「磨耗させない、壊さない」
普段から口が酸っぱくなるほど云ってる決まり文句ですが、
これは人間にも言えることです。
ずいぶん前から違和感を感じていて、つい最近触って分かる体の異変に気付き
昨日の完全休業日に医者に行ってきました。
なんだったのか?
「ソケイヘルニア」
ヘルニアといえば腰痛とか背骨周りをイメージしますが
「脱腸」といった方が分かりやすいですね。
腹膜に穴が空いて腸が出てきてしまうこと
「脱腸」というと
置物のタヌキを思い浮かべる人も多いでしょう
子供の頃にやった人も多いのではないでしょうか?
範囲は広範囲で足の付け根からおへそまで(出べそもヘルニアです)
ただ、実際には放置すると命に関わる病気だと認識している人は少ないのではないでしょうか?
また、変調に気付いても場所が場所だけに下手に相談して揶揄の原因になってはと我慢している人
気が付かないで「ちょっと腫れてるな」程度にしか思っていない人も居るだろうと思います。
私もここで書けばいらぬことを書かれたり、ふれ回られたりするのは目に見えていますが、万一、気が付かない人が居ては一大事と考え書く決心をしました。
何故気が付いたか?
ダイエットをして痩せたのは読者の方々はご存知だと思いますが
ズボンのサイズも大幅に小さくなり「これがリミットかな?」と
年明けにユニクロで現在のサイズピッタリのジーンズを買ってきた。
(太ったら履けなくなるように)
ところがそのジーンズを履くと時間が経つにつれ右の下腹部が痛くなる
「右側のxxxxが大きくてぴっちりジーンズで悲鳴を上げた?」(笑)
なんて思いながら
2度目履いたときも同じ違和感
そんなこともあり下腹部を気にするようになると
右側の足の付け根のお腹側が若干膨らんでいる
xx毛に隠れて分かりにくかったのが触るとてきめんに分かる
「これはヤバイ!」
と直感しました。
また、昨日の診察でヘソにもあることが判明
飛び出ては居ないのですが、何時の頃からか
「浅くなったな」とは感じていました
太ったからかなと安易に考えていました。
まさかソケイヘルニアだったとは......
「ソケイヘルニア」で検索すると詳しく分かりますが
放置し酷くなると
「腸閉塞」「腸の壊死」「腸が破れ腹膜内が汚物まみれになり感染症で死に至る」
そんなリスクがあるようです。
実際、妻の友人の叔父さんが恐らく後者だろう原因で亡くなっています。
これを読まれた読者の皆さん(特に重いものを運ぶ人など腹に力を入れることが多い人は特に)時おり下腹部をチェックしてください
寝てると引っ込んでしまいますから
立った状態で確認します。
(気にするようになってから、鼻をかんだときなどに腸がポロンと出るのが分かります。)
診察自体は、ドクターの前でパンツを下ろしさらけ出し
触診で触りまくられる必要がありますが、
気にすることはありません
ドクターも看護師も普段の生活で顔を合わせるわけではないのですから
恥ずかしがる必要は無いですね。
「粗品ですが.......」
とジョークのひとつもかましてください。
最近では調子が悪いときは下腹部の鈍痛で仕事に差し障ることも多くなっており
そのうち手術の為に入院しなくちゃです。
3泊4日程度ですから、ちょうど良い息抜きになるかと考えています。
友人の某ショップ店主も
膝の軟骨が磨耗して....と医者通い
若いうちから酷使しすぎたか....
歳をとってからいろんな部分にガタが出てきます。
若いうちから摂生しておかないと
「オートバイは絶好調、人間が不調で乗れなくなった」
な〜〜てことにもなりますね。
後もうひとつ
「太るのは簡単、痩せるのは超大変」
「体は大事に使えば一生使えますよ」(笑)
1/25更新
たくさんのコメントをありがとうございます。
強制的になにもさせてもらえない日が続くのは初めてです。
精神的にはストレスがたまりそうですが、肉体的には確実に休めるでしょう
今日は朝からヘルニアとは別の循環器系の病院で検査
全身麻酔になるため
不整脈で通院歴のある病院で大丈夫かどうか聞いて来い
というわけですね。
自分的には病院も「餅は餅屋」と考えますから
その病気のスペシャリストが居る病院に行くように心がけています。
(たいがい混んでいるんですよね〜)
診て頂いたドクターは先の病院のドクターと知り合い
いやぁどの世界も狭いですね〜〜