上です、キャップ!
しさしぶりにまじめを考えて
脳内の虫が孵化しそうでつ。
((((っ_ _)っ パタッ