4年預かりかと思っていたら、明細書いていてこれまでの膨大な見積り、メモなどを整理していたら本当は「構想6年」車両ということが判明!
やっと本日納車となりました。

ばあちゃんが云ってたなぁ
「不義理なことをすると自分にも帰ってくるよ」と
あ〜〜溜まった仕事を早く片付けなくちゃ(汗)
このカスタム車、雑誌取材は来てもらったので
そのうちどこかの雑誌に載ると思います、多分載るだろう.....
あてにしないで待っててください。
っていうか和牛太氏、鯨食堂に連れて行ったら見事にはまっていた。(大爆笑)
そんな中
今日はこんなメールを頂きました。
「はじめまして。私、大阪に居住しておりますxxと申します。
齢40を超えまして、またバイクに乗りたくなり、
昨年に、ホンダ車ではなく申し訳ないですがヤマハのFZR250Rをオークションで
購入して、乗る楽しみといじる楽しみを満喫しています。
(実はホンダ党ですが、予算の関係で。。)
購入時から中低速がかぶり気味で吹けが悪かったのですが、
ニードルのクリップ位置を標準より薄い方向に振る事でごまかしておりました。
(標準ではアクセルを開けた瞬間にかぶってエンスト。。)
しかしながら、何とかもう少しマシにならないか?と
バイクショップに相談したり
DIYでキャブのオーバーホール等色々試してみましたが画期的な改善に至らず、
20年前の旧車なので半ば諦めておりましたところ、
何気なく検索して貴社のHPに行きついたのですが
そこに、ニードルとニードルジェットの摩耗についての記事をみつけまして
まさに自分のバイクの症状そのままだったので
4気筒分で2万円弱の出費は「もし外れだったら・・」とかなり躊躇しましたが
思い切って交換してみることにしました。
交換後、今までの症状がうその様になくなり、
すごく調子の良い状態になりました。
ニードルについてはオーバーホール時に目視的には確認していたのですが
特に表面が荒れているとか摩耗しているとかなさそうでしたので
問題無いだろうという事で今までそのまま使っておりました。
今回、新品とも比較してみましたが、素人目には良く分かりませんでした。
見た目では分からないものですね。
貴社の記事に本当に助けられた思いです。
一言お礼を申し上げたくてメールさせていただきました。
良い記事をありがとうございました。
今後も、色々参考にさせて頂きたいと思います。
それでは失礼致します。」
このようなメールを頂きますと
メカニック冥利に尽きますね。
確かに目視だけでは解らない部分もあり
どんな症状ではどの辺をあたればいいか?
そんなトラブルシューティングは
膨大な臨床体験があってのものです。
だからこそ、壊れた、焼きついた確実に使えないようなエンジンでも
喜んで分けてもらって分解して壊れた原因、どんな壊れ方をするのか追求したり
そのほかにも、不具合が起きた理由、直った理由など常に勉強しています。
皆さんもそうですよ
ノートを用意して、なにか起きたら、どうすれば直ったか
壊してしまったらどうして壊したのか?、対策は?
部品交換何キロで交換して何キロもったか(特に消耗品)
レーシングキャブをつけていればリセッティングごとに細かくチェック
こういう記録が将来的に自分の財産となるのです。
このブログを始めたきっかけも
電話問い合わせに対して、話だけでは解ってもらえない部分もあり
画像を載せてアナウンスした方が解り易いのと
「砂の恐怖」シリーズのように危機感を感じて頂けると考えます。
また、左上の「検索」で知りたい内容、症例をピンポイントで探すことも可能ですよね
生業としていますのでノウハウに当たる部分は書けなかったりモザイクかけたりしますが
可能な限り続けて行きたいと考えます。
今日も一段と寒い中
クイックで修理のお客様
去年から予約いただいていて修理に預けに来たお客様
お台場のイベントの帰りに遊びに来たお客様
寒い中みなさんありがとうございました。
人間はきついけど空冷のバイクは調子良いですよね〜
店を閉めてご飯食べてから
友人のドリームワークスさんへ機械を借りに....
実は当店のフライスがここしばらく調子悪く
今日とうとう動かなくなってしまい(壊れてしまい)
直るまで切削加工は通わなくてはいけない状態
いやぁ参りました。

しかしながらあそこへ行くと
仕事2割、残りの8割はあれこれ話しているパターン
人それぞれ考え方が違うので
同じものを作るでもアプローチが違うことが多くあります。
こうしてお互い話す中で
「目から鱗」的なことも少なくなく
決して無駄な時間ではないのです
ある意味これもお勉強の一つですね〜