今週は第1週のため火曜水曜と連休
ずれ込んでる車検車両のため休んでる暇は無いというか
嫁にも邪魔されない定休日はエンジンを組むのに絶好の日
集中してエンジンを組むことができる
朝はのんびりさせてもらって昼前から作業開始
エンジン組むのは超久しぶりなので緊張して画像を撮ってる余裕無し
なもんでかなり端折っていますがご了承ください
まずはスタッドボルトの組み付け
ねじ山がおかしくなっていた短いスタッドボルトは新品に交換

ここだけはいまだ新品が出ます。
再使用の他のスタッドボルトはダイスを掛けて

ケース側のねじ山はタップを通す
これで下ごしらえが完了して
一気に組み立てます。
ヘッドを組んでカムシャフトを組んでストップ
このままエンジンを載せてしまいましょう

自分の場合、腰上を開けた際にはヘッドを組んで一晩置いて翌日再度トルクレンチでトルクチェックを行う
今回のように純正ガスケットの場合はトルク抜けはほぼ無いが習慣として身についている。
※ヨシムラのピストンキットを組んだ場合はおもしろいように抜けている
翌日の水曜日、果たして.......

緩みは無し、シールワッシャー部も問題なし
残りのパーツ類を組み込んでエンジンは終了
オイルを入れてエンジンを掛けます。
ばっちりセルも回りますし
すごく静かになりました。
諸調整を済ませて
次は車体周りの車検整備を進めます。
持ち込まれたかしめ済みのドライブチェーンに交換するためスイングアームを外します。
ピボットは...........

真っ赤っk.........
洗浄すると

..............
カラーは酷い磨耗は無く新しいグリスを充填して組み立て
リアブレーキ、ブレーキカムとブレーキアームのポンチマークがずいぶんずれているが

こういうことですね結構減っています。

インジケーターが付いていないこの車両、アジャストナットを締め切ってそこでポンチマークを1つ分スプラインをずらす程度で調整できなくなったら交換してください
ブレーキシューはライニングがぺらぺらになるまで使うことはありえません
その前にブレーキカムが角度付きすぎて戻らなくなります。
使い心地の良い純正品に交換
なんと!ブレーキパネルとトルクロッドの連結部のナットが締まっていなかった!?
それも内径のでかいワッシャーと何かのゴムパーツをカットしたクッションラバー

ロックピンで外れなかったようなもの
「怖すぎる」
エアクリーナーケースのマウンティングラバーが割れているので交換します
あれぇカラー居ないじゃん!

外したボルトとワッシャー、ワッシャー内径でかいし
上側はワッシャーちっちゃっ!!

カラーは変なのが入ってるし
エアクリーナーケースと一緒にペイントされてカチカチに変質したバッテリークッション
用をなさないクッションラバー類は全部交換!!
次はフロント側
キャリパーはおなじみの状態

シコシコ掃除して......

こんなに出ました〜〜
スリーウエイジョイントもオイルボルトもバンジョーも

白いものが堆積
オイルボルトはさすがに交換、他のものは掃除します。
ステムベアリングを交換して
サクサクフロント周りを組んでほぼほぼ完了
今回ハンドルを交換しました
理由は......
車検証と寸法が合わなかったから

元はF2絞り

幅はマスターシリンダー、左スイッチを内側に移動すればよいが
高さはさすがに無理
コンドルハンドルに交換

バッチリです
ホイールも付いていたキャストホイールはJWL刻印の無いものだったので
お客様が元についていたノーマルホイールを持ち込んで交換

もちろん引渡しはこの状態となります。
もし、キャストホイールに戻すなら
家に帰ってから自己責任で行ってくださいね。
さぁ今日は仕舞いましょう