ようこそ、お入りを・・・。

2017/4/30

神宮茶室  美術館・お茶室

名古屋の実家に出かけた帰りに
足を延ばして
伊勢神宮に行って参りました

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伊勢神宮では
「春の神楽祭」が行われていて

内宮神苑の特設舞台で
舞楽が公開されていました

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その神楽祭の行われる三日間

普段は非公開の「神宮茶室」が
特別公開されていました


「神宮茶室」は
昭和60年に
松下幸之助氏の発意により建造され
伊勢神宮に献納されたお茶室です

建物は「真」「行」「草」の
三つの棟から構成されています

茶室の中に入ることは
できませんでしたが、

新緑の美しい庭を
散策しながら

それぞれの棟を
拝見させていただきました


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「東の間」と「西の間」のある「行」の棟

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「上段の間」のある「真」の棟


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四畳半の「草」の棟
『霽月』(せいげつ)


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2017/4/28

大徳寺月次利休忌茶会  他会記

今日は一人で
大徳寺月次利休忌茶会に出掛けて参りました

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いつもよりは
少し遅めの9時半ごろ
聚光院の門をくぐりました

いただいた番号札は
83番でした

10時に
法要が始まりました

お焼香をしてお参りした後は

新緑の庭から吹いてくる
爽やかな薫風を感じながら

堂内でお席の時間を待ちました


心の通う茶友に出会って
言葉を交わすのも
お茶会の楽しみの一つです


1月にお出会いして
このブログにも書かせていただいた
「つや子さん」にも再会しました

先日の
知恩院献茶のお席で
御世話になった先生にもお会いして
御礼を申し上げ

お茶会常連の茶友とは
数寄雑談に心がはずみました


一人になって
庭に面した廊下に座り
持参したお気に入りの本を読むのも
心安らぐひとときでした


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聚光院閑隠席の掛物は

覚々斎筆 竹画賛

太く勢いのある竹の画の余白に

「こんな竹で花入れを作ってみたい」

といった意味の賛が書かれていると
説明がありました


床柱には
了々斎作 尺八掛花入

なんだか
ユーモアを感じる取り合わせだと
思いました


入っていた白い小花は
「ハゼ」という名前と聞きました



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興臨院

寛澄侑子先生のお席でした

寄付きの掛物が

即中斎筆 三宝柑画賛 薫風

京都では桜も終わり
初夏の気配を感じるものの
まだ風炉の季節には少し早い・・・

そんな難しい今の時季に
ちょうどぴったりの掛物と感じました

本席は

而妙斎筆 千山添翠色


釣釜は「大黒」
鐶付は鼠だとか

点前座にあるのは大壷水指?
と思いきや
「酒会壷」という
少し変わった形の水指でした


客が席入りすると
まず

弘入作赤楽の田楽箱に入った主菓子が
次々に運ばれてきました



ご亭主の
おおらかなお人柄が

お話ぶりだけでなく
お道具からも感じとれる
楽しいお席でした


お席の終わった後に
ご挨拶に参りましたら

「12月の曙会の!」と
すぐに思い出して下さったことが
とても嬉しかったです

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ご縁をいただいた方々との
たくさんの一期一会

そして
自分自身との一期一会


「お茶をのむ」という
たったそれだけの中に

多くの喜びと学びがつまっていることを
あらためて感じつつ

自分の修行として
歩んでゆく斯の道を
照らし導いていただけるよう

利休様に願い
墓前に手を合わせました





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2017/4/27

4月稽古場 4   稽古

今日は
炉の最後のお稽古日でした

障子を少し開けて
風に揺れる釣り釜の風情に
去りゆく春を思う一日でした


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「青山緑水」
黄梅院太玄師

今日は
昨日と同じ
壷珊瑚と蔓日々草に
花筏を添えてみました


置き尺八の花入れは

竹垣でお世話になった
ご近所の竹匠さん作です


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旅箪笥  濃茶  組合点

