月曜に飼い猫に指を噛まれ
火曜、水曜、今日木曜と毎日病院通いで診断+抗生剤の点滴
もちろん明日も行くことになっているが
腫れが引くまで点滴が続くようだ
毎日午前中が病院滞在で潰れるのが辛いところ
まぁ普段日中に30分も横になるなんてことは無いし
良い骨休みと思うしかないですね
今日ドクターに聞いたんです
「今まで散々噛まれてこんなことになることは無かったのですが?」
「歳とともに免疫も低下するからねぇ」
あと数か月で還暦だし仕方ないか......._| ̄|○
さて、今回はNetShopのお客様からメールでの問い合わせ
「いつもお世話になっておりますXX市のXXです。
現在2台のCB400Fをレストア中です。うち1台がプラグに火が飛んだり飛ばなかったりでいくつか考えつくところをやってみたんですが…
@イグニッションコイルに12vが行ったり行かなかったりします(写真のテストで点滅したり、しなかったり日によって変わる)
Aポイントは今日改めて0.4mmに調整しましたが昨日まではエンジン掛かってました。
伝送系何かが原因かと思うのですが後は何を点検又は交換してみれば宜しいかご教授頂ければ幸いです。」
まず調子悪くなった直前に
何か作業してないか?、または部品交換していないか?
YESであれば作業した箇所、交換部品の見直し
問題はNOの場合
何もしていないのにいきなり壊れた場合
今回の話では「プラグに火が飛んだり飛ばなかったり」
これが#1と#4、または#2と#3とコイル単位で症状が出てるならコイルを含めてそれ以前の問題(ハーネスやポイント周り)
#1だけ不調で#4は大丈夫とか片方だけであればハイテンションコードを含めた先(プラグキャップ、プラグ)
このように判断する
前者のコイル単位で調子が悪い場合、ハイテンションコードが外れる社外コイルなら左右でコイルを入れ替え不調箇所が逆転すればコイルがNG
純正のコイルはコード長が違いすぎるので入れ替えると届かなくエンジン始動は出来ない
プラグキャップにプラグを付けてセルを回して失火が分かる程度なら
コイルは外さずに青と黄色のギボシを差し替えれば逆転するので分かるだろう
コイルが大丈夫そうならポイントのコードをエンジン後部のメインハーネス接続部から外してコイルに直結すればメインハーネスか否かが分かり
ポイントの#1/4側か#2/3側かの簡単な判断はポイントカムを180度変えて(一度抜いて180度回して入れる)
コードを青/黄色差し替えれば向かって左のポイントが#2/3,右が#1/4となる
ポイント、コンデンサが不調ならこれで不具合が逆転する
さらっと書いてみたが何言ってるのかチンプンカンプンの場合はショップに依頼したほうが確実
ある程度メカが分かる人なら理解できると思う
今回の場合は質問者はもう一台所有しているという
それであれば話は簡単だ
部品を1個ずつ交換していって直ればその交換した部品ということ
くれぐれも言うが必ず1つずつ交換し始動テストを行うこと
今回の場合なら
コイルを交換
変わらなければコンタクトブレーカーASSYの交換
質問でポイントギャップを0.4とあるがエンジンの掛かりが悪い場合はギャップは二の次で点火時期だけを考えエンジンを掛けること
エンジンが掛かるようになったらそこからギャップを詰めて行けば良いのだが
思うようにギャップを合わせられない場合もある
メーカー指定の範囲内に収まらなければ調子が良いより近いところを探ればよいだろう
2台持ってる場合は電気系の不調の場合は助かります
交換して診断が出来早く原因特定が可能です。
マニュアルみてテスター片手に数値で追っかけてもなかなか難しいと思います。
そんなんで当店でも
テスト用の電気は一通り持つようにしています
純正ポイント、純正コイル、ダイナS、ダイナ2000、ダイナコイル、ウオタニパワーコイルキット、同フルパワーキット
なるべく時間を掛けないようにしたいですからね
最近、NetShopの問い合わせでヨンフォアのクランクベアリング(メタル)、コンロッドベアリング(メタル)の選択が分からないと問い合わせがあり
ベアリング(メタル)の裏側の番号を読みだしたので
「それは関係ないです、パーツリスト、マニュアルに出ていますよ」というと
「持っていない」という
エンジン全バラ作業するのにトルク値や計測寸法、使用限度などどうするんだろう
当店では常々言っていますが
技術相談で
「パーツリスト、サービスマニュアルに出ていることには返答しません」
ただ乗るだけの人でも持っていて欲しいのに、作業するのに無いとは何事か!
聞くだけタダ的な質問はお断りしております。
手に入らないならまだしも復刻版でいろんなお店で売っていますからね
整備データーを無視して組んで壊したら高いものにつきますね