昨日、BSで再放送された「生き抜く 小野田寛郎」を観た。
この人がルバング島から帰国されたときの報道は今でも覚えている。
30年間ルバング島で生きつづけ、帰国された。
当時は終戦を知らずにルバング島で身を潜めていた日本兵という単純なイメージだった。
しかし「負けず嫌い」「弱音は吐かない」のような大和魂というか強い信念は、今の現代日本人には失われていると思う。
戦争に勝つことを使命として戦ったわけだが、敗戦後の日本に帰って豊かな暮らしぶりを目の当たりにしたという。
戦争に勝ったアメリカはその後も戦争から手を退けないでいる。
皮肉なことだ。
53歳でブラジルに移住して新たな人生を出発させた。
そう考えると自分もまだまだ頑張れるかもしれない。

0