大阪より自走でお越しになった車検依頼のCB350F
関東にお住いの頃から面倒を見ている車両

エアクリーナーが要交換、8732km走行

エアクリーナーの汚れ方は走っている所の環境で変わってきます。
ハーネスがぶらんとしてるのは気になるのでまとめます

リピーター車両なので大きな問題も無く作業は完了
次の車検車両はCB400F
バッテリーに不安があるということで自走は断念しレッカーで持ち込まれた

付いていたバッテリーは台湾ユアサの約2年もの
フル充電して

端子電圧を計測

13Vは出ていますが
バッテリーテスターで負荷を掛けると....

あっという間に放電
終わっています。
お客様持ち込みのバッテリーは同じ台湾ユアサ製
セットアップして補充電(持ち込みは有料となります。)
フル充電後に端子電圧測定

12.8V
バッテリーテスターでは

グリーンの位置
依頼事項は持ち込みパーツの交換

メインスタンドスプリング
サイドスタンドスプリング
リアブレーキスイッチ
同スプリング
メインスタンドスプリングの交換にはマフラー、メインスタンドの脱着が必要
こんなツールで引っ張って交換できるものでもありません

マフラーを外すのでストッパーが無くなるので後付けのものを装着して作業
っていうかピボットシャフトが逆に組まれている

左から刺してあるが、正規は右からです。

お客様に確認を取る
「ピボットシャフトが逆組みされているが、意図的なものなのか?
正規の組み方に変更しますか?」と
組むときに何も考えずに組んでしまったのか?
メンテナンスするのにいちいちマフラーを外さなくて良いように意図的に逆組みしたのか?
確認しないと進められない
後にお客様から連絡が来て
知らない間に逆に組まれていたので正規に組んで欲しいとのこと
外してみると薄っすらグリスっ気は残っており錆は出ていない

きれいにふき取り、新しいグリスをふんだんに塗って組みます。
(余分は後で拭き取ればよいこと)

青いグリスはオメガの#57
ちなみにこの作業は慣れていない場合は
必ず誰かに手伝ってもらうこと
一人がスタンドを持って〜引っ張っているうちに
もう一人が穴を合わせてシャフトを挿入
といった感じです。
組み付け完了
リアブレーキスイッチスプリングの交換は右ステップ、ブレーキペダルを外して
ブレーキペダルシャフトをフリーにしないと交換できない
せっかくなのでシャフトを抜いてグリスの塗り替え
サイドスタンドはメインスタンドプリングほどバネが強くないので専用ツールで楽々
お客様の依頼によりIGコイルリレーハーネスの取り付け
バッテリーが終わっていたこともありセルが回るがエンジンが掛からなかった(キックなら1発)
セルモーターに電気を喰われ火花が弱い(飛ばない)
バッテリーをフル充電し車両に装着
バッテリー端子電圧12.7V
IGコイルの黒/白線で11.6V
セルを回すと10V(元のバッテリーならもっと低かっただろう)
アイドリング:11V
2000rpm:12V
3000rpm:13V
リレーハーネスを組むと
IGコイルの黒/白線で12.4V
セルを回すと11.1V
アイドリング:12V
2000rpm:13V
3000rpm:14V
IGコイルに供給される電気がバッテリーから直接なので全体的に電圧が上がる
車検もすんなり通り
今日引き取りに来ました。
今週分の車検車両がお客様の自家用車で積載で到着
(積まれている所を撮りたかったが接客中でダメだった)
その車とは.....

HONDA N VAN
雑誌などでは見ていたが、いざ現車を見たらびっくり
ピラーレスなんですね〜

助手席、セカンドシートを畳むと真っ平なのがエグイですね
フックの数の多さ!!

ハイエースでさえ荷室の4隅のみ
また、この木のパネルはアフターパーツで売られているとのこと
さらに驚いたのは壁面のネジ穴

数多くのネジ穴があり、黒いグロメットでふさがっていて
好きなところを自由に使える
さすがHONDAさん!!
お客様のCB400FはF1ハンドル、ミラーを外さずに載せることが出来る

F2ハンドルならミラーを外せばOKじゃん
バイクの車庫代わりに使用することもできるか
キャンプにも最高かもしれませんね
使い勝手良いですね〜〜
ただしレーサーなどフロントカウル付きはドアミラーが見えなくなるので要注意だそうです。
店主は最近じゃハイエースもぶつけてばかり
日産のNV200かはたまた経費の安いN-VANか!!?