NetShopの部品注文で一緒に質問を頂きました。
が、しかし
携帯からの注文で
携帯が迷惑メール拒否設定されていると
こちらからのメールが一切届かない場合がございます。
今回もこちらからのメールが不達であるメールが届くことから
本人には部品発注して自動ですぐに届く「注文確認メール」も届いていないはず。
そこで、このブログで返答いたします。
「ここからの質問でもうしわけありませんが、
フロントホークのOHは専用の工具がないとできないのでしょか?」
という質問
はっきりと言います。
「無理です。」
よく「身近なもので適当に作業」という話を聞きますが
プロやメカに精通している人がやる分には
注意すべき部分は判っていますから問題ないですが
ビギナーがそんなことして余計な傷を入れたり、壊したら
「その分で専用工具が買えたなぁ」
ってことになるのは目に見えています。
フロントフォークのO/Hに必ず必要な工具
「フォークシールドライバー」
(フォークシールプッシャー)
当店ではこれだけ持っています。
左上:CB400F純正SST(現在廃盤)33Φフォーク専用です。
使い勝手がよくて私はこれを使っています。
右上:現在の純正SST、ハンドルと太さごとのアタッチメントを合わせて使用します。
他車種にもアタッチメントの交換で対応できます。

これは近日、NetShopにラインナップします。
CB400F/350F用33Φ、CBX400F/550F、CB75035Φ)
左下:ハスコー製アジャスタブルタイプ
これも値段が高いけど(定価¥42000!)使い勝手が良いです。
たくさん車輌を持っている人には良いですね
26〜46Φまで対応します。
右下:ハスコー製廉価版のコピー品
格安工具店やインターネットオークションでも売られている
アジャスタブルタイプで安い工具です。

倒立フォークにも対応する為、ハンドルが割れています。
くれぐれも指を挟まぬようご注意ください。
使い勝手、予算に合わせて選んでいただければよいでしょう。
また、ボトムケース下側のソケットボルトを緩めるのに
ボトムケースをバイス(万力)に挟んで作業するのが一般的ですが
無い人たちに

ボトムケースホルダーを製作しました(画像左)
スタッドボルトを外すのにも役に立ちます。

ロングタイプのHEXソケット、ラチェットレンチ(Tハンドルでも可)
この辺は普通の市販品でよいでしょう。
あと、作業時気をつけたいのは
クリップを外す際にインナーチューブに傷をつけないこと

慎重に作業します。
インナーチューブのメッキは簡単に傷が付きます。
オイル漏れの原因となります。
また、現在取り扱いのある
ホンダ純正クッションオイル#10
(フロントフォーク専用のオイルです。)
これも500CC単位での販売も開始いたします。
CB400Fは片側185〜191cc
やっぱりその都度新鮮なオイルを使いたいですからね〜

画像は1ℓ缶(¥3234)
ポリのボトルに入れて500cc(¥1785)
SSTなどと一緒に近日UPいたします。
ホンダ純正ステムベアリングの打ち込みツール
ホンダ純正ホイールベアリングの打ち込みツールも同時にUPしますね。
ご期待ください