キャブレターO/Hの際の注意事項
必ずサービスマニュアルを見ながら作業してください
CB400Fの場合、ニードルジェット(中央の円筒形状のもの)
も外して掃除しましょう
自分でO/Hしたのに調子が悪いといった内容でお越しになって
いざ、ばらしてみたら掃除してなくて目詰まりしていた事例は何度となくあります。
また、中の穴が磨耗して広がって燃調が濃くなっている場合も多いです。
開けはじめでもたつく、一瞬黒煙を噴くといった症状はこちらを疑ってください
(高価ですが純正品でまだ出るので交換をお勧めいたします)
また、ガソリン漏れがキャブ間のジョイントパイプからの場合
全バラしないとOリングを交換できないため、メカに強い方向けの作業です
組みあがった後に同調調整も必要になる為、専用工具などをお持ちの方以外はショップに任せることをお勧めいたします。
ジェット類の掃除をする場合、リーマ(エッジがたっている細い針状のツール)の使用は充分に気をつけましょう
穴を拡大してしまう恐れがあります
(プラグの焼けが全部違っていて四気筒でグラデーション状態の物があり、スロージェットをみたら穴径があからさまに違っていたこともありました。)
荷札の針金あたりがちょうどいいのですけどね.......
また、強力なキャブクリーナーに長時間漬けるのも避けたほうがいいようです。
各社からリペアキットが出ていますが、内容パーツはケースbyケースで選んで使うようにしましょう
フロートチャンバーOリングは純正、社外問わずに一度ガソリンに浸ると延びてしまいます、数日干しておくと戻ります。
作業終了時は必ず外れている状態でガソリンを送ってオーバーフローのチェックをしてから車体に取り付けます。


忙しさにかまけて、だいぶサボってしまいました。
こういうこともたまにあります
よろしくです