22日(日)ブルーインパルスのパラリンピック開会式飛行展示の予行が今日行われることが昨日の航空自衛隊HPにて告知された。
先月のオリンピック開会式の飛行展示の予行は知らなかったため昼時ファミリーレストランの順番待ちをしている中、車を停めて車外に出た嫁が真上を通過するのをも目撃
本番は以前にも書いたようにホームセンター屋上から見たがあまりにも遠かった。
この時は告知された飛行ルート通りに飛んでいた。
今回の告知は

地図上でおおよそのルートを割り出し
二つの飛行ルートが交差する荒川土手の江北橋上流へ
目指すポイントは車、バイクじゃ侵入できないところなのでくそ暑い中自転車で向かった。

荒川と隅田川に挟まれたこの場所は涼しいかと思いきや涼しいのは日陰だけで日向は猛暑
考えることは皆同じで土手両岸は人で一杯
時間になり空を見ていると、皆が明後日の方向を指さしている
えぇ〜〜っ全然外れている
2回目の通過も遠い

この飛行ルートって前回のルートじゃん(怒)
汗だくになり店に戻ると嫁が
「ブルー、真上通ったよ!店の屋上からなら良く見えたんじゃん」とのこと
_| ̄|○
久々に良い運動になりました。(幾分痩せたか?(笑))
明後日の本番は店の屋上からだな
昨日の土曜日の予約修理は
車両購入後調子が悪くほとんど乗れずに1年経ってしまったというCB400F
(最近そんな話が多いな)
メインスイッチをONにするとインジケーターはぼや〜〜んと暗い

バッテリー点火なのでバッテリーが弱ければ調子も出ない
バッテリーを見ると良く分からないメーカー製(怪しい)
店のテスト用バッテリーに交換しようとすると
ブリーザーホースも付いていない(存在しない!)

バッテリーバンドも存在しない!
画像見て分かるようにヒンジがレクチの後ろでプラプラ
交換してさぁ復活

ところがエンジンを掛けようにも火が入らない
タイミングライトで確認するも#1しか反応が無い
プラグを外して確認すると#1以外は火が飛ばない
テスト用のプラグに交換してエンジンは掛かった
同調が狂ってるだろうバランスが悪い
アクセルに付いてこないのでキャブがダメダメ
まずは点火時期を確認
#1.4からポイント調整を始めるがタイミングライトで確認するも点火時期が変わらない!?何?何?
エアチャンバー下のポイントの配線の接続部を確認するとが逆に接続してある

ってことは....スパークアドバンサーのカムの誤組み

カムのケガキ線が#2.3側を向かないといけないのに#1.4側を向いている
ポイントが逆転しているということ
せっかくなので軸をグリスUPして組みなおし

無事点火時期の調整が出来た
次にキャブレターの同調調整
アダプターを付けようとしたら
ステンレスのボルトとワッシャー

もしもし、ここはシールワッシャーを使わないと二次エアーを吸ってしまいますよ
純正はアルミワッシャーが使われている
エンジンは混合気が濃ければかぶるだけだが、二次エアーを吸ったりで薄くなれば壊れてしまう
だからこそインシュレーターマニホールドのクラックにも神経質になる
同調は案の定バラバラ

そりゃぁガタガタうるさいわけだ
同調を合わせたが調子はイマイチ
エアクリーナーも完全に終了していたのでテスト品に交換し
バッテリーもすぐ上がるということで
テスターで充電量を確認するとアクセルをスナップしても数値が全く変動しない
「まったく発電していないですよ!」
バッテリーの電気だけでエンジンが掛かっているだけですね
レクチファイヤーは社外ICレギュレートレクトファイヤーが付いていて
配線の接続状況を確認するのに左サイドカバーを外しと
ICレギュレートレクトファイヤーからの配線がプラプラ

これ、金属部分に接触するとショートしてレクチ壊れるでしょう
ひどいなぁ
所有者に確認すると買ったときからとのこと
メインハーネスに接続し充電量を測定すると
ライトOFFではそこそこ出ているが
ライト点けると少なく夜間走行には不安がある
とりあえず乗れる状態にしたので試乗してみる
発進時のもたつきが酷くジェットニードルの摩耗を確信
また、クラッチが滑り始めている
戻ってきて作業の提案
お預かりしてすべての作業を行うことは無理なので
1日で出来ることを考える
クラッチのO/H
クラッチケーブルの給油(重い)
キャブレターを預かるため代替品に交換
クラッチレバースイッチ不在のため装着

オーバーフローチューブ不在のため装着

漏れたガソリンの色素がエンジンカバーを染めてしまう
お客様は近所の方なので一旦お帰りになり夕方に引き取りに来てもらうことにした
聞けばショップで結構良い値段で買っているようだが酷いな
フロントフォークはオイルにじみ、ダストシールも割れている
ボルトは脱落していないし
チェンジアームが逆向き
今回は出来るところだけやりましょう
まずはクラッチから
クラッチカバーを開けると青い液状ガスケットがはみ出ている

エンジンを割ったことが確実に1回はあるということ
ニュートラルストッパーアームの偏心具合、シフトドラムセンターの減り具合で走行が多いかどうかが分かるというもの
ロックナットはマイナスドライバーで脱着が行われたようで酷い有様
セカンダリードライブギアのボルトも外す
ネジ緩み止めが付着しているのでエンジンを割ったときに塗布されたものだろう
分かっている人が組んだのだろう

もちろん緩み止めの塗布もあるが、外したほうがオイルストーンを掛けやすい
ところがドリブンギアにダメージがある
以前、スプラインを合わせず山と山が合った状態で締めたのだろう
潰れめくれがありすんなり入らない

先の画像でも分かるように当たりの痕跡を見るとカラーが当たっていただろうこの面を外向きに組んであったのだろう
ちゃんとした向きで組みたいのでダイヤモンド平やすりで修正
ノックピンも交換
まだ、早い段階なのでクラッチプレートは焼けていおらずそのまま使います

歪も無し
今回の交換部品
ボルト、ビスも塗られているがオイルシールもしっかり塗られている

外したついでに交換しましょう
クラッチケーブルアジャストボルトが固着しており
カバー単体では力掛けられないので組んでから対処、ヒートガンで温めて

浸透潤滑剤を塗布して叩きショックを与え
ソケットで緩める

がビクともしない
このボルトは中空なので無理は出来ない(折れやすい)
何度か繰り返してこれ以上やると確実に折れて二次災害を引き起こしそうなので
左スイッチ側だけで調整するようにしましょう
クラッチが重いというので潤滑する予定でしたが
インナーケーブルが錆びているので交換することにした
引取りまで時間はあるし、発電不良のチェック
テスト用のダイナモに交換、数値は変わらずライト点けると足りない
FOUR ONEさんのダイナモに交換

これなら低回転でも発電量は充分だし夜間も安心
ただ、所有者は夜はほぼ乗らないという
ツーリングに出て帰りに暗くなる程度か
ヘッドライトをLED化して消費を抑えるのも安上がりで良いかもですね
安価で車検対応を謳うバルブも出始めました

自家用車がボチボチ車検なので装着して陸事持ち込みしてみましょう
問題なく通ればネットショップでも販売しましょう
メインハーネス、スイッチハーネスの取り回しもめちゃくちゃ

ブレーキホースはクラックあり

何回かに分けて作業しましょう