ようこそ、お入りを・・・。

2012/6/29

6月稽古場 6  稽古

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『清流無間断』
大徳寺黄梅院 太玄師

「花が散ってくれば花を
紅葉が散ってくれば紅葉を浮かべつつ
しかも それに執着せず
無心に流れる清流のように
念念正念で生きたいものである」

(『新版一行物〜禅語の茶掛〜』より)


十数年前
東寺の故三浦俊良先生の講演を聞いて
とても印象に残った言葉があります

手帳にメモをして帰り
それ以降 現在にいたるまで
折に触れ 思い出して
心の杖としている言葉です



歩み寄る人には
安らぎを

訪れる人には
ほほえみを

去りゆく人には
幸せを



これからもずっと
この言葉を心に留め

絶え間なく流れる清流のように
心を濁らせることなく
清らかに無心に
生きていきたいものと
願っています


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今日の研究会では
茶通箱 後炭 花月のお稽古をしていただきました

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主菓子 水無月 鼓月製

今年も暑い夏を乗り切り
一年の後半を
健やかにお過ごしくださいますよう

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干菓子 加賀志きし うちわ煎餅 加藤晧陽堂製 


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2012/6/28

習い始めた頃の2冊の本  座右の書

(左)「新編表千家茶の湯」主婦の友社
即中斎千宗左著

(右)(下)「表千家茶道十二ヶ月」日本放送出版協会
千宗左著

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十代後半
茶道を習い始めた頃
お稽古の復習のために買い求めた二冊の本です

そこには
当時の私にとっては見たこともないようなお稽古や
お茶事のことなども書かれていて
それらの写真を眺めながら
お茶の世界の深さとその道の遠さを
おぼろげに感じていました


「表千家茶道十二ヶ月」より
十三代家元即中斎宗匠のお言葉を
抜粋し紹介させていただきます


「近頃は われわれの心のふるさとともいうべき
古典的な芸能のすべてにわたって
いきいきとした動きがみられ
人々の心に 大きな憩いを与えています(中略)

近代化の足早い世の中にあって
暮らしの中の楽しみや心のやすらぎを
長い歴史を通して洗練され伝承されてきた
茶道の間に求めることができます」


「お茶の稽古の基本的は段階は
例えていえば
文章を書くために
文字を習うようなものといえましょう

文章を書くとは この場合 
茶事という(懐石を含む)お茶のもてなしで
主客が語り合うことです

この茶事の楽しみのために
色々と稽古を積むのであり
文章のために
文字や言葉は豊かで美しいのがよいのと同じく
基本の稽古は
できるだけ正確に
また多種なものを要求されるわけです」





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2012/6/27

6月稽古場 5  稽古

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今日の花入は
方円籠を使いました

即中斎宗匠の好まれた置籠花入で
口の部分が丸く 底は四角に編まれています

「水は方円の器に随い 人は善悪の友による」
と申しますが

誰しも
自分の周りには
なるべく善き人々が集まって欲しいと願います

しかし

そのためには
自らの置かれた環境を嘆くのではなく

まずすべきことは
自分が
その求める善き人になるべく

努力を惜しまないことが
何よりも大切なのではないかと
私は思います


そうすることで
いつしか
自分の周りに
善き人々が自然に集まっている幸せに
気づくことができるのではないでしょうか

私は
この世には
そんな「引き寄せの法則」があると
信じています


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今日の小学生クラスのお稽古は
席入りと服紗さばき
それから
茶杓で棗からお茶をすくって
ご自分で点てて自服していただきました

今は
ゆっくりゆっくりと
お稽古を進めていますが

いつか
彼女たちが
点前座にすわって
お点前をする日を
私は楽しみにしています


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2012/6/26

6月稽古場 4  稽古

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『山水有清音』
前大徳泰道師

心に悲しみや怒りなど
ある時には
その音は 
あっても耳に入ってこないかもしれません


山水の清音が
聞こえてくる時

その時は きっと 
心も
清らかで 穏やかなのでしょうね



今日は
先日のお茶会で本歌を拝見した
桂籠を使ってみました

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ご出産と育児のため
しばらくお稽古を中断されていた方が
久方ぶりに濃茶点前をなさいました

お点前は
頭では忘れたかと思っていても
身体が覚えているものなのですね・・・

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主菓子 薔薇(そうび) 鼓月製


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干菓子 丸宝松風  正観寺丸宝製

昨日放映された 
”趣味Do楽 茶の湯 表千家 もてなしのために”で
お干菓子は「ざんぐり」と盛るようにという
お話がありました

京都言葉で
「大まかで風雅な趣のあるさま」を言うそうですが
それが いざやってみると
なかなか難しいものですね


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2012/6/25

『すらすら読める南方録』  座右の書
『すらすら読める南方録』   講談社

筒井紘一著

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『南方録』は
元禄三年 利休百年忌の年
筑前福岡藩の家老 立花実山によって「発見」された
利休の秘伝書として書かれた書物です

しかし現在では研究により
それは実際には利休の教えを直接書きとめた秘伝書ではなく
立花実山自身によってまとめられた茶書であるという見解に
落ち着いているそうです

とはいえ

「夏はいかにも涼しきやうに
冬はいかにもあたたかなるやうに」

「小座敷の道具は
よろず事たらぬがよし」

など

千利休の侘び茶の精神やその茶法を伝える書として
私たち現代の茶人に対しても
多くの指針を与え続けている書物です

この本では
原文のカタカナなはひらがなにあらためられ
漢字にはふりがながつけられていますので
とても読みやすくなっています

筒井紘一氏の現代語訳と解説も
大変わかりやすくまとめられていて
『南方録』を知るための
良い手引書となっています


以前 筒井氏とお目にかかる機会があり
その折に表紙裏にいただいた先生のサインが
私の宝物です

本のあとがきによりますと 

筒井先生は中学・高校時代を
福岡県飯塚市という所で過ごされたそうですが

通われていた中学校の近くにあった小高い丘から見えた
「鯰田」という村落が

『南方録』の筆者である立花実山が
晩年幽閉されていた場所であることを

後に 大学の卒論を書く時に知ることとなり
不思議な因縁を感じられたそうです


南方録の内容もさることながら
私には
この因縁がまたとても興味深く感じられました


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