ようこそ、お入りを・・・。

2019/4/25

4月稽古場 6  稽古

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「青山緑水」
大徳寺黄梅院太玄師

花は壺珊瑚


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今日は午前中に
四名の方がお稽古に来られた後
午後はお稽古がありませんでしたので
一人で薄茶点前をして自服しました


平成最後のお点前です


そういえば
平成元年私は何をしていたのかと
31年前を振り返ってみると

まだ二人の幼子を育てている
育児真っ最中の専業主婦でした


日常生活の中で
気の向いた時に和菓子を買ってきた折には
色紙箱を持ち出して
キッチンでお茶を点てて楽しんでいましたが
それ以外は
すっかりお茶から遠ざかっていました

そして
子どもが少し手を離れた頃
私が始めたのは
ピアノの仕事でした


レストランで演奏したり
音楽教室や自宅でレッスンをしたりと
いった日々を過ごしていた私は

10代から20代の頃に習っていた茶道を
再び始めることなど
まったく頭にありませんでした


しかし
人生は不思議なものですね


平成13年の春
私は息子の学校のPTA委員として
茶道に再び出会うことになりました


その2年後の平成15年には
お茶を習いたいという人が現われ
ゆくりなくも
茶道教室を開くことになりました


あれから16年

私にとって
茶道は人生の道場となり
茶道を通して
色々な人に出会って
多くの学びをいただきました


そして
令和時代を迎えるにあたり
これまでいただいた沢山のご恩に感謝し
これからは
自分のできることで
まわりの方々に御恩返しをしていきたいと
思っています


新しくできあがる小間茶室が
その小さな舞台となればと
願っています


それでは
令和時代にお会いいたしましょう!





















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2019/4/24

4月稽古場 5  小間茶室新築工事

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「青山緑水」 
大徳寺黄梅院太玄師


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抱清棚  濃茶点前  茶筅飾



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主菓子  ひなげし  鼓月製



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干菓子  京しぼり   さざれ石


平成時代も
残すところあと一週間となりました


令和元年の開幕と時を同じくして
我が家の小間茶室も
完成に向けて
着々と工事が進んでおります


茶席披きは
11月に予定をしています


令和時代は
平成で培った経験をもとに
お茶事を楽しみながら
茶の道を一層深めて参りたいと思っています


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2019/4/21

MIHO MUSEUM  美術館・お茶室

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滋賀県甲賀市にある
MIHO MUSEUMで開かれている

2019年春季特別展
「大徳寺龍光院 
国宝曜変天目と破草鞋」に
行ってきました


折しも
枝垂れ桜が満開で
美しさの中に
一日酔いしれました

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早起きをして
開館一時間前に着いたのですが
エントランスの前には
既に数十人の人が並んでいました


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10時の開館直前には
振り返ると
後ろにこんなに長蛇の列ができていました!


館内はどんなに混雑するかと思いきや

案内係のスタッフの方々の
的確な指示のもと

心配していたような混雑もなく
整然と並んで

思っていたよりもゆっくりと
国宝 曜変天目を始めとした
龍光院の至宝の数々を
拝見することができました




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お昼は
レセプション棟にあるレストラン ピーチバレイで
館長の熊倉功夫先生監修「一汁三菜」をいただきました



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そして
午後2時からは
大阪市立東洋陶磁美術館の小林仁氏による
講演会「曜変天目の魅力と謎に迫る」に
参加いたしました

この講演会で
私が初めて知り得たことを
メモしておきます

・宋時代のお茶の色は今より白かったので黒い茶碗が好まれた

・天目茶碗の覆輪は日本に入ってから鎌倉時代の金工により
つけられたと考えられる

・静嘉堂文庫の曜変天目は徳川家光から乳母の春日局を通じて稲葉家に伝わった

・藤田美術館の曜変天目は徳川家康から水戸徳川に伝わった

・龍光院の曜変天目は津田宗及から津田家の菩提寺である堺の大通院に伝わった後
江月宗玩和尚が住持する龍光院に入って今に至る

・江月和尚は堺の豪商 天王寺屋津田宗及の子どもだった

・曜変天目の青い光彩は重金属によって作られたものではなく
膨大な数の天目茶碗を作っていく中で偶然生まれた

・近年 南宋の宮廷跡から曜変天目の破片が発見されたことから
曜変天目は中国においても宮廷の文物として貴重なものであった

・藤田家の曜変天目に添っている天目台は
藤田家