2014/2/28
2月稽古場 6 稽古【洗心会】
天正19年2月28日
利休が秀吉より
切腹を命ぜられ
70年の生涯を閉じた日と
伝えられています
千利休が
その命を失うことにより
茶の湯は
四百年以上今なお生きる
新たな命を与えられました

利休居士画像の前に
菜種の花を生け
お茶湯をしてお供えし
社中の方々と共に
お参りさせていただきました

盆香合

唐物
今日は
真と草を稽古いたしました

主菓子 下萌 鼓月製

鶏卵素麺 鶴屋八幡製

2014/2/26
2月稽古場 5 稽古【洗心会】
日一日と
春は近づいているとはいうものの
本日のお稽古では
二人の方がインフルエンザでお休みされ
また
お稽古にお越しになった方の中には
花粉などのアレルギーやお風邪のために
マスクを着用の上
お点前をされた方がお二人
かくいう私も
先々週に体調を崩し
その時病院でいただいたアレルギーのお薬を
今日もまだ飲んでいます
冬から春への
「気」の変わり目
身体の変調にも
「気」のバランスを整えるための
大切な意味があるととらえて
素直に養生することが
必要な時なのかもしれませんね

「一花開天下春」
東大寺長老 寛秀師

長緒の仕服の扱いは
慣れるまでは
なかなか難しいものです
この老松は
昔 まだ茶道教室を開く前に
自分の練習用に
買い求めた道具です
社中の皆さんには
お点前の後にも
納得できるまで
水屋で稽古していただいています

今日は
お時間のゆるす方には
濃茶の後に
続き薄のお点前をしていただきました
初めて
続き薄の稽古をされた方が
お茶って色々なお点前があるんですね!
と驚いてくださいました

2014/2/25
2月稽古場 4 稽古【洗心会】

梅一輪 いちりんほどの 暖かさ
(服部嵐雪)
2月に入ってから
本当に寒い日が続きました
慣れない大雪の日もありました
今朝
盆梅の花が
一輪
咲いていました
寒さの中
他に先がけて咲いた
一輪の花の健気さに
ふと
涙が誘われます

「一花開天下春」
東大寺長老 寛秀師
人生の苦しさ 厳しさ 辛さを
味わい尽くした末に
悟りの心が花開けば
そこは
もともと極楽浄土であったのだと
我が「天下の春」に目覚めることが
できるのでしょうか・・・
私には
たどり着けそうで
なかなか
たどり着けない
「悟り」の境地です

本日2月25日
京都北野天満宮で行われる
梅花祭に因んで・・・

主菓子 北野の春 鼓月製

本日の干菓子

2014/2/19
2月稽古場 3 稽古【洗心会】
今日も
風の冷たい一日でした
先週は雪のために
お稽古がお休みとなり
今日は久しぶりの稽古日でした
ほんの1〜2週間会っていなかった間にも
それぞれの日常では
お互いに
様々な出来事が起こっていたようです
とはいえ
こうやって
いつもと変わらず
お茶のお稽古ができるということは
やはり
それだけでも
ありがたいことなのでしょうね

「梅花和雪香」
前大徳悦道師

好文棚 濃茶 長緒

主菓子 すいせん 鼓月製

干菓子 小豆せんべい 霜ばしら

2014/2/15
大阪青年部研修茶会 他会記
今日は
大阪城内にある豊國神社にて
表千家大阪青年部の研修茶会が開かれました
青年部は
表千家茶道を学ぶ
18歳から45歳までの若い方々が集まって
茶道の研鑽を積む交流の場であります
今日は
社中のMさんが
お手伝いをされるというので
その研修茶会に
寄せていただきました

濃茶席の広間には
「和敬清寂」の横物が懸けられ
四代近左作の及台子に
膳所焼 桶川の皆具が
取り合わせてありました
薄茶をいただいた立礼席には
青年部設立の時
お家元からいただかれたという
「寿山青不老」と書かれた
飾り扇が懸けられていました
お若い方々による研修茶会らしい
一生懸命で清々しいお茶会を
楽しませていただきました
