ようこそ、お入りを・・・。

2013/10/25

10月稽古場 5  稽古

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「無」
龍潭寺 全裕師

花入はフィリピン製の籠




以前 あるところで
瞑想の講習を受けた時に
次々にわいてくる雑念に対して
「無い 無い・・・」と
心の中で唱える方法を学びました


そうすることで
単に雑念を払うだけではなく
「無」という言葉のもつ力で
深い意識に入ることができるのだそうです


私は現在
朝目覚めた時や夜眠る前などに
15分間の瞑想を習慣にしています


ふとんの上で足を組み
目を閉じて
深い呼吸を繰り返します


頭の中に色々な思いがわいてきますが
その都度
「無い 無い・・・」と心で唱えます

眠っているような
目覚めているような
その間をいったり来たりしているような感じです


瞑想には古今東西色々な方法があるようですが
無理なくできる
自分に合ったやり方をみつけて継続することが
一番いいのではないかと
私は思っています


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今日はお稽古に来られた方が多くて
朝10時から夜の8時過ぎまで
12名の方がお稽古されました

中置の薄茶 濃茶 初炭 後炭の稽古をしていただきました

短い秋の一日が
あっという間に過ぎました


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主菓子 みのりの秋  鼓月製


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干菓子  鶴屋吉信製



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2013/10/17

10月稽古場 4  稽古

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「夢」 龍安寺 松倉紹英師

人生は夢・・・


花入 唐銅鶴一声
花  河原撫子 


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中置 濃茶点前  

茶碗  利休七種  木守写


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主菓子  菊日和  鼓月製


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干菓子  鶴屋吉信製



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2013/10/16

10月稽古場 3  稽古

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「夢」 龍安寺 松倉紹英師



表千家の久田宗匠がお亡くなりになって
もうすぐ三年になります

ご命日は10月22日でした


昨日は
東大寺で茶会のお手伝いをして参りましたが
今から7〜8年前
東大寺席でのちょっとしたできごとを
ふと思い出しました


その日の東大寺席に
久田宗匠がお家元に同行されていた時のことです


お席が終わり
点前座でお家元はじめ宗匠方がお道具を拝見されていた折
久田宗匠が
たまたまお堂の裏手に立っていた私に
お手洗いの場所をおたずねに来られました

そして
お手洗いから出てこられた時
また
偶然にも友人の一人がカメラを持って通りかかり
突然「撮ってあげる!」と言って
久田宗匠と私にカメラを向けました


お家元ご一行が点前座の拝見を終えて
退席なさるのが見えたので
私は一瞬躊躇しましたが

久田宗匠が
穏やかなお顔で
「はい どうぞ」と足をとめて下さったので
ご一緒に写真をとっていただくことにしました

その後
小走りにお家元の後をおいかけていかれた
久田宗匠の後ろ姿を見送りながら

きっと気持ちはお急ぎであったであろうに
迷惑なお顔ひとつ見せず
穏やかに応じてくださった宗匠に
心から頭を下げておりました


また
別のお献茶式の時には
お家元が使われる茶巾を
丁寧に何度もたたみ直されていた姿が
今も目に焼き付いています


私は
久田宗匠に直接ご指導をいただいたことは
一度もないのですが
そんな私のような裾野にいる茶人にも
お茶の心をさりげなく伝えて下さった
気品のある宗匠でした


今朝咲いた
吹上菊を一輪
お供えの気持ちで床に飾りました




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茶杓飾   銘山里  尋牛斎

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2013/10/15

東大寺席  茶会


今日は 奈良の東大寺にて
お茶席のお手伝いをさせていただきました

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本日10月15日は
今から1270年前の天平15年
聖武天皇が大仏建立の詔を発せられた日にあたります


東大寺大仏殿にて
慶讃法要が営まれ
表千家三木町宗匠のご奉仕により
献茶式が執り行われました

今年も
不審菴による拝服席
同門会奈良支部による副席
そして
真言院内勧学院での東大寺席が設けられました


東大寺席のお道具の一部を
ご紹介します

寄付の掛物は
東大寺境内にある
会津八一の詠った大仏讃歌が刻まれた歌碑の拓影

また本席には
慈雲尊者の筆による
「常在霊鷲山」

茶杓は二月堂古材 銘 蘭奢待

建水は席主の道善和尚が
インドで求められたという
仏具の一種のような金属の器

蓋置は
奈良のマスコットキャラクター「せんとくん」を
デザインされた
藪内佐斗司作 銘 縁結び


お寺所蔵のお道具を中心に
東大寺ならではの道具組で
会員一同
心をこめて
おもてなしをさせていただきました

おかげさまで
心配していた台風の影響もほとんどなく
無事にお茶会を終えることができ
感謝の思いで家路につきました


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2013/10/9

第41回 如庵茶会  他会記

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今日は
愛知県犬山の如庵茶会に参会して参りました

名鉄犬山遊園駅から
シャトルバスに乗って

犬山ホテルに着いた頃より
小雨が降り始めましたが

思ったほどの台風の影響はなく
しずかな秋の一日を楽しんで参りました

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今年は
如庵の床に

名物 利休鉈鞘(なたのさや)籠花入




そして
濃茶をいただいた書院の床には

古田織部の 利休鉈鞘花入詫び状


席主のお話によると
利休所持の鉈鞘花入を
当時藪内家より
古田織部が黙って持って帰ってしまい
その事に関して
後日したためたその詫び状なのだそうです

その後
花入は薮内家を離れ
この詫び状だけが残され
今回の茶会で
およそ三百年ぶりに
花入と詫び状が出会ったのだとか・・・


まさに
「ワビ」に徹した道具組で・・・

というお席主のご説明に
思わずニコリ


薄暗い如庵の中では
ノンコウの黒楽 銘寿老人を
恐る恐る触らせていただきました




弘庵での薄茶席は
お能に因んだお道具組でした

私はお能のことをあまりよく知らないので
今日の道具立ての楽しさが
半分しか理解できないのが
残念でしたが

付書院に飾られた
徳川将軍家拝領の

光悦 嵯峨本「野宮」能絵鑑は

その美しさと大きさにびっくりしました

こういうものを
お持ちのお茶人さんが
いるのだなあと
あらためて
お茶の世界の凄さを感じました

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