CB400Fでメインヒューズ切れのトラブルの場合
ほとんどが古いヒューズボックスが使われていて
ハーネスの内部抵抗の増加による発熱で裏側のハンダが溶けてのトラブル

これはまだ程度が良いほうでひどいものはメインヒューズのホルダー周辺の樹脂が溶けているものすらある。
現在新品部品で出るものは対策されていて
裏側の端子部分がかしめ仕様となっていて発熱してのトラブルが起きにくくなっています。
ところがそれでも電装部品の不具合、配線のショートなどでヒューズが切れることがあります。
このヒューズボックスで使われているのは管ヒューズ

昨今、売っているところが少なくなりました。
現在の主流がブレードタイプのヒューズに変わってしまった為ですね

ホンダの400で言えばCBR400R AERO(1986製)からですから
すでに30年経過しています。
その間に小型化されて現在に至るわけです。
もちろんCB400F用で社外のブレードタイプヒューズボックスもいろんなところから発売されています。
ところが、ヒューズボックスが原因ではないどこかでショートしているようなヒューズ切れのトラブルの診断の場合に困るのは幾らでもヒューズが必要になるということ
当店の場合、車両製作などでヒューズボックスはもれなく交換しますから
古いボックスからヒューズだけ抜いてストックしますが
ここ何年も車両製作していませんから底をついてしまっています。
新品を使うのはそのまま使った分のコストが診断費用に乗ってお客様の負担になります。
これはお客様が出先でトラブルに遭遇しても同様
スペアは限りがあり
直結などしようものなら不具合箇所が発熱し「カチカチ山」になってもシャレにならない
そこで今回、すばらしい企画が持ち込まれました。
以前より親交のある方が在籍する会社で
ノンヒューズブレーカーを製作したので見て欲しいと持ち込まれました。

これは万一ショートなどトラブルが起きたとき、過電流が流れたときに
センターのグリーンの部分が飛び出して回路を遮断します。
少し間を置いて押し込めば回路は再度つながります。

不具合箇所を探し、電気を流し作動しなければOK
また作動するようなら再度不具合箇所を探索する
そんなことが出来ますね。
装着するとこのような感じです。
差し当たりプロト品は預かっていて
毎週100km程度走行するお客様にテストして頂いています。
元の会社でも他車種ですがテストは完了しています。
電装品をフルにリフレッシュして、変な改造の無い車両ならそうそうヒューズが切れるトラブルは無いと思もわれ無用の商品かもしれませんが
車両の状態によって、将来的に考えて興味のある方はいかがでしょうか?
販売価格は¥6800(税抜き)
製品が入荷次第NetShopにUPいたします。
参考までに
純正ヒューズボックスは¥4760
管ヒューズは1本¥50
(共に税抜き)