ようこそ、お入りを・・・。

2013/8/30

8月稽古場 6(研究会)  稽古

今日の研究会では
薄茶 初炭 盆点のお稽古を
いたしました

私が家で茶道を教えるようになって
今年でちょうど10年になりますが
家の稽古場で盆点のお稽古をしたのは
実は今日が初めてです


以前には
盆点の上に乱飾という相伝が
あったそうですが
現在では表千家の相伝は
一般的には盆点が最終とされています


盆点のお点前の手順そのものは
覚えてしまえば
さほど難しいものではないと思います

しかし
道具への思い
その道具を使ってもてなす客に対する思い
その心をどう点前に表すか

難しさは
そこにあるのではないかと思います


そういう意味では
私はまだまだ
盆点をご指導できるような器ではありません


今日は
お弟子さん達が帰られた後
自分でも稽古してみました


初めて盆点の点前を教えてくださった先生
何度も何度も繰り返し盆点のお稽古をつけてくださった先生
そして
盆点の点前の奥深さを教えてくださった先生


これまでご縁をいただいた
先生方を思いながら
一人 点前座で自服いたしました



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「本来無一物」
黄梅院太玄師


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薄茶

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初炭

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盆点

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主菓子 百日紅  鼓月製


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2013/8/28

8月稽古場 5  稽古

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「放下着」
禅居庵 一渓師

迷いや囚われ 分別の心を一切打ち捨て
悟りの境地に至る
そして更にそれも捨て去れと




禅語は
色々な言葉で
手を変え品を変え
言っていることはただ一つ

執着を手放せ!


このことを教えてくれているような気がします


わかってはいるけれど
なかなか手放せないのが
我が心です


こんなに頑張ったのに・・・
せっかくここまでやったのに・・・
あんなにしてあげたのに・・・

と 煩悩はとどまるところを知りません


でも
ふと思いました


頑張って頑張って
何かを「積み上げてきた」と
思うから
その積み上げてきた何かが
崩れると思うとつらくなるのです


何も
積み上げてきたものなど
初めからなかった・・・


ただその時その時の「今」を
頑張ったかもしれない

でも
今ここにあるのは
「今」だけ

それなら
過去でもない
未来でもない

「今」を大いに楽しみ
「今」を精一杯頑張り

そして

「今」与えられているものを
喜んで受け取りましょう


そんな生き方が
もしかしたら
「放下着」の心境に
近づく道の一つかもしれません



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平水指  茶筅飾


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主菓子  酔芙蓉  鼓月製


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干菓子  山清水  鶴屋八幡製


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2013/8/22

8月稽古場 4  稽古

夏のお休みは
皆様いかがお過ごしでしたか?

お里に帰って ゆっくりされたり
お里に帰って 逆に少々お疲れになったり?

お子達やお孫さんたちを迎えて
忙しい中にも心華やぐ時間を過ごされたり・・・

ご旅行に行かれたり
お家でのんびりと過ごされた方もあることでしょう


とにもかくにも
お休み中は
普段とは生活のリズムが変わります


お休みが終わってしばらくは
以前のリズムを取り戻すリハビリ期間と考えて
少しご自分に優しく過ごされてはいかがでしょうか?


私も
1週間ほど旅に出かけ
旅先でさんざんゆっくりさせていただいたのに

お休み明けには
なんだかもっと休みたいなあ・・・と
小学生のようなことを言っていました


それでも
昨日は片道3時間の稽古場まで
月1回のお稽古にでかけてきました

そして今日は
残暑厳しい中
朝から社中の皆様がお越しになり
ようやく私も
普段のリズム感覚が
少しずつ戻って来たようです

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「雲収山岳青」
前大徳一甫師

雲収まりて 山岳青し

山を仏性に 雲を煩悩にたとえて
煩悩が消えた悟りの境地を表しているといいます


楽しかったお休みが終わってしまったことを嘆くのも
ちょっとへこんだことがあったお休みをぼやくのも
どちらも煩悩・・・

すっきりと心新たに
日常のリズムを
取戻したいものですね


明日は
二十四節気の処暑

暑さも少し和らぎ
朝夕には
秋の気配が漂い始めます



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平水指   薄茶


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主菓子  ほおずき  鼓月製


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干菓子 琥珀  鍵善良房製


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2013/8/9

8月稽古場 3  稽古

立秋を過ぎても
残暑の厳しさはまだまだこれからです


この暑さの中でも
涼しげなお着物をきちんと着こなして
お稽古に来られる方々がおられます


私は
エアコンの効いた部屋で
お迎えするだけなので
稽古日には年中着物を着ていますけれど
やはりお越しになる皆さんは
道中暑いことと思います



もちろん
お稽古はお洋服でも
まったく結構ですし
ほとんどの方は
お洋服で来られていますが

やはり
お着物で来られる方の精進には
頭が下がります



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「白雲抱幽石」
大徳寺派宗源師

花は
高砂芙蓉  縞葦  秋海棠

草花にも
少しずつ秋の気配が・・・


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今日は
少し大ぶりの鉄瓶を使って
柄杓・蓋置を用いる場合の略点前を
お稽古していただきました

9

2013/8/7

8月稽古場 2  稽古

「暑いですね」の言葉が
挨拶がわりとなっている毎日ですが
暦を見れば 
今日は早 立秋

そういえば
時折吹く風に揺れる木々の葉に
朝夕の虫の声に
微かに秋の気配が
感じられるようになってきました

 
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「白雲抱幽石」
大徳寺派宗源師 

『寒山詩』の中の一句

「世俗との交渉を断ち
俗情を払拭して
深山に幽居する隠者寒山の境涯」
(『新版一行物 禅語の茶掛』より)

現代に生きる私たちは
もちろん社会や家族などの
俗世とかかわりなく生きることはできません

しかし
車を運転していて
ふと目に入った夕焼けの美しさに
はっと息をのんだり

電車に揺られながら
山の向こうにただよう白い雲を
無心に眺めたり


夜遅く家路を急いでいるときに
ふと見上げたら
あまりに美しい月に気づいて
思わず足をとめたり・・・


そんな経験はありませんか?


その時
もしかしたら
私たちは俗世に居ながらにして
この句が表す境涯を
ほんの少し
味わっているのではないでしょうか・・・



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略盆点前

津軽塗の棗と
津軽ビードロのお茶碗を
使ってみました


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主菓子  向日葵  鼓月製


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