ようこそ、お入りを・・・。

2018/2/28

2月稽古場 6  稽古

千利休の祥月命日である本日
表千家では
十五代お家元が襲名されましたことを
同門会会員の一人として
心よりお慶び申し上げます




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本日は
六名の方に研究会にご参加いただき
以下の稽古をいたしました


・軸飾り
・初炭
・お茶とう
・茶通箱


長年お茶をしていても
軸飾りは
他の方がなさるのを2回見学しただけでしたが

先日のお稽古で
初めて軸飾りをさせていただくことができたので

記憶の新しいうちに
ご指導いただいたことを
今日の研究会にて
お弟子さんにお伝えすることにしました


今回は
これまでの稽古で教えていただいた
(たった)3回の覚書ノート

10年ほど前の教授者講習会の時に
「床の間」のお話の中で教えていただいたこと

それから河原書店から出ている書籍に基づいて

現在私が理解している内容で
ご指導させていただきました



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利休像にお茶をお供えし
一同そろって深く頭をたれて
一礼をいたします時
本当にそこに
利休様が生きておられるのを感じます


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茶通箱

今年は
研究会にて4回
茶通箱の稽古をする予定です

一年が終わる頃には
これまで曖昧だった点と点がつながって
社中の皆さん同様
私自身も
茶通箱の奥義に一歩でも近づけたらと思います


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主菓子  草萌え  鼓月製

  花をのみ 待つらん人に 山里の
       ゆきまの草の 春を見せばや


利休が理想とした
茶の湯の世界ですね


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干菓子  ひなおこし

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2018/2/22

2月稽古場 5  稽古

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桃の花が届いたので
入れてみました

そういえば来週末には
もう桃の節句ですね


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さて
当教室では
毎年今頃になると
お免状や講師資格などの申請について
該当される方にご希望を伺っています


表千家講師の資格登録は
習っている先生が
紹介者として申請することになっていて

その条件は
1、表千家同門会会員であること
2、唐物以上の相伝を受けていること

となっています


今年は
うれしいことに
四名の方の講師資格登録を
申請させていただくことになりました


四名とも皆
コツコツとお稽古を続けられてきた方で

「まさか自分がここまでお茶をするとは
思っていませんでした・・・」

「新たな気持ちでこれからも精進して参ります」

と口々におっしゃいます


『お茶が楽しくて
ひたすら精進、一生懸命習っているうちに
ふっと気づいたら
お茶の先生になっていたというのが
理想です』と

正井風玄先生が
本にお書きになっていますが

彼女たちは正に
そんなふうにここまで
たどり着いた方々ばかりです


そういえば
私自身も若い頃は
お茶の先生になろうと思ったことなど
全くなかったのに

しかも
それほどお茶が好きだったかというと
あまり自信もないのに・・・

気が付いたら
着物を着て茶室にすわっている自分がいて

「いつの間にこういうことになったんだろう」と
いまだに思っています


こんな私が
お弟子さんの相伝取次などまで
させていただくようになったことが

不思議でもあり
感謝でもあります


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主菓子  北野の春  鼓月製


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干菓子  やわためぐり


八幡産の碾茶を練り込んだ手焼き煎餅です

八幡市の名所になっている

石清水八幡宮
飛行神社のカラス型飛行機
松花堂の庵
木津川の流れ橋

などの焼き印がおされています


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2018/2/21

2月稽古場 4  稽古

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『花弄香満衣』
前大徳泰道師

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惺斎好写 松木摺漆四方棚  水滴茶入

今月は
四滴茶入れの一つ
水滴を濃茶点前に使っています

四滴茶入れとは
水滴・油滴・手瓶・つるつきの
四つを言います

何年か前に
道具屋でこの四滴茶入れを買った時
牙蓋が1つしかついていないので
びっくりしました

稽古道具だから省略?
とも思いましたが

実は本歌にも蓋は一つしかないと
聞いたことがあります

しかし
『定本茶の湯表千家上巻』(主婦の友社)には
四つとも蓋のある四滴茶入れの写真が
載っています!↓

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なんだかわからなくなってきました

そもそも
四滴茶入れとは
いったい何なのでしょう?

