ようこそ、お入りを・・・。

2013/4/16

4月稽古場 5  稽古
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「百花為誰開」
前大徳積応師

百花繚乱 春たけなわ
桜は早々と咲き散ったけれど
八重桜はまだまだ楽しめるし
花水木 山吹 つつじももう咲き始めています

そんな花々は
いったい誰の為に咲いているのか・・・


確かに
私たちは花によって
癒され 慰められ
時には元気づけられ
その美しさを楽しみます

でも
花たちは
何のため 誰のため
と思って咲いているわけではないでしょう


ただただ
咲きたくて咲いている


ただただ
一生懸命に咲いている


その姿を見て
私たちが勝手に
癒され 喜んでいるのです


「何のために・・・」


そんなこと
考えなくてもいいんですね


ただただ
咲いていることが
尊いのです


私たちも
「何のために・・・」
の答えが見つからなくても
いいんですよね

ただただ
一生懸命に生きる


それだけで十分


それだけで完璧 
  

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旅箪笥  仕組点


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主菓子  れんげ草  鼓月製


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干菓子  千代の友  鶴屋八幡


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2013/4/16

地蔵院お茶事  他会記

昨日は
京都西京極にあります
地蔵院安胎寺
のご住職の奥様より
お茶事のお招きを受けて
でかけて参りました
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連客と共に定刻より早めに到着し
少し離れた木陰にてしばし待っていますと
やがて門が開いて
ご住職が打ち水をなさっている姿が見えました

ややあって
そろそろ入らせていただきましょうと
清々しく水の打たれた門をくぐりました


待合でお白湯をいただき
廊下に据えられた外腰掛で
迎えつけを待ちます



やがてご亭主が現れ
蹲踞の水をあらためますと
主客互いに歩み寄り
無言で挨拶をかわします


亭主を見送った後
あらためて蹲踞に向かって進み
いよいよ茶事が始まります



席に入りますと
広々した十一畳の広間に
二畳の上段の間があり
そこには
「褒寿」と力強く書かれた
時代と重みを感じさせる横物が
掛かっておりました

この掛物を
ご亭主が掛けてくださった
その思いは
茶事が進行するにつれ
徐々に明らかとなり
私の心を打つこととなります


一汁三菜 すすめ鉢 八寸と
ご亭主の心のこもったもてなしを受け
やがて中立の時を迎えます


鐘の音を聞いて
あらためて席に入りますと

上段の間には
初座の掛物に代わり

ある種の凄みをもった
時代を感じさせる竹一重花入が掛けられ
紅椿が一枝・・・


この花入れが
随流斎のものと聞かされ
あらためて驚きました


深みのある萩焼のお茶碗で
たっぷりと練られた濃茶をいただいた後
続いて朝日焼と仁清写日ノ出茶碗にて
薄茶がふるまわれました


お使いいただいた
筋の通った数々のお道具を通じて
ご亭主が今回の茶事に寄せる
並々ならぬ思いが伝わって参りました


何よりも
「このような日を迎えることができるなんて・・・」
と喜びの心で
細やかなもてなしをしてくださるご亭主のお気持ちがうれしく

帰り際には
ご本堂の地蔵菩薩様に手を合わせ
このご縁を深く感謝いたしました





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