ようこそ、お入りを・・・。

2012/12/29

夜咄  茶事

昨日は予報どおり
お昼頃から冷たい雨が降り始めました

午後五時からの席入りでは
雨の中 庭をお通りいただくのは忍びないと
ほとんどあきらめていました

ところが
思いがけず席入時刻には
一旦雨足が止まり
無事に手燭の交換もできました


灯りのことばかりに気をとられ
何かと拙いことだらけの茶事でしたが
私のお茶人生において
記憶に残る一ページとなりました



クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します
「心外無別法」
東大寺長老寛秀師

クリックすると元のサイズで表示します
短檠

まずは何はともあれ
お寒い中ようこそ・・・

流し点てにて前茶のもてなし 
 


クリックすると元のサイズで表示します
初炭 狸香合


クリックすると元のサイズで表示します
懐石


クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します
鴨  海老芋

クリックすると元のサイズで表示します
からすみ  くわい

クリックすると元のサイズで表示します
雲丹

クリックすると元のサイズで表示します
蕎麦薯蕷 俵屋吉富製


クリックすると元のサイズで表示します
後座の床には
払子をかけました

払いきれない煩悩を
少しでも払うことができますでしょうか


クリックすると元のサイズで表示します
濃茶

灯芯と和蝋燭の灯りの中
茶碗にはくお茶の量
柄杓で注ぐお湯の量は
目ではなく
心で量るのだと感じました



クリックすると元のサイズで表示します
後炭の後
座布団 手あぶり 煙草盆をお出しし
くつろいだ気分でお薄を召し上がっていただきます
 


クリックすると元のサイズで表示します
干菓子  薄氷  五郎丸屋製


最後は
お正客のはからいで
亭主相伴をさせていただきました

お名残惜しい気持ちで
皆様をお見送りする頃には
既に日付が変わっておりました


「夜道に日は暮れない」と申しますけれど
皆様が無事にお家に着かれることを祈りつつ
感謝の思いいっぱいで
一会を終えさせていただきました


12

2012/12/27

いよいよ明日・・・  茶事
明日は
夜咄の茶事をいたします


茶事は今回で四十回目となりますが
夜咄をするのは
初めてのこと


お客様は
社中の方々四名


いつもと違うのは
夕刻から始まるということ


灯りの用意が必要です


お天気は
どうも午後から雨となる予報


初めてのことで
どうなることかわかりませんが
とにかく一度やってみることにいたしましょう

この数日
色々と考えながら準備をして参りましたが
今 頭にあるのは 
忙しい年の暮れに
快くお集まりいただく方々への感謝の思い
ただそれだけです

ご遠方からのお客様は
明日の晩にお泊りになるホテルを
予約してご参加くださるとのこと


無事に過ぎようとしている2012年を
お客様と共に
しみじみ振り返りながら
感謝の心で
おもてなしさせていただきたいと思います







2

2012/12/19

12月稽古場 5  稽古

クリックすると元のサイズで表示します
「先者今年無事 芽出度千秋楽」
前大徳泰道師


何はともあれ 
今年も無事に
最後のお稽古日を
迎えることができました

この一年
お一人おひとりそれぞれに
お茶の道
深められたことと思います


社中の皆様と共に
今年一年 
精進できましたことを
心より感謝いたします


来る年も変わらず
心穏やかに
茶の湯の世界を
楽しむことができますように・・・



クリックすると元のサイズで表示します
炭点前


クリックすると元のサイズで表示します
干菓子 御池煎餅  亀屋良永製



1

2012/12/17

冬の京都 智積院 高台寺  美術館・お茶室

いつも東大路を車で走る時
その前を通りながら
いつか行きたいと思っていた
京都東山の智積院に
昨日初めて入ってみました

クリックすると元のサイズで表示します

智積院は
真言宗智山派の総本山ですが
もとは
紀州和歌山の根来寺にあった
真言密教の学問所だったそうです

クリックすると元のサイズで表示します

徳川家康が
秀吉の建てた祥雲禅寺を
智積院の住職に寄進して以来
ここを「五百仏山(いおぶさん)根来寺智積院」と称し
現在に至っているそうです

クリックすると元のサイズで表示します
梅林のつぼみは
まだまだ固そうですが
少しだけ赤く色づき
新しい春の足音を
かすかに感じました

クリックすると元のサイズで表示します

この蔵の中には
長谷川等伯とその一派によって描かれた
楓図 桜図 松に秋草図などの障壁画が
収められており
拝観することができます



クリックすると元のサイズで表示します
こちらの障壁画はレプリカですが
名勝庭園を眺めながら
桃山時代の絢爛豪華な雰囲気を
味わうことができます


クリックすると元のサイズで表示します
智積院の庭園は
利休好みの庭と伝えられ
中国の雄大な廬山を模って
造られているそうです

クリックすると元のサイズで表示します
智積院会館でいただいた
鉄鉢料理

お寿司の具もこんにゃくです


お腹を満たした後は
同じ東山にあります
高台寺に足をのばしました

「ねね様の寺」
また
高台寺蒔絵で有名なお寺ですが

正しくは
高台寿聖禅寺という
臨済宗建仁寺派のお寺なのだそうです



クリックすると元のサイズで表示します
方丈前の石庭に
龍を作る作業をしていました


クリックすると元のサイズで表示します
開山堂から山上の霊屋(おたまや)までを
龍に似た臥龍廊(がりょうろう)がつなぎます

手前の庭園は
小堀遠州の作によるもの


クリックすると元のサイズで表示します
和尚さんのご案内で
傘亭と時雨亭を見せていただきました


クリックすると元のサイズで表示します
傘亭の天井は
竹が放射状に組まれて
傘を開いたように見えることから
その名があるといいます

正式には
安閑窟と呼ばれるそうです


クリックすると元のサイズで表示します
時雨亭は
珍しい二階建ての茶室で
傘亭とは
土間廊下でつながっています

これらはいずれも
利休の意匠による茶席で
伏見から移建したのだそうです

クリックすると元のサイズで表示します
円窓のところが
お床になっているそうです

二階の茶室は風がよく入り
掛物を掛けることができないので
この窓からの景色を
お床の飾りとしたのだそうです

クリックすると元のサイズで表示します
高台寺の塔頭 圓徳院の入り口にあった
秀吉公好みの蹲踞

1

2012/12/16

「茶道の哲学」【喫茶去】より  座右の書
茶をのむにはのむ目的があり
その目的にしたがって
のむ心がけと方法がなければならない

茶の湯の目的は
薬用 嗜好用 風流用 儀式用 芸術用
倫理用 宗教用などいろいろあるが
利休が茶の湯の「もと」と考えたのは
宗教であり
特に禅であった

日本茶道における侘茶の目指す目的は
人間の禅的宗教形成にあるが故に
侘茶は
単なる風流韻事や芸術などとは異なる
独自な意義を持ちうるのである






以上
「茶道の哲学」久松真一(講談社学術文庫)
P255〜P265からの抜粋です

クリックすると元のサイズで表示します
4


AutoPage最新お知らせ