内海茶入で長緒の扱い
五徳の蓋置の扱いなどを
お稽古していただきました




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干菓子 加賀銘菓 しばふね


先日
地元の百貨店に出かけた折に
地方銘菓のコーナーで
ふと目にとまりました

「しばふね」は
生姜と砂糖がまぶされた
昔ながらのお煎餅です

特に季節感を意識したわけでもなく
何となく久しぶりに食べたくなって
買ってきたのです


ところが昨日
「柴舟」とは何かと検索していたら
新古今和歌集に
こんな歌があることがわかりました(⇒名歌鑑賞





暮れてゆく 春のみなとは 知らねども

霞に落つる 宇治の柴舟  

                寂連法師


終わりになって去っていく
春の行き着く所は知らないが
今 霞の中に落ちるように下っていく
宇治川の柴舟とともに
春が去って行く感じがする





驚いたことに

去りゆく春の情感漂う
まさに
今日の心持に
ぴったり合う歌でした。。。


お弟子さん達と共に
宇治川の情景を思い浮かべながら
私も一服
炉の最後のお茶を相伴いたしました










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2017/4/26

4月稽古場 3  稽古

今日は
二十四節気「穀雨」の名の通り

草木を潤し百穀を育む
優しい雨のそぼ降る一日でした


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「青山緑水」
黄梅院太玄師



今朝庭に降りてみると
椿はすっかり咲ききり
いつの間にやら
白山吹の花も散り始めていました

見ると
昨年知人にいただいた壷珊瑚が
細い茎を伸ばし
その先に可憐な赤い花をつけていました

蔓日々草と一緒に入れてみました


もしかしたら
炉の花ではないかもしれませんが

「風炉の隣」ということで
お許しください・・・



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旅箪笥  濃茶点前  内海茶入


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主菓子  紅けし  鼓月製


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2017/4/25

知恩院献茶式  他会記

本日は
知恩院御忌大会(ぎょきだいえ)の行事の一つ
献茶式に参列させていただきました

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【知恩院献茶式】

日時:4月25日 午前10時

場所:知恩院法然上人御堂

献茶御当番:表千家不審菴 千宗左宗匠

拝服席:和順ホール

点心席:和順会館 大広間

副席 水月会  友禅苑内 白寿庵

副席 真葛庵茶会  友禅苑内 華麓庵


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法然上人御堂 受付


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真葛庵茶会ご担当の席

掛物は

碌々斎筆『椿寿八千歳』

炉縁ぎりぎりまで広がった
平蜘蛛釜に
圧倒されました


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友禅苑の心洗われる新緑


帰りに
八坂神社に立ち寄り
御神籤を引きました


『凶』でした


しかし
その中味は

厳しいながらも慈愛に満ち
私の心を奮い立たせるに余りある
神様からの力強いお言葉でした





【すさのをの 神のみゆきに ひらきませ

人は まとへる ふるの中道】


祇園八坂神社の御祭神である素戔嗚尊は
己が剣にて八岐大蛇を退治なされた。
その雄々しき御威光にすがり
人の背負いし修行の道を光明とせよ。






私にとって
「背負いし修行の道」とは
「茶の道」に他なりません

それを「光明とせよ」と・・・!


なんという
ありがたい言葉でしょう



実は
ちょうど今から10年前の4月25日

私はこの知恩院の献茶祭に
参っておりました


思い返せばあれから十年
茶の道において
色々なことがありました


先が見えず
迷い悩んだ日々もありました


あの頃
十年後にこんなにも
茶の道を愛する自分がいるとは
想像できませんでした


今朝
阿弥陀堂の中に入り
阿弥陀様の前で手を合わせていた時

真摯に茶の道を学ぶ社中の方々と
共に並んでここにいることに
ありがたさで胸がいっぱいになりました



しかし
八坂さんの御神籤は
そんな私に

『ふるの中道』


道にはまだまだ先がある


斯の道を光として
さらなる高みに向かっていけ

急ぐことなく
道を開いてゆくようにと


強い言葉で
指し示してくれたような気がします





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