この未曾有の不景気の昨今
何をするにもコストを掛けたくないのはどこの企業も一緒かと思います。
そんな時代に逆行しているような当店でも
そんなことは云ってられない状態ですから。
時間がもったいなく外注依頼していた作業のうち
自分で出来る範囲のものは自分でやらなくちゃいけないと行動を起こしはじめました。
差し当たり以前から気になっていた
サンドブラストのタイムレンタル
これはサンドブラストの機械を時間で借りられるもの
実際に外注依頼するよりは安上がりなのですね〜
今回は試しにCB400Fのエンジンにブラストを掛けに行って来ました。
まず、自分のところでバラバラにして洗浄したエンジンをマスキングをしながら中身の無い状態で組み立てます。
内部に砂を入れたくないですから非常に重要な作業です。
組みあがったら、電話して予約を入れます。
肝心な施工場所は江戸川区の「不二製作所タイムレンタル」
http://www.fujimfg.co.jp/00timeR1b.htm
※営業日が変更になっています。月、水、金曜日のみの営業です。
※予約制です。
内部はさまざまな大きさのブラスターが並んでいます。

人間が中に入ってブラストする超大型のブラスターも
(ハイエースと比較してみてください)
今回、使わせていただいた機械は「FD-5-701」という高圧の大型のブラスター
エンジンがすっぽりと入り、それでも余裕のある大きさ!
軽く掛けてみて施工前後の違い
高圧なのでみるみる塗装が剥れていきます。(気持ち良いほど♪)

少しやっては停めて開けて、こまめに動かしながら、かつよ〜くチェックしながらまんべんなく砂を当てていきます。
懐中電灯持参でいくと良いかと思われます。
内部に照明はありますが陰の部分はわかりづらいです。
せっかく行ったのですからもれの無いようにしたいですよね

なんとか1時間も掛からずに作業完了

こんな状態です。
機械によってレンタル料は違うのですが
今回の機械(FD-5-701)で1時間のレンタル代は¥7350
使うメディアによって研磨材の費用が掛かるようです。
これ、モンキーやエイプのエンジンなら30分で出来そうですね。
現場の担当者の色々話を伺ってきたところ
2輪関係で来られる方が多いようです。
中には兵庫からバイク丸一台分持ち込んで処理していったつわものも居たそうです。
確かに自分で塗装までされる方には安くて良いかもしれませんね
気を付けて欲しいのは
安易に中身の入ったエンジンで中途半端なマスキングで内部に砂を入れてしまったり、転がしているうちにオイルをこぼして機械の中身を油だらけにしたり、
そんなことの無いようにして欲しいものです。
マスキングに自信が無かったら時間幾らで費用は掛かりますが現場のプロに任せる方が結果安い場合も有りますよ〜
また、塗装剥離で使用した場合、錆を防ぐ為にも施工後すぐに袋に入れてしまうなりの措置を行いたいですね。(乾燥剤も欲しいですね〜)
で、帰ったらすぐに塗装する。特に鉄なんかはすぐに錆始めますよ〜