今日は予告していた鯨食堂ツーリング
参加者は今日車検車両を預けに来たお客様が1名のみ
先週と2週続けてですし、鯨寿司食べた後ですから
少ないのは仕方の無いこと
そこで、帰りは電車で帰るとのことなので
今日は車で鯨食堂へ
やはり第一土曜日は定例なので混みますね
2人分空いていた壁際の席に座り、横の人を見ると
「XXさん?」
見間違えるはずが有りません
ホンダSFに入社して初めて手取り足取り教わった先輩が横に居るじゃないですか
30年ぶりの対面です。

すでにリタイヤされていますが
誰が何処に居る、どうなったなんていう
情報交換や昔話に花が咲き
お客様放ったらかし申し訳ないことをしました。
思えば当時
通学が面倒なので近所の工業高校電気科に入り
16歳で原付免許を取り(ウチの学校は「3ナイ」は無かった)
ホンダXE50に乗り
そこからバイク三昧の始まり
河川敷でモトクロス(ごっこ)したり
回りが団地だらけだったので乗っていない車両があると
安く買ってきて直して雑誌の売買欄で売ってたり
(79年後半〜80年代の売買欄を見ると結構載ってますよ)
高校生の頃から分解組み立て、カスタムを行っていた。
今思えば何故機械科に行かなかったかなぁ
そんなんで就職もホンダ以外考えられなくて
求人票を取り寄せてもらい
晴れてホンダSFに入社
配属先はこれまた近所のホンダSF北工場(北区王子)
ただし、入社後3ヶ月間は新入社員研修で製作所での実務体験が行われる。
私の入社年は鈴鹿製作所
入社式もこちらで、更にワークスーツで!
(おなじみのSFマーク入りの白つなぎ&黄色帽子)

これは3ヶ月暮らした国府独身寮にて
今では考えられないヘアスタイルにサングラス(笑)
こんなのを「いきっている」っていうのかしら(爆)
配属先は四輪の下地塗装の仕上げ
カチオン電着塗装され釜から出て来たアクティ(バン/トラック)の
塗装表面の凸の修正、バリスターの発見
なにせチンチンに暑い部署でした。
ただ、この研修期間に貴重な体験が出来ました。
全日本モトクロス 鈴鹿大会の見学
A250ウイナーの杉尾選手と

この頃からサムUPかい!
また6月に行われた
鈴鹿200kmロードレースでは
ホンダNR500の初勝利を直接観戦する事が出来たこと
今みたいにデジカメの無かった時代
画像が豊富に残っていません(残念)
研修期間が終わり、各自おのおのの配属先に戻るわけですが
当時の慣例でジョブローテーションというシステムがあり
いろんな職場を体験することになる
まず、四輪部門で主に車検整備
そのときの先輩に鯨食堂でばったり。
数ヵ月後、
次は部品部門
ここで部品に関する知識を習得します。
その後、晴れて二輪部門へ
すでにそのときにはプライベートではバイク三昧のままですから
いきなりCBX400Fのエンジン分解修理を任された。
また、今でも親交のあるレーシングチームハニービーのオートショップスガハラさんも近所で
仕事が終わってからエンジン組みのアルバイト
たしかVF400Fのエンジンが多かったと思いました。
その頃のVF400F4耐レーサーは後年私の手元へ

ワールドワイドで探していたヘッドガスケットもイタリアからGET出来たので
レストアに着手して動態保存したいですね。
84、85年の鈴鹿4時間耐久のウイナー、
直接見に行ってたおじさんたちには懐かしい車両ではないでしょうか
85年は私も見に行っていました。
この車両だけエキゾーストノートが他のVFと違い、ギアトレインではないのか?と噂まで流れた程です。