ようこそ、お入りを・・・。

2016/4/30

表千家同門会大阪支部茶会と湯木美術館  美術館・お茶室

今日は
大阪美術倶楽部にて
2日間にわたって開かれた
表千家同門会大阪支部茶会・展観にでかけてきました

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9時の受付開始から
まもなくして受付をすませて
まずは濃茶席へ

いつもなら
待合で番号をよばれるまで
しばらく待つのですが
今日は掛物をゆっくりと拝見する間もなく

すぐに道具の飾られている次の待合に通され

そこでも
全ての道具を見終わらぬうちに
寄付きへ通され

いつもだったら
ここでもしばらく待つのですが

掛物の前を素通りするくらいの早さで
本席へとご案内があり
びっくりしました

本席の小間では
元伯筆二行の掛物
浄元作霰百会の釜など

解説をお聞きしながら
ゆっくりと拝見させていただきました


その後
広間に移って
ほとんど待つこともなく
ゆったりとお濃茶をいただき
その後で
待合のお道具を
あらためて拝見させていただきました



ここまでは驚くほどスムーズでしたが
きっと薄茶席で
たっぷり待たされるのかなと
思いきや・・・


薄茶席の受付に着くと
「今ちょうどお席が始まりますからどうぞ!」と・・・


まったく待ち時間なくお薄席に入れていただき
お道具は
その後でゆっくり拝見させていただきました


お茶をいただいた後は
展観席で「歴代家元の掛物」を拝見しました

少庵と宗旦の間に交わされた消息が
殊に印象に残りました


長時間待つのを覚悟で出かけたのですが
今日は思いのほかスイスイとお席に入れていただき

2時間ほどで
展観席まで全てまわれましたので

その後
湯木美術館まで足をのばしました


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「やきもの百花繚乱」

サブタイトルの
「茶陶いっき見!!」という言葉に
若干違和感を覚えるのは
やはり昭和時代人だからでしょうか

まあそれはそれとして・・・


やはり
湯木美術館はいいですね


広過ぎない静かな展示室で
落ち着いて一つ一つの道具を拝見でき
小間のしつらえも嬉しいです

一畳台目向板向切

客と亭主の畳だけの
究極の茶室です


いつか
このような小間を
造りたいなあ・・・と

ガラス越しに鼻先がくっつくほどに
熱い視線を送りつつ
ため息をつく私でした









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2016/4/29

唐物相伝茶事  茶事

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今日は
社中の方に
唐物の相伝をさせていただきました


私自身が唐物と台天目の相伝を受けたのは
今から30年ほど前のことです

当時習っていた先生が
相伝のお茶事をして下さったことだけは
はっきりと記憶しているのですが

どのような形でしていただいたのか
情けないことに
細かいことはさっぱり覚えていないのです

その後何年かたって

盆点のお免状を取り次いでいただいた先生からは
どういうわけか相伝が無く
お点前はまた別の先生に教わりましたので

結局
相伝茶事について
自分自身の経験としては
ほとんど何もわからない状態でした


ですから
相伝茶事の仕方については
現在師事している師匠におたずねして

教えていただいたことに基づいて
私のできる範囲でさせていただいております


相伝茶事の一例として
ご高覧いただけたら幸いです

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利休像

前茶形式で行いました

初座の席入り後
初炭をして

主菓子を出し
中立ちとなります



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主菓子  山つつじ  鼓月製


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後座の席入り後
唐物の相伝をさせていただきました



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一汁二菜

赤飯は
物相で抜きました


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香物

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預け鉢

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強肴


吸い物・八寸は略して
この後
お湯をお出ししました


その後
後炭で炉中をあらため
薄茶点前をいたしました


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干菓子  末富製


来月の研究会では
本日の相伝者に
さっそく
唐物のお点前をしていただこうと思っています


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2016/4/25

全快祝のお茶事  つれづれ
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今日は
うららかな春の一日
師匠のお茶事に参加させていただきました


師匠は
昨年の春
体調を崩されて
入院治療を受けられました


その後は
驚くべき早さで回復され
先月には
術後1年の検査にも無事良好な結果を得られ

全快祝のご報告を兼ねて
お茶事を催してくださることとなりました


今回のお茶事は
全五日間を通して催されるそうで
私は本日
その一日目に参加させていただきました


お身体の具合が万全でなかった時も
普段と全く変わらず
全身全霊でお稽古をして下さった師匠には
尊敬の念をいだかずにはおれません



本日のお茶事では
お道具を通して

師匠のさまざまなお心内を
感じさせていただくことができました



これからもお元気で
末永く
お茶の道を導いていただけますよう
願いつつ

茶友の皆様と共に
しあわせなひとときを
過ごさせていただいた一日でした



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2016/4/21

4月稽古場 5   稽古

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「梨花一枝春」
前大徳文雅師

白居易の『長恨歌』にある

「玉容寂寞涙欄干 梨花一枝の春雨を帯ぶ」

という
楊貴妃の姿を述べた
五言二句のうちの一句だそうです


<意味>
その美しい顔は寂しく
しとどに涙を流すさまは
春風にぬれる一枝の梨の花のようだ

(参考:『茶席の禅語大辞典』)


今日は
静かに春雨のそぼ降る一日で

聞こえてくる雨音も
さめざめと涙するかのごとく
寂しげに感じられました



しかし
この時季の雨は
芽吹き始めた植物にとっては
恵みの雨です

折しも
昨日は二十四節気の『穀雨』でした

穀物の生長を助ける雨を「瑞雨」
草木を潤し育む雨を「甘雨」とも
言うそうです


そんなことを思いながら
耳を傾けていると

先ほどまで寂しげに響いていた雨音が

慈愛に満ちた音色へと変って
優しく聞こえて参りました





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旅箪笥  組合点


炉でのお稽古は
今日が最終日でした

来週29日には
唐物相伝の茶事をいたします


それが終わると
いよいよ風炉の季節の到来です



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2016/4/20

4月稽古場 4  稽古

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「梨花一枝春」
前大徳文雅師


華やかな春の花にも
美しく愁いをおびた
白い梨の一枝

(『茶席の禅語大辞典』より)



冷たい風の中で
光の春を感じ

一輪の梅の開花に
春の到来を喜び

三寒四温を繰り返しつつ
桜の便りを待ち焦がれた日々も
いつしか過ぎ去り


桜花爛漫の春に酔ったのも
まるで夢の中のできごとのようです



そんな
季節の移ろいの中で

喜びや哀しみやさまざまな出来事が
一陣の風のごとく
吹き過ぎてゆきました



今日は
日がな一日稽古場に座って

お弟子さんたちと共に
穏やかに談笑し

お茶の世界にとっぷりと浸って過ごしました



柔らかな風にかすかに揺れる釣り釜の
釜鳴りの音を聴きながら

今年の春が
少しずつ少しずつ
遠のいてゆくのを
感じました



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旅箪笥  茶筅飾



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主菓子 藤波  鼓月製


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干菓子 丸缶せんべい  福よせ


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