ようこそ、お入りを・・・。

2014/6/27

唐物相伝茶事  茶事

今日は
社中のMさんに
唐物の相伝をさせていただきました

相伴客には
社中のJさんとYさんのお二人に
入っていただきました


Mさんは
平成20年に初めてお茶の道に
足を踏み入れて以来6年間
熱心にお稽古に通われ

つい先日
家元より
唐物のお許しをいただかれました



Mさんの唐物相伝は
彼女だけでなく
私にとっても
大きな喜びごとです


今日は
心をこめて
お相伝させていただきました

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相伝茶事というのは
正午の茶事などと異なり

初めにまず
相伝の点前をして

お弟子さんにわかりやすく説明しながら
お伝えしなければならないと

先日師匠から伺いました


茶事としては
少し略するところがあるとも
お聞きしました



略するということは
案外難しいことだと

今回の茶事では
頭を悩ませました



雪月花を愛でるようなお茶事とは一線を画し

点前を相伝することの重さを感じ
またそれをお弟子さんにも感じていただけるような
茶事にしたいと思いました


それと同時に
相伝を受けられる方への
お祝いの気持ちもお伝えしたいと考えて
本日のお茶事をさせていただきました




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主菓子  葛焼  末富製


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干菓子  亀屋伊織製


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2014/6/22

第十回 若美津茶会  他会記

本日は
生憎の梅雨空の中
二日間にわたって大阪美術倶楽部で行われている
若美津茶会に行って参りました

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大阪美術倶楽部は
豪商・鴻池家邸跡に建てられた建物で

鴻池家庭内の茶室「松筠亭」が新築復元されています

十回目を迎える今回の若美津茶会では

濃茶席を北村美術館が
薄茶席を表千家木村一静庵宗匠がご担当され

展観席では
表千家歴代家元の茶杓が展示されていました

点心席は今年は美術館内の広間に設けられ
吉兆高麗橋本店の点心をいただきました



北村美術館ご担当の濃茶席では
北村謹次郎氏蒐集の名品の数々を
じっくりと拝見させていただきました


さすがに
私などが手に取ることはできませんが

普段ならば
ガラス越しに拝見するような道具を
間近に見ることができ

その質感を感じることができることが
何と言っても魅力です


今回特に心に残ったのは
砧青磁の香炉

それから

唐物茶入と黒地金彩四方盆
でした


木村宗匠のお薄席では

九代了々斎を中心とした
ゆかりのお道具が取り合わされていました

今回のお道具組を考えられた経緯から
表千家茶道の歴史的なお話も
うかがうことができ

とても有意義な時間を
過ごさせていただくことができました

明日は
先代の木村宗匠のご命日です


ほんの少しでも
宗匠から教えを受けた一人として
本日のお茶会に参加させていただけたことは
大変幸せなことでことでございました


若宗匠の後ろに
先代の木村宗匠が
にこにこと笑いながら
座っていらっしゃるような気がしました





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2014/6/19

6月稽古場 4  稽古

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「竹有上下節」
前大徳積應師


今日のお稽古には

今月からお稽古に通い始めたばかりの方
もう十年以上長く通っている方
また
本日初めてお稽古の見学に来られた方など

様々な茶歴の方々が
お出でになりました


「松に古今の色無く 竹に上下の節有り」


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糸巻棚 薄茶

本日は
表千家の習い事のお許しをいただかれた方に

家元から届いた「入門」と「習い事」の
お免状をお手渡しさせていただきました

彼女は
今日の濃茶のお稽古で
茶杓に「初心」という
銘をつけられました


これまでの
彼女の努力を讃えると共に
これからますますのご精進を
楽しみにしております


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主菓子  風薫る  鼓月製


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干菓子  エイセイボーロ


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2014/6/18

盆点のこと  つれづれ
表千家の許し物の中で
一般の人が最後にいただくのが
盆点です

その点前については
相伝によって
師匠から直接教えていただくものなので
ここに書くことはできませんが

今日は
盆点にまつわる私の思い出のようなことを
少し書いてみたいと思います



私は今から10年ほど前
当時通っていた文化センターの茶道教室で
M先生から
初めて盆点の点前を教えていただきました


実は
その時私はまだ
盆点の免状をいただいていなかったにもかかわらず
M先生は私にその点前を稽古させて下さり

お免状は
M先生の上のS先生にとっていただくよう勧めて下さいました

