ようこそ、お入りを・・・。

2018/1/31

1月稽古場 5  稽古

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ついこの前まで
お正月気分でいたと思ったら
あっと言う間にひと月が過ぎ

気がつけば明日からはもう2月です


正に一月は「いぬる」!

そして
二月は「逃げる」
三月は「去る」。。。


これからの季節

梅から桃
そして桜の便りを待ちながら

春の歩みを一歩ずつ
ゆっくりと楽しんで参りたいですね


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6年前に
奈良の高山で削らせていただいた
自作の茶杓です

「曙光」と
銘をつけました

東の空に夜明けの光が射し
新しい事柄が
いよいよ始まる
その明るい兆しを表すといいます


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主菓子  春告草  鼓月製


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2018/1/28

大徳寺月次利休忌茶会  他会記

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今年初めての
大徳寺月次利休忌茶会に
行って参りました

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聚光院では
而妙斎宗匠ご臨席の下
法要が営まれました


これまで
何度も参列させていただいた法要ですが

目を閉じてお堂に響く読経の声を聞きながら
同門の方々と共に
この場に居合わせることのできる有難さを
あらためて
しみじみ感じておりました


法要の後
閑隠席でお道具を拝見し
広間で薄茶をいただきました


掛物は
吸江斎筆玉の絵

いくつも画かれた宝珠が
お家の子宝を表しているとお聞きしました

久田家より
八歳で表千家に養子に迎え入れられ

後の碌々斎となる与太郎を始め
沢山の子宝に恵まれた吸江斎が
三十代の頃に書かれたものだと伺いました


蓋置が
その碌々斎在判で
碌々斎は隠居して宗旦を名乗られた方でもあり

いよいよ来月に猶有斎若宗匠が新しい家元となられる
表千家のお慶びの心が感じられました


聚光院を出た後
利休様のお墓にお参りし
今年一年の精進を誓い
茶の道お導きいただきますようにと
手を合わせました


その後
大慈院へ向かいましたが
今日は
日曜日ということもあってか
殊の外参列者が多かったようで
二席待ちということでした


火鉢に当たりながら
ゆっくり待たせていただきました


大慈院のご担当は
堀内宗完宗匠でした

小雪の舞う露地を渡って
席に入ると
口の広い大講堂釜から
湯気が立ち上っていました

お床の掛物は
了々斎筆「松樹千年翠」


好文棚に
青磁梅型の水指


先代の諏訪蘇山作
蓋は十二代宗哲の弘子様

つまりご夫婦の合作ということでした

折しも
茶杓の銘は「雪舞」

”梅と雪”という
いかにも今の時候にふさわしい
美しいお取合せでございました


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2018/1/25

1月稽古場 4  稽古

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今日も
外の空気はぴんと冷えていたようですが
室内にいると
明るい陽射しに
光の春を感ずる一日でした



昨日に続いて
長板で長緒の稽古をしていただきました


ところで
昨日の稽古で
炉の長板諸飾りの濃茶点前について
ふと疑問に思った点があったので
帰宅してから
手持ちの本を何冊か開いてみました

ところが
風炉の長板諸飾りの濃茶点前は書いてあるのに
炉の点前についてはどの本にも載っていません


仕方がないので
今までに習ったことを書きとめている
十数冊のノートを取り出して調べてみました


すると
私が疑問に思っていた
「仕服を置く位置」について
次の三通りのメモが見つかりました


@長板の左手前 建水と長板の間あたりに置く

 三器を拝見に出す時は
 茶碗を通常通りの仮置きの位置に置く



A茶碗の仮置きの位置に置く

 三器を拝見に出す時は
 仕服を少し右上にはずして
 茶碗を仮置きの位置に置く



B茶碗の仮置きの位置に置く
 
 三器を拝見に出す時は
 茶碗を仕服の右横に仮置きし
 仕服を拝見に出す時に
 仕服を左手にあずけ
 茶碗を本来の位置に寄せる


実際にこの三通りでやってみますと
風炉の時と比べ
建水の位置や身体の向きが違うため
それぞれに一長一短あります

この点前について
本に書かれていないのも
何となくうなずけるような気がしてきました


それでも
お弟子さんにはお伝えしなければならないので
どうしようかと夕べは悩んでしまいました


結局今日は
この三通りを全てお伝えした上で
私が今現在師事している師匠の
おっしゃるやり方で
していただくことにしました

お弟子さんのお話では
去年このお稽古をした時は
特に悩むこともなく
そのやり方でお伝えしていたようなのです


今年になって
急に昔習ったことが蘇ってきて
変に考えこんでしまいました


これも
老化現象のひとつかもしれません。。。



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主菓子  水仙花  鼓月製
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2018/1/25

1月稽古場 3  稽古

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「松樹千年翠」
黄梅院太玄師




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今日は
本当に寒かったですね

先週土曜日の「大寒」を過ぎてから
ぐんと寒気が強まりました

一年で一番寒い時というのですから
寒くて当たり前なのでしょうけれど

いつもなら
炭火のおかげで
茶室は暖房しなくても
暖かいのですが

さすがに今日は
いつまでたっても身体が固くなるほど
空気が冷たく

エアコンを入れてしまいました


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「三冬枯木花」
前大徳一甫師


「三冬」とは
陰暦の10月・11月・12月の
冬季三ケ月のこと

その寒気厳しい冬の最中
枯れ木に突然 
ぽっと花が咲く。。。





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2018/1/20

映画『嘘八百』  つれづれ
普段
そんなに映画を見に行くわけではないのですが

モール街を歩いていて
ふと目にとまった映画のポスターに書かれていた

「幻の利休の茶器」

という文字にひかれて
面白そうだと思って
『嘘八百』という
コメディ映画を観てきました


本当のことは素人にはよくわからない骨董の世界
茶道具の不可思議な世界。。。


お茶の世界の内側にいるからこそ
笑えるような

深く考えたら
逆に笑えないような
複雑な気分にもなりましたが

エンターテイメントとしては
単純に楽しめて
「初笑い」をしてきました


最後に中井貴一扮する古物商が
「自分の茶碗を作れよ」と
佐々木蔵之介扮する陶芸家にぽつりという場面には

「嘘」ではない「真心」が感じられて
ほっとしました


興味がわいた方は
映画館に足を運んでみてください


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