ようこそ、お入りを・・・。

2019/2/28

2月稽古場 6  稽古

本日は
研究会を行い
以下の稽古をいたしました

・初炭

・お茶湯

・茶通箱

・花月


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利休様にお茶をお供えし
社中共々深く一礼をいたしました


さて
昨日のお稽古が終わった後のことです

稽古道具をかたつけ
お床に利休像をかけ
今日の準備をして
台所の方でノートを見ていた時


茶室の方で
誰かが歩いているような
トントントン・・という音が
聞こえました


なんだか気になって
茶室に行って襖をあけました

もちろん
誰もそこにはいませんでした




ただお床に
利休様がじっと座っておられるだけでした



気のせいかもしれませんが
そんなことも
あるのかなあと思いつつ。。。。


今日の写真には
白いオーブが写っていました



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初炭


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茶通箱


当教室で
初めて茶通箱の稽古をしたのは
平成21年の6月でした

その日の参加者は5名でした

あれから10年がたち
本日9名の方々にご参加いただいて
茶通箱の稽古ができることは

社中の皆さん一人一人のご精進の賜と
心より感謝申します


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主菓子  下萌  鼓月製


花をのみ待つらん人に
山里の
雪間の草の春を見せばや


利休が理想とした
茶の湯の境地は
なんだかとても
生き生きしていて力強さを感じます


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干菓子  菜花糖  大黒屋製

福井県鯖江の銘菓です


(追加です)

ここまでブログを書いた後
お風呂に入って
寝ようと思って
自宅の階段を上がっていたら

見たことのない
白い小さな蛾が
壁に止まっていました

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羽に赤い筋が一本
水引がかかっているようにも見える
楚々とした美しい蛾です

今日稽古場で
’胡蝶の夢‘の話をしたばかり

なんだか
夢でも見ているような
不思議な気分になりました。。。


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2019/2/27

2月稽古場 5  稽古

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「弄花香満衣」
前大徳泰道師


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青漆爪紅糸巻棚  濃茶 仕組点

仕組点は
道具を運ぶ手間を省き
茶碗と建水を一緒に持ち出して
濃茶を点てる法です

”侘びた老人”にふさわしい点前と
されています

確かに
年をとって
足元がおぼつかなくなってきたら
建水の上に柄杓を乗せて持って出るのは
なかなか大変かもしれません

とは言っても
建水の上に仕組んだ茶碗を乗せて
持ち出すのも
案外神経を使います

ところで
私の愛読書の一つ
『茶のある暮し 四季の茶の湯 春』(著:山下惠光 平凡社)

如心斎がその嗣啐琢斎に贈った
茶の湯の年齢について書かれた
「茶の定め」が紹介されています

それによると

「五十才より
茶フクサ
手ふくべ
女子ノ通ひ
自在道幸
この外にもあるべし

極老に成候而
水こほしニ茶わん仕込タル手前」


とあるそうです


そして
山下宗匠によれば
「極老とは還暦の頃をいう」

(ええっ!?)

その後に
「如心斎の頃のことであるから
二百数十年前の年齢についての
考えであれば
現在では二十歳以上の感覚の差はあるだろう」

と書いて下さっていて
ほっ・・としたものの

江戸時代に生きていれば
62歳の私はすでに
仕組点の許される
”侘びた老人”
『極老』
だったのですね!



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主菓子  水仙花  鼓月製


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2019/2/21

2月稽古場 4  稽古

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「弄花香満衣」
前大徳泰道師

この禅語について
2007年に書いた記事があります

あらためてその記事を読んで
今の自分の考えが
当時と何も変わっていないことに気づき
あれから12年もの月日がたっていることに
驚きました


ご興味のある方は
お読みくださいませ(→クリック

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好文棚  濃茶 茶筅飾


今日は
午前中は時間に余裕があり
濃茶と続き薄そして薄茶の相伴を
稽古をしていただきました


稽古は
常に茶事の一部を切り取って
割稽古をしているのですが

続き薄や薄茶相伴などをする時には
特に茶事を意識して
稽古をすることにより
より深い稽古ができると思われます


とは言え
お茶はいつも相手のあることであり

相手により
また時と場合によって
臨機応変に対応することが
その時の答えになるわけですから

どこまでいっても
たどり着かない
奥の深い世界であることを
思い知らされます


しかし
そういう世界であることを
受け入れた上で
自分なりのこだわりを持ちつつ

相手に対しては
こだわりを捨てて

あっけらかんと
対応することができた時

そこに
自由自在な喜びの境地を
見いだすことができるような気がします



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主菓子  北野の春  鼓月製


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干菓子  雪の庭  ばいこう堂製

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2019/2/14

2月稽古場 3  稽古

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「一花開天下春」
東大寺長老寛秀師

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好文棚  組合点


今日も
薄茶点前をする方には
筒茶碗を使って
絞り茶巾のお稽古をしていただきました

水屋で茶巾をたたまずに
絞った形のままで茶碗に入れ
席中で絞り直してたたむ作法です


夏は
席中で茶巾を絞ることで
涼しさを感じさせ

極寒の頃には
茶巾を絞り直している時間に
茶碗をしっかりとあたためようという
心遣いです


確かに
こうして温まった筒茶碗でいただく
湯気のたった熱いお茶は
寒い時季には本当に美味しく感じます


このような
おもてなしの心を
大寄せの茶会であっても
茶事や少人数の茶会の時と同じように
大切にしたいと
私は思います

しかし
100人を超えるようなお茶会の水屋で
少人数の茶会と全く同じ動き方をしていては
時間ばかりかかって
結局はお客様を待たせることに
なってしまいます


ごく短時間で
しかも雑にならずに
大勢のお客様に熱くて美味しいお茶をお出しするには
どうしたら良いのか・・・


一人ではできないことですから
チームワークが求められます



4月の曙会に向けて
社中の方々と共に
考えていきたいと思います

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2019/2/13

2月稽古場 2  稽古

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「一花開天下春」
東大寺長老寛秀師

利休梅のつぼみが
ふっくらと膨らんで参りました


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好文棚  濃茶


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主菓子  稲荷山  鼓月製


今から1300年ほど前
和銅四年「二月初午」の日に
稲荷大神様が
稲荷山にご鎮座になったとの言い伝えにより

初午の日には
京都伏見稲荷大社を始め
全国の稲荷神社で祭事が行われます

今年の初午は2月2日でしたが
明日は「二の午」ということで
今日はこのお菓子にいたしました



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干菓子  バンチョの実(糖連子) 

先日 
門真市に出かけた折に
立ち寄った和菓子屋さんで買いました

お菓子に添えられた説明書によると

蓮の実と蓮根は古代から食用とされ
河内国では税として
蓮根を納めていたそうです

また平安時代に都が京都に移ると
淀川を往来する人が多くなり
蓮見物にやってくる公卿たちも
あったといいます

門真では
江戸時代に蓮田が多く作られ
その後も戦前までは
盛んに生産されていたようですが
現在は多くの蓮池は
埋められてしまったのだそうです


素朴なお菓子をいただきながら
河内国の歴史に
思いを馳せることができました

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