しかし
S先生が亡くなられたことにより
私は盆点のお免状をいただくことなく

翌年から
別のI先生の元で稽古をすることになりました


稽古を始めてまもなく
I先生は
私に盆点の免状を取り次いで下さいました


しかし
I先生の稽古場では
盆点の相伝も稽古も一度もないまま
2年半が過ぎました


その後
新たに出会ったM先生の稽古場では
相伝物の稽古が
毎月のようにあり
盆点の点前も何度かさせていただくことができました



ところが
盆点の点前には
四方盆以外のお盆を使う点前があると
聞いたことがあるものの

稽古場でその点前を
一度も見たことがありませんでした


そこで
ある日
先生にお手紙を出し
その点前を是非とも教えていただきたいと
お願いしました


ところが
その後すぐ
M先生は96歳というご高齢で
亡くなられてしまいました


それが
5年前の6月でした


その後
私は新たな師匠とのご縁をいただき
今にいたっています


今の稽古場では
他の方が盆点の点前をされるのを
見学させていただいたことは何度かありましたが

自分の点前で
師匠に直接盆点のご指導をしていただく機会が
なかなか巡ってきませんでした


ところがこの度
お弟子さんに盆点の相伝をしなければならなくなり
本日は
今の稽古場で
初めて盆点の稽古をさせていただきました

しかも
M先生にお願いしてかなわなかった
菱盆でのお稽古でした

5年越しに
ようやく願いをかなえていただきました


今日のご指導では
これまで教えていただいたことのない
たくさんのことをお教えいただきました

すべて覚えきれないくらいです

でも
出来る限り忘れないように
家に帰ったら
着物を脱ぐ前に
すぐに茶室にはいって
一人でお稽古してみました

それでも
少し忘れていることもあるような気がします

それは
またこれから
他の方のお点前を見ながら
勉強したいと思います


今日は稽古場で
お客様に
お茶を出し
お服加減を尋ねた後
点前座にじっと座っていましたら

これまでお世話になったお稽古場での
色々なできごとが頭を駆け巡り
なんだか胸が熱くなってきました


そして
今の環境でお稽古させていただけることに
あらためて感謝の思いが
沸々とわいて参りました

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2014/6/16

お茶の先生・教室の探し方  つれづれ
今日は
茶道教室の探し方について
書いてみようと思います


お茶を習いたいと思っても
どうやって自分に合った先生や教室を見つけるか
悩んでいる方にとって
何かのヒントになればと思います

さて
教室を探す際には

「お茶のおけいこ 基本のけいこ」(世界文化社)に
正井風玄宗匠もお書きになっているように

まず
お茶を習うにあたっての
ご自身の目標・目的をはっきりさせること

つまり
自分自身のことを
ちゃんと知るということが

とても大切なことと
私は思います



お茶の世界は

幅広く また奥も深く

聖と俗とが入り混じった世界でもありますから


まずは
ご自分がお茶のどこに魅力を感ずるのか

お茶を習うことで
どんな自分になりたいのかを
じっくり考えてみてください


それが
ある程度はっきりしたら

実際に
次にあげた中から
自分に合った方法で教室を探して

体験・見学の申し込みをしてみてはいかがでしょう




≪茶道教室の探し方≫

@ 近くの文化センターや公民館などの教室に問い合わせる

A デパートや地元の茶道具屋さん・和菓子屋さんに
  おたずねする

B 月釜などに出向いて 周りの人にそれとなく聞いてみる
 
C それぞれの流派のホームページ内の稽古場案内(表千家)

D 茶道教室検索サイト

E 茶道教室のホームページやブログを書いている先生に問い合わせる



このような方法で
稽古場を見学させていただく日時を決めます

そして

お稽古日や時間
お稽古にかかる費用
そして
先生や他のお弟子さんとの相性や
教室の雰囲気

こういったことが
自分に合う場所が見つかったなら



まずは勇気を出して
お稽古を始めてみてください




お茶の世界は

他の一般的な習い事に比べると
先生との師弟関係をより大切にする世界です

ですから
なるべく稽古場を変えない方が
よいと考えられているようです


しかし

しばらく稽古に通ううちに
初めは見えなかったものが見えてきたり

何年かたてば
ご自身の求めるものが
変化してくることもあるかもしれません



お茶の先生といえども
やはり
生身の人間です

個性がありますし
オールマイティでもなければ
何もかも完璧というわけには参りません

高齢になることで
気力・体力が衰えていくこともあります

また
習っている自分自身も
お茶を続けていくうちに
心境が変化し

以前とは違った
新たな道を求めたくなることが
あるかもしれません



その場合

もしその稽古場にいることが
楽しくなくなったり
辛くなったりしたのなら

残念なことではありますが

それまでの
先生のご指導に心より感謝しつつ
先生に丁寧にご挨拶をなさって

ご自身の求める稽古場を
新たに探されたらよいと
私は思っています


もちろん
同じ先生の元で
ずっとお稽古できることが

師弟双方にとって
一番幸せなことであることは
いうまでもないことですが・・・





「準備が整った時に 師は現れる」


と言われます


今これを読んでいるあなたが
あなた自身に合った良い先生に出会い

お茶の道を
喜びの心で精進されますことを
お祈りしています





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