2010/6/30
6月稽古場C 稽古【洗心会】
先日 お弟子さんから
昨年6月に逝去された木村宗匠の
お好みであった三丘園のお茶を頂戴しました。
今日の研究会では そのお茶を茶入れに入れて
茶通箱のお稽古をいたしました。
この稽古は 箱の扱いに特徴がありますけれども
大切なことは そのような点前云々よりも
客と亭主のやりとり 心遣いにこそあると感じます。
しかし この心遣いは
なにもお茶という限られた世界だけのものではありません。
例えば 普段 友人や知人を自宅に招いた時などに
お客様が ケーキや果物、また珍しい手土産を
ご持参くださることがあります。
そんな折 そのような到来の品を
とっておきのお皿などに盛ってテーブルに出し
一緒にいただきながら
お客様との和やかなひとときを楽しむようなことは
誰しも経験があるのではないでしょうか。
茶通箱の≪心≫は
日常のそのような場面にも
通ずるものではないかと
私は思っています。

『山水有清音』
(山水に清音有り)
前大徳泰道叟

茶通箱

水無月 鼓月製

2010/6/20
第27回北山茶会 茶会

『松風供一啜』 (松風にいってつを供う)
東大寺道善師
昨年の6月
尊敬していた二人の師匠が
旅立たれました。
木村宗匠
そして
桝本先生
今日は
お二人の御霊に
お茶を供えさせていただきました。

北山茶会を始めて
早いもので
六年目となりました。
今日も
13名の方々が
足を運んでくださいました。
ありがとうございました。


2010/6/16
6月稽古場B 稽古【洗心会】


『山是山水是水』 (山は是れ山 水は是れ水) 前大徳紹尚師
あるがままを
あるがままとして
受け入れる
私に
なりたいです

紫陽花 有馬籠

5月よりお稽古を始めた方が
割り稽古をしています。
今日は、服紗さばきの復習と
茶筅とおしと茶筅すすぎのお稽古をしました。
来月は、茶巾の扱いを練習します。

姫ゆり 鼓月製

2010/6/9
6月稽古場A 稽古【洗心会】

『雲悠々 水潺々』
(雲ゆうゆう 水せんせん)
前大徳一甫師
雲のように悠々と
水のようにさらさらと
こだわりなく
無心に
誰もがそう生きたいと思う
でも
そうなれない自分がいる
せめて
心の中で
思ってみよう
そして
言ってみる
≪雲悠々 水潺々≫
まずは
私の目の前にあること
それを
今
やってみよう
こだわりなく
無心に
雲のように
水のように

山あじさい 都忘れ
さざえ籠

丸卓 濃茶

薔薇(そうび) 鼓月製

2010/6/2
6月稽古場@ 稽古【洗心会】

『竹有上下節』 前大徳積應叟

都忘れ 柏葉紫陽花
花入 保津川びく籠

丸卓 薄茶点前

主菓子 鵜かがり 鼓月製

干菓子 和賀江島 琥珀
