塩畑家の15歳になる猫「なぁちゃん※(正式名こじろう)」
※「なぁなぁ」鳴きながらまとわりつくことから勝手に呼んでいる
掛かりつけの病院からの皮下補液と総合栄養食ちゅーるでなんとかしのいで

予約日の昨日、埼玉県川口市にある高度医療動物病院「どうぶつの総合病院」へ行ってきた。

このご時世ですから順番まで駐車場の車内で待機
みてると埼玉県内ナンバーはもちろん栃木県ナンバーなど遠方からも来ていることがわかる
ここは紹介が無いと診てもらえないので皆よっぽどの状況で来ているのだろう
レントゲンなどの診断の結果、肺の影(腫瘍の可能性)、足の麻痺は神経的なもので脊髄の可能性があると、詳しくはMRI、CTでの診断が必要とのこと
ドクターからの説明で
全身麻酔になるが高齢なのでリスクがあること
医療費が高額になること(20万くらい)
どうしますか?の問いに「はい」「YES」しかありません
掛かりつけ医からMRIじゃないとわからないだろうと云われて紹介されていたので腹はくくっています。
そのために積み立てをしていたわけですから
もちろん自然に任せる選択肢もありますが
15年一緒に暮らしてきた家族ですからやれることはやってあげたい
運がよく翌日の今日MRI,CTの予約が取れたのでこれから預けに行きます。
昨夜は久々に腕枕で寝てくれた(店主が寝落ちするまで)、万一のことが有っても後悔は無い
「なぁちゃん頑張れ」
ちなみにここの病院には神経科の有名なドクターが在籍している、ウチの担当は別のドクターだったが話を聞いていて神経科専門のドクターだけに分かりやすい
妻と話していたのが「ふくちゃんも早いうちにここに連れてくれば違ったかな」と
ダラダラと治療を続けるより早いうちに高度医療病院を紹介してもらうのも方法かもしれませんね
夕方、結果を聞くのとなぁちゃんの引き取りにどうぶつの総合病院へ行ってきた。
結果は肺の影はほぼ肺がん確定
本来、針を通して組織を取って調べれば確実なのだが腫瘍の真ん中に空気が通ていてそこに針を通すと気胸になってしまう確率が高く断念
CT画像からの判断
肝心な足の麻痺の原因が特定された
MRI画像で脊椎に腫瘍があるのがはっきりと分かった
これが足の麻痺、食欲不振の原因と思われる
問題が肺からの転移かリンパ腫か
リンパ腫であれば治療は可能だという
ただし転移の場合はての施しようは無いという
髄液を採取して検査に出して結果が出ればどちらか分かる
痛み止めを処方してもらったので少しは楽になるのかな
今回のCT、MRI画像診断で約28万円
この先髄液の結果が出て精密検査のために手術をする場合は約40万円
動物を飼うということはこういうこともあり責任を持たないといけないということ
先にも書いたが緩和ケアで自然に任せるのも一つの選択
愛猫、愛犬にとってどうしてあげたほうが良いのか考えなくちゃいけないが
無理をして飼い主側の生活が破綻してもいけない
見越してペット保険に入っておくのも方法です
うちは歴代動物を飼い続けていましたから積み立てという方法である程度貯えがありましたが手術まで行くと足が出てしまう...でもその分働けばOK!
これから動物を飼う場合、人間と違って保険がきかないこと
いきなり高額な費用が必要になることが有るということも考えて飼って欲しい
「かわいい」だけじゃダメ、責任をもって一生面倒をみなくてはいけない
ふくちゃんの時もそうですが
「あれ?ごはん食べないな」と思ったら進行はあっという間
悠長に考えている暇はない、早い決断が必要になります。
治療費は掛かりましたが連れてきて良かったと思いました。
自分なんかもそうですが症状が出ていない、不具合箇所がわからない場合どうにもなりません不具合箇所が分かってきちんと処置が出来るというもの
今回対応してくれたドクターは人の話をちゃんと聞いてくれて、質問にはきちんと答える
説明も非常にわかりやすく、最悪の事態を想定し説明してくれる
ふくちゃんの時は何オピニオン回ったかわすれたがその間に進行させてしまった。
最初のドクターが高度医療センターを紹介してくれれば違ったんだろうなと
何度も何度も妻が話しています。
参考
どうぶつの総合病院
ここは掛かりつけ医の紹介が無いと診てもらえません