10/6の記事「ふくちゃん復活」で食事を爆食いと書いた。
1週間経ち10/8に再度病院へ診察に行ってドクターに「食べました〜」と報告したが
その日から食べなくなってしまった
10/7さらに片目が開かなくなり病院へ
担当のドクターは休みで別のドクターに診てもらい
食べない件を話すと皮下補液をしてくれたが、それからも食べないのは続いた。
10/12に病院へ行って
「水を飲む際に口をくちゃくちゃする」と言うと
「気持ち悪いのでは?」と吐き気止めを処方、再度皮下補液をしてもらう
このときも更に別のドクターで初めて診てもらう女医さん
ふくちゃんのお腹を触診してて
「手術の跡があるね、避妊手術してるでしょ?」と
これまでどのドクターも判らなかったのに....
同じ病院なので担当医に引き継ぎますねと
翌々日に1週間後の検診で担当医に診てもらうため、その間に家で行うように翌日分の補液セットを出してもらう
10/14、この日はツーリングに誘われていたが延期のため2人で病院へ
ドクターが言うには「食べなければしょうがないので療法食は後回しにして食べたいものを食べさせてください、しかし強制給餌はお勧めしない」という
すでにいままで食べていたフードやちゅーるなども試しているが食べてくれない
嫁とどうしようかと話しになって
掛かり付けのドクターの言うように1週間様子を見るか
セカンドオピニオンで行った猫専門病院、その後で行った世田谷の病院へ連れて行くか
はたまたそれ以外の初めての病院へ行くか
ただ、嫁は医者との相性の良し悪しがはっきりしているので難しいところ
掛かりつけ以外に連れて行くことに難色を示した。
嫁としてはわんこも定期健診しているので掛かり付け病院の担当医との関係を悪化させたくないというのもあるだろう
自分としてはこのまま放っておいて食べなければどんどん衰弱するだろうしそれで死んでしまうことは避けたい、とりあえず他の医者に診せたいと考えたがその場は「あなたに任せます」と飲み込んでしまった。
その後自分なりにずっと考えていて
嫁に黙って連れて行こうと決めた
10/16日 早起きして身支度し
世田谷の病院の診察券を探すがどこにも無い
まいった!
仕方なく寝ている嫁に診察券どこ?と聞くと
私も行くと言う
身支度していて
どうせ行くなら千葉の病院に連れて行こうと
そこはうちのわんこたちを譲り受けたところ
以前はジャックの繁殖もしていた。
(やめた今でも15頭居るらしいが)
そこのドクターは信頼できるという
ささっと支度して出発

首都高〜東関道〜京葉道路〜貝塚ICで降りてすぐのところに病院はある
これまでの検査結果を見せて
いきさつをすべて話して
ドクターが首をかしげている
最初の血液検査から1ヶ月以上時間が経っているので再度検査しましょうと
結果を見てびっくり腎臓の値が大幅に超えていて
急性腎不全状態
「食べないのあたりまえだよ」と
急遽ビタミン剤の点滴
「3日連続でやりたいけど、遠いから事情を話して地元の病院へ引き継ぐ?」と聞かれたが
「毎日来ますからお願いします。」と
距離や道路代など関係ない、信用できるところで処置してもらいたい
帰り道、掛かり付けに連れて行けばよかったじゃないかと言われたが
自分も普段よく言ってることだが
人によってアプローチは違うもの
自分で幾らやっても直らないものが、他人やショップで見てもらって直ることもある
私らプロでも決して無い訳ではないこれまでの経験から考え方が偏りがちになることもあり
初めての臨床の場合手間取ることもありえる
10/17 2日目千葉市の病院で点滴

帰ってきても相変わらず何も食べてくれない
ふくちゃんはもうガリガリ

立たせてあげれば自立して水は飲める
しかし、トイレは介助が必要
寝床でお漏らしも..
10/18 3日目千葉市の病院で点滴

ドクターにまったく変わらないことを告げる
点滴を続けるとのことで
もし可能なら自宅で出来ますがと提言
というのもごんちゃん、おひめちゃんともども自宅で点滴の皮下注射をしていてすでに慣れている
ドクターも「そのほうが良いでしょう」と
(往復する時間、道路代やふくちゃんのストレスを考えてだろう)
さらに「強制給餌はどうでしょう?」と聞くと
「ぜひやってください」という
なんだぁ、やってよければもっと早くやったのに〜
帰ってきて嫁が「エネルギーちゅーる」なるものがあるという
カロリーが倍でタウリン入りだそうだ
しかし一般市販してなく動物病院用とのこと
試しにアマゾンで検索.....「無い」
ダメもとでヤフオク........「あるじゃん!」

早速落札
10/20 朝トイレでおしっこをさせて、水を飲ませようとしたらもう自立できないほど衰弱している
強制給餌は何回かに分けて与えるが嫌がると終わりなので量があまりにも少ない
エネルギーちゅーるはまだ届かないし...
ヨンフォアミーティングまでもう1週間になる
宿も予約してある
ふくちゃんの状況次第ではドタキャンもありえる
14時になって出勤してきた嫁と会議
しばらくして嫁が行動に移した
調べたら今日なら掛かり付けの病院で担当医も居る
即、電話して
「誰でも良いからすぐに診てくれ」と伝え
「まずは血液検査してくれ」と言ってくるよと
家に帰りふくちゃんと病院へ
店主は接客中で嫁にすべてを任せた
掛かり付けの病院は週末になると大混雑
それでも担当医が診てくれて
血液検査の結果はやはり腎臓の値がぶっちぎり
「膵炎に気をとられて気が回りませんでした」と
「おいおい!!」
「早く血液検査すればよかったですね」ですって
聞けば腎臓の数値は一日でぐいっと上がることもあるという
なぜか担当医はいつも検査をしたがらない
店主がケチだと思われている???
おひめちゃんのときに膀胱の腫瘍で手術を提案されたが
「高齢だから自然に任せる」と云ったのを覚えているのか?
なんかここのところうまく噛み合っていなかったのは事実
嫁はずばり聞いたらしい
「もう諦めたほうが良いのか?大丈夫なのか?ダメなら病院ではなく家で最後を迎えさせたい」
ドクター曰く
「目力があるので大丈夫でしょう」と
結果、1週間〜10日の入院となった。
3日おきに血液検査も実施するという
自分たちでは強制給餌もうまく出来ないから
後は任せるしかないでしょう
セカンド、サード、フォースオピニオンまで行って
最後に掛かり付けに戻ったのは
24時間対応の病院で必ず人が居るということ
嫁としてはこれが一番の決定打のようだ
もちろんそれだけのことをすれば費用もそれなりにかかるがお金の問題じゃない
お金はバリバリ働けばよいが
ふくちゃんは代わりがいません
だって家族ですから
これからペットを迎えようとお考えの読者さん
こういうこともあるということを念頭において迎え入れてください