2012/1/26
1月稽古場 4 稽古
今日も冷たい一日
ここ枚方でも
風花が舞っていたようです
炉中の
赤く静かに燃える火が
身と心を温めます

『紅炉一点雪』
前大徳紹尚師
赤々と燃える炭火に
舞い落ちる
ひとひらの雪
何の音もたてず
あとかたもなく消える・・・
人の一生も
宇宙の時間からすれば
そんな雪の消えるまでのできごとかもしれません
それならば
今生きている
この一瞬を
精いっぱい楽しまなければ・・・

茶筅飾

主菓子 捻梅 鼓月製

干菓子 越の初芽 錦梅堂製

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2012/1/25
1月稽古場 3 稽古
今日も 底冷えのする寒い一日
筒茶碗のお稽古をしていただきました
今日はTちゃん(7歳)のお友達Iちゃんが
お母様とご一緒にお稽古の見学に来られました
正座をして
Tちゃんの所作をじっと見ていたIちゃんでしたが
帰る頃には
お母様の腕にしがみついて
小さな声で「やりたい・・・」と
来月からは
可愛いお二人が 揃ってお稽古に来られることになりました

『白鶴宿老松』
前大徳積應叟

高麗卓 筒茶碗

主菓子 水仙花 鼓月製

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2012/1/18
静かな初稽古 他会記
今日は
私が通っている稽古場の
今年初めての稽古日でした
先生は
昨年ご母堂様を亡くされ喪に服しておられるため
今年は初釜ではなく
初稽古という形で行われました
例年通り
濃茶のお道具は先生がお持ち下さり
濃茶点前をして下さいました
掛物は
啐啄斎が年の初めに描かれたという
梅の枝と月の画
花有清香
月有陰
という賛が添えられていました
後座の花入れは
ごま竹 筒
紅白の椿が
控えめに初稽古の歓びを表していました
茶入は
なで肩の肩衝
備前でした
茶碗は
かせた煉瓦色の
あの無一物を思わせるような
わびた赤楽
銘は「猩々」
江戸時代のものでした
茶杓の銘は
「むら時雨」
また
福引の当り籤は
仁 義 礼 智 信
でした
喪中でありながら
私たち社中の者をもてなしてくださり
また
こういう静かな道具の組み方を
お教え下さった先生に
心深く感謝申し上げます

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私が通っている稽古場の
今年初めての稽古日でした
先生は
昨年ご母堂様を亡くされ喪に服しておられるため
今年は初釜ではなく
初稽古という形で行われました
例年通り
濃茶のお道具は先生がお持ち下さり
濃茶点前をして下さいました
掛物は
啐啄斎が年の初めに描かれたという
梅の枝と月の画
花有清香
月有陰
という賛が添えられていました
後座の花入れは
ごま竹 筒
紅白の椿が
控えめに初稽古の歓びを表していました
茶入は
なで肩の肩衝
備前でした
茶碗は
かせた煉瓦色の
あの無一物を思わせるような
わびた赤楽
銘は「猩々」
江戸時代のものでした
茶杓の銘は
「むら時雨」
また
福引の当り籤は
仁 義 礼 智 信
でした
喪中でありながら
私たち社中の者をもてなしてくださり
また
こういう静かな道具の組み方を
お教え下さった先生に
心深く感謝申し上げます

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2012/1/12
1月稽古場 2 稽古
今日はこの冬一番の寒さとか
部屋の中にいても
手がかじかんできます
鏡開きも過ぎ
徐々に通常の生活が戻りつつ
初釜の道具も
だいぶん片付いてまいりました

『福聚海無量』
前大徳紹尚師
福徳が海のごとく広大かつ無限に聚集(じゅしゅう)
つまり集まっていること
観音経にある
観世音菩薩の衆生救済の力が無限であるという教え
(参考「茶席の禅語大辞典」)

長板 薄茶

主菓子 昇り龍 鼓月製

干菓子 末富製

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2012/1/11
1月稽古場 1 稽古
今日は 初釜の後礼のお電話を受けては
昨日の余韻に浸りつつ
道具の後片つけなどをして過ごしました
夕方からは
昨日の初釜には出席されなかったお弟子さん方が
お稽古に来られました
跡見の茶というわけでもありませんが
昨日の点前道具を使って
お薄一服飲んでいただきました



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