2012/8/31
8月稽古場 6 稽古【洗心会】
暑かった八月も 今日で終わりです
少しずつ
日の暮れるのも
早くなってきたようです
今日の研究会は
逆勝手の炭点前と濃茶点前 薄茶点前をしていただいた後
花寄せをいたしました

逆勝手濃茶点前

逆勝手薄茶点前
逆勝手の時には
風炉を少し左にふるとおっしゃる先生もおられますが
私の先生は
まっすぐでよいとおっしゃるので
私はまっすぐに置いています

バーナードリーチの孫 ジェレミーリーチのお茶碗

主菓子 ほおずき 鼓月製

干菓子 麦落雁 匠 分隣堂製
干菓子器 メキシコ ゲレーロ州産
麦落雁は
飛騨高山に旅行に行かれた方からいただいたお土産です

掛物 「臥雲聴泉」(雲に臥して泉を聴く)

花寄せ
花々が次々と入れられてゆくにつれ
茶室は
過ぎ行く夏への名残と
訪れる秋の情趣に包まれていきました

2012/8/29
8月稽古場 5 稽古【洗心会】
今日8月29日は
表千家13代即中斎宗匠のご命日です
今月お稽古している略盆点前は
戦後 茶室や道具などに事欠いた時代に
即中斎宗匠が
ごく手軽に しかも秩序あり
見た目にもうるわしい作法が必要と考えられて
定められた点前です

「松風供一啜」
東大寺 道善師

根来塗棗
即中斎好写 四君子茶杓

主菓子 木槿 鼓月製
表千家13代即中斎宗匠のご命日です
今月お稽古している略盆点前は
戦後 茶室や道具などに事欠いた時代に
即中斎宗匠が
ごく手軽に しかも秩序あり
見た目にもうるわしい作法が必要と考えられて
定められた点前です

「松風供一啜」
東大寺 道善師

根来塗棗
即中斎好写 四君子茶杓

主菓子 木槿 鼓月製

2012/8/23
8月稽古場 4 稽古【洗心会】
今日は二十四節気の「処暑」
日中の残暑は相変わらずですが
朝の涼風 夜の虫の音に
秋の気配を感じます

「雲収山岳青」
(雲収まりて 山岳青し)
前大徳一甫師

略盆点て

尾戸焼 11代森田芳伯作
先週 旅先の高知で求めました
尾戸焼(おどやき)は承応2年(1653)に開窯した土佐の藩窯で
山内忠義公の命により
初代森田久右衛門が 大阪の名工 久野正伯の教えを受け
その後代々継承されてきた御用窯なのだそうです

主菓子 夏水仙 鼓月製

干菓子 御池煎餅 亀屋良永製

2012/8/22
讃岐の茶室 美術館・お茶室
先週 四国に行って参りました
香川県 栗林公園で見つけたお茶室をご紹介いたします

日暮亭 一文字棚席

旧日暮亭
かつて 江戸時代に「日暮亭」と称する茶屋があった跡地に
明治31年 石州流の茶室として再建されたものだそうです

降り蹲踞

掬月亭
歴代の藩主に「大茶屋」と呼ばれて
愛用された茶室
唐の詩人 于良史(うりょうし)の
「水を掬すれば 月手に在り」
という句から名づけられたといいます
0
枚方北山は
今朝も かすかな涼風に
秋の足音が感じられる朝でございました

朝顔 さやか

方円籠
木槿白一重 丸葉藤袴 糸芒 秋海棠

柄杓 蓋置を使う場合の 略盆点前
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香川県 栗林公園で見つけたお茶室をご紹介いたします

日暮亭 一文字棚席

旧日暮亭
かつて 江戸時代に「日暮亭」と称する茶屋があった跡地に
明治31年 石州流の茶室として再建されたものだそうです

降り蹲踞

掬月亭
歴代の藩主に「大茶屋」と呼ばれて
愛用された茶室
唐の詩人 于良史(うりょうし)の
「水を掬すれば 月手に在り」
という句から名づけられたといいます

2012/8/9
8月稽古場 3 稽古【洗心会】
枚方北山は
今朝も かすかな涼風に
秋の足音が感じられる朝でございました

朝顔 さやか

方円籠
木槿白一重 丸葉藤袴 糸芒 秋海棠

柄杓 蓋置を使う場合の 略盆点前
