ようこそ、お入りを・・・。

2017/2/28

2月稽古場 6   稽古

今日は2月28日

千利休の命日は
旧暦の2月28日です

表千家の家元利休忌は
毎年3月27日に行われますが

今日の研究会では
お床に利休像を掛け
まず初めに
お茶湯をいたしました

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本日の参加者は四名
茶歴30年以上の方ばかりです


利休様にお茶をお供えした後は

・唐物の行

・台天目

・盆点(菱盆)

・盆点


以上の稽古を
続けて行いました

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お稽古を始めたのは
午後1時でしたが

気が付くと
部屋が薄暗くなってきました


遠くから来られている
皆さんのお帰りの時間が気になって

続けてもよいかどうか
お伺いしましたが

全員が
最後までやりたいとおっしゃって下さったので

私も
「それならやりましょう!」と
覚悟を決めて頑張ることにしました


お床の利休様に見守られながら
黙々と稽古を続け

全ての稽古が終わったのは
夜の8時でした


今日は正に
体育会系の特訓のような
心身ともに
ハードな研究会でした




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草萌え  鼓月製

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水仙花
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2017/2/22

2月稽古場 5  稽古

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『弄花香満衣』
前大徳泰道師筆


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二重棚  長緒 仕組点


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主菓子  梅の香  鼓月製


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干菓子  松風(正観寺丸宝)    老松(鍵善良房)




朝9時頃から稽古場に出向き
午前 午後 そして夕方からのお稽古まで
途切れることなく
一日を茶室に座って過ごしました


その間ずっと
ある方のことが
頭から離れませんでした


お稽古の皆さんが帰られた後
誰もいない茶室の
点前座に座りました


薄茶を一服点てながら
Tさんのことを
思い出していました



誰にどんなことを言われても
いつもにこにこしているTさんでした

何か愚痴っぽいことを
言っている時でさえ
彼女の目はいつも笑っていました


いつものように
何気ない会話をした
その翌日
彼女は何の前触れもなく
はらりと逝ってしまいました


いつも
にこにこしていたTさんでした



どうぞ 安らかに・・・

ご冥福をお祈りいたします






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2017/2/19

東洋陶磁美術館と大阪市立美術館  稽古

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大阪市立東洋陶磁美術館では
『特別展 台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆』が
開かれています
(3月26日まで)

中国北宋時代(960〜1127)に
宮廷用の青磁を焼成した
汝窯(じょよう)で創られた

「天青」(てんせい)と形容される
淡い青色系のやきもの

『人類史上最高のやきもの』と称される
「青磁水仙盆」を
見て参りました

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同時開催されている
『特集展 宋磁の美』では

茶の湯の世界で名高い
あの名品の数々を
篤と拝見してきました


油滴天目茶碗

青磁鳳凰耳花生

木葉天目茶碗


これらが実際に茶会に使われることは
将来にわたって決して無いであろうことは
残念なことかもしれませんが

こうやって目の前で
誰でも見ることができるということは
幸せなことなのかなと思いました



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大阪市立美術館では
『日展』が開かれています
(3月20日まで)

社中に
画家の方がいらっしゃいまして
彼女の作品も展示されているので
拝見してきました

ここでは
今を生きている
同時代の芸術家達から生まれた
新鮮な『美』の数々に
目を楽しませていただきました


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2017/2/16

2月稽古場 4   稽古

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『弄花香満衣』
前大徳泰道師筆


「花を弄ずれば香 衣に満つ」


私たちは日々
色々な人と交わる中で
好むと好まざるとにかかわらず
お互いに影響を与え合っています


そばにいると
心安らぐ人もいれば

逆に
その人の言動で
エネルギーを吸い取られてしまうような人もいます


できれば
エネルギーを奪われるような人には
あまり近づきたくはないですが・・・


うっかりすると
負のエネルギーは連鎖します

私自身が
知らず知らずのうちに
周りの人のエネルギーを奪ってはいないか
気をつけなければと反省しつつ

そんな負の連鎖に巻き込まれないよう
なるべくなら
エネルギーレベルの高い人と
一緒にいたいと思います


エネルギーの高さを感じる人は
特別な後光が差しているわけでもなく
社会的な地位や立場
年齢などとも関係ありません


しかし
エネルギーの高い人は
他人からエネルギーを奪う必要がないので
そばにいるだけで癒されます

その人がいると
ほっと穏やかな気持ちになれるような人

その人と話していると
やる気が湧いてくるような人


そんな人と交わる中で
自分自身を高め
さらに
私自身が
そのような芳しい香を放つことのできる人間に
少しでも近づけたらと思います




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二重棚  濃茶点前(長緒)

  

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主菓子  春告鳥  鼓月製


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干菓子  紫野  玉壽軒製


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2017/2/9

『茶のある暮し 四季の茶の湯 土用』  座右の書

本との出逢いというのは
人との出逢いと同じく

時に
運命的なものを感ずる時があります



先日手に取ったこの本も
私の人生において

今出逢うべくして出逢った

そんな必然性を感ずる
大切な一冊となりました



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『茶のある暮し 四季の茶の湯 土用』

山下惠光 平凡社



もし山下宗匠が今もご存命だったなら
そして
お声を掛けさせていただくチャンスが
与えらるのなら

「ありがとうございました」

と お礼の気持ちをお伝えしたいと
心より思います


これから先の人生において
自分の歩むべき「茶の湯」の道筋を
はっきりと指し示していただいた気がいたします



読み進めながら
僭越ですが
我が意を得たりという思いに
何度も心満たされました


迷った時は
ここに立ち返ろうと思えます




最後の「あとがき」より
一節をここに書かせていただきます






茶の湯のもてなしとは
我が家へ人を招き
我が家の持つ
暮しのすべての味でもてなすことが
原点であることを忘れてはならない。

今日この頃では
各地で大寄せのお茶が盛んになり
少人数の対話ということが
お茶の中から消えてしまい
何処のお茶でも
型どおりのことばかりを
見るようになった。


自宅で少人数の

味の濃いお茶が

復活することを

願って止まない。



















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