2012/7/31
朝茶 稽古場の茶事

午前8時半 席入

蹲踞

「滝」
前大徳積応師

初炭

一汁ニ菜
汁 冬瓜 粉山椒
向付 笹鰈一夜干 おろし胡瓜 蓼
煮物椀 鱧入卵豆腐 三度豆 若布 青柚子

香の物

お客様が女性だけなので
二度目のお酒の代わりに
和歌山高野山のお水を
お出ししました

強肴 加茂茄子田楽

強肴 胡瓜 鱧皮 茗荷

吸物 タピオカ 針生姜

八寸 スモークサーモン 青唐

湯

主菓子 清流 鼓月製

後座の花 曜白朝顔 舞姿

濃茶

干菓子 夏の雲 亀屋良永製 貴船の彩 俵屋吉富製
濃茶の後は
続き薄にさせていただき
最後は
正客からのおすすめで
亭主も一服相伴させていただきました

2012/7/30
灰を押さえる 裏仕事
明日 朝茶をいたします
風炉の灰を押す時
今までは
風炉の周りを自分が
ぐるぐると移動しながら押していましたが・・・
以前 友人が
洋菓子用の回転ケーキ台の上に
風炉を置いていたのを思い出し
私も試してみました
重い風炉を手で動かしたり
自分が風炉の周りを移動するより
ずいぶん楽に押さえることができました
灰型の出来栄えは
まだまだ未熟なので
恥ずかしいですけれど
回転ケーキ台は
おすすめです
今まで以上に
灰押さえが楽しくなりました

風炉の灰を押す時
今までは
風炉の周りを自分が
ぐるぐると移動しながら押していましたが・・・
以前 友人が
洋菓子用の回転ケーキ台の上に
風炉を置いていたのを思い出し
私も試してみました
重い風炉を手で動かしたり
自分が風炉の周りを移動するより
ずいぶん楽に押さえることができました
灰型の出来栄えは
まだまだ未熟なので
恥ずかしいですけれど
回転ケーキ台は
おすすめです
今まで以上に
灰押さえが楽しくなりました


2012/7/27
炉の灰つくり 2 裏仕事
今日も
最高気温が35度を超える暑さですが
昨日に引き続いて
炉の灰つくりです
今日は昨日アク抜きをした灰と
4月に炉からあげておいた灰に
お茶をかけて染める作業です

炉からあげておいた灰です

煮出したお茶を灰に注ぎます

古くなったお抹茶を
茶筅で点てて
灰に注ぎます

灰とお茶がまんべんなく混ざるようにこねます
両手でスコップを持って
全身の力でこねる感じです
お茶は
固さをみながら
少し入れたらこねて
数回に分けて入れるのがコツです

「壁土くらいの固さ」と
本には書いてありますが
私の経験では
お茶をかけ過ぎてあまり柔らかくしてしまうと
開炉の頃までに十分乾かないので
少し固めくらいにしておいた方がよいようです

表面を平らにならして
このまま日陰で保管し
自然乾燥させます
蓋はしますが
ときどき蓋をあけて
乾燥を促すようにします

2012/7/26
炉の灰つくり 1 裏仕事
今年も炉の灰を作る時期となりました

「お茶のおけいこ21 灰形と灰の作り方」
指導:堀内宗心 世界出版社
この本はとても丁寧に説明してありますので
初めて灰を作られる方は
是非参考になさってください
私も
この本に書かれていることを基本に
これまで習ってきた先生のご指導や
講習会に参加して教えていただいたことを参考にして
自分なりに工夫して
毎年灰を作っています

火消し壺にたまった炭の燃えかす すくい取った尉や底を
ふるいでふるいます

目の粗いものから順に 2〜3回に分けてふるいます

忘れてはならないのが
灰を吸わないようにマスク
汗をふくタオル
それから
灰つくりに熱中して熱中症にならないように
スポーツドリンク

目の粗いものから
3回ふるった状態です
(量が減っているように見えるのは
大きいポリバケツに移し変えたためです)

ぬるま湯をたっぷり注いで
底のほうからかき混ぜます

しばらくして灰が沈んだら
浮いてくる炭のかけらなどを
アクと共に取り除きます
再びぬるま湯を注ぎ
アクを取り除くという作業を
数回繰り返します

上澄みが十分に澄んだら
水を捨てます

2012/7/25
7月稽古場 5 稽古

「知足者最富」
(ちそくはもっともとみなり)
東大寺別当道善師
不知足の人は富むといえども しかも貧し
知足の人は貧しといえども しかも富めり
仏教において
また 老荘思想にも
説かれている生き方です
以前の私は
この箴言の言わんとしていることが
わかるような気もするけれど
なんだか
貧しい人はそれで我慢せよと言われているようでもあり
今ひとつ腑に落ちませんでした
しかし
これを 現代的に引き寄せの法則で解釈すると
とても納得できることに気づきました
例えば
いつも足らない足らないと不満を持っている人は
その「足らない」という状況を引き寄せます
一方
足らないところに意識を向けるのではなく
満たされているところに焦点をあてる人は
「満たされている」という状況をさらに引き寄せることができます
出発点が同じであっても
満たされた気持ちになれる部分を見つけだし
そこに焦点をあてて
感謝することができる人は
心が安楽となり
その心に引き寄せの法則が働いて
さらに満たされた状況を
現実化することができるのです
そして
その豊かさとは
誰かと比較できるものではない
自分自身にとっての
絶対的な豊かさなのです
私は
これまで半世紀生きてきた経験から
それがこの世の真理なのだと確信を深めています
どうぞ
あなたに足りないものではなく
与えられた豊かさに
目を向けてみてください



仕組点
