すみだトリフォニーホールでのライブに行ってきました。
二人の達人の演奏に十分満足できました。
最初に渡辺香津美さんのソロ。
次にマーティン・テイラーのソロ。
最後にデュオという3部構成でした。
香津美さんは最近のソロでいつも演奏しているセット。
マーティン・テイラーはどちらかというと聴きやすい曲のセットでした。
1曲、5つのパートを一つづつ説明しながら弾いて、徐々に重ねていき最後に同時に5つのパートを弾くという達人芸を披露しました。
お客さんのノリが悪くやりにくそうでしたね。
デュオは圧巻でした。
ギターバトルという表現は嫌いですが、見事なかけあいでした。
スタンダード以外の曲は床にコード譜を置いていましたね。
二人ともよく弾いているジャンゴの「ヌアージ」「マイナー・スイング」は大体想像つきますよね。
カッコよかった。
渡辺香津美さんはいつも思いますが、オールマイティーになんでも対応できる日本人として誇りに思えるギタリストですね。
異常にテンポの速い「オール・ザ・シングズ・ユーアー」などライブに行った価値は十分にありました。
しかしお客さんが少ないのには驚きです。
2階席まで考えると3分の1くらい空席だったのでは?
やはり日本ではこの手の音楽は人気ないのですね。
この世界トップレベルの二人のライブでこの状況では、ギタリストとして日本で生活するのは相当厳しいと思います。
ライブ終了後こういうライブではよくある CD購入者にサイン会というのがありました。
二人のサイン入りCDは既にありましたが、ミーハーなので並んでしまいました。
困るのがオリジナル・アルバムの CD は全部持っていることです。
仕方なくコンピレーションものを買いました。

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