水滴は
書道で使う水滴をそのまま転用したもの?

それでは油滴は
灯りを点すための油を入れる器を
見立てたものなのでしょうか

でも
私の持っている四滴茶入れは
注ぎ口に穴が空いていませんから
用をなしません

本歌はどうなっているのでしょう?

そして
手瓶とつるつきも
何かの転用?

だとしたら
一つの蓋が全てにちょうどよく
はまるということはありえないと思います


始めから
お茶の道具として
四種類の器物の形を真似て作られたと考えるのが
自然な気がします


稽古道具の四滴茶入は
四つそれぞれ異なる焼き物で作られているけれど
本歌はどんな焼き物なのでしょう

そして
どのような箱に収められているのかも
とても興味があります


ふと
以前東京国立博物館で行われた
台北國立博物院展で見た

「紫檀多宝塔」を思い出しました↓

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一辺がわずか25センチほどの
紫檀製の箱の中に
乾隆帝のミニチュアのコレクションが
30点 ほど収められているのものです


四滴茶入れも
もしかしたらミニチュアコレクション?!


あぁ
お茶の世界
わからないこと
知りたいことだらけです・・・・・



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2018/2/16

2月稽古場 3  稽古

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厳しかった寒さも
今日は少し緩んで参りました

早咲きの啓翁桜の花がちらほら開き始め
一足早い春の訪れを感じます



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『一花開天下春』
東大寺長老寛秀師

一花開いて天下春なり


「分類総覧 禅語の味わい方」(西部文浄著)には

長い冬から解放された
春到来の喜びがひしひしと感じられる語

長い忍苦精進の果てに
心の花が開け
うららかな悟りの世界が展開してきたという
歓喜の表現



と解説されています


「心の花」


ようやく
開いたかと思えば
あくる日には
ちょっとしたことで
シュンと萎んだり・・・

なかなか
「天下の春」とは参りません


でも
生きている花は
一つ残らずいつかは
萎んで枯れ果てます

萎んでも枯れても
そんなことにもとらわれず

ただただ咲く時には咲き
枯れる時には枯れる

そんな花でもいいのかな・・・


ところで

「茶席の禅語大辞典」(有馬頼底著)によると
この禅語には
もう一つ次のような解釈もできるようです

一輪の花が天下に春の訪れたことを知らしめるの意
一を聴いて十を知ること
(中略)
花一輪の中に天下の春がそのまま
収め尽くされているということ



そういえば子供の頃
母からよく
「一事が万事」
と言って諭されたことを思い出しました


お点前でも
茶杓を置く
建水を下げる

といった小さな所作の中に
その人の
その日の心の状態が
表れるように思うことがあります

また日常でも
靴を脱ぐとき
食卓を離れる時など

ほんの些細な動作の中に
その人柄が出てしまうこともあります


「一事が万事」


何気ない母の言葉に
真理がかくされていたことを
今になって
ようやく知ることができました









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水滴茶入を使って
濃茶の稽古をいたしました


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2018/2/15

2月稽古場 2  稽古

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好文棚

今日も
筒茶碗を使って
絞り茶巾の稽古をしていただきました


茶巾は
普段は水屋で畳んで
茶碗に仕組みます


ただ
年に二回
真夏と極寒の時に
絞り茶巾をします時に
客前でたたむことになります


茶巾一枚たたむような
ほんの小さなことこそ

人が見ている所であっても
誰も見ていない場所でも

いつも同じ心持で
丁寧にしたいものですね


茶巾絞りの稽古をすると
そんな「普段」の大切さに
あらためて気づかされます


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主菓子  初音  鼓月製

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干菓子 水仙  亀屋則克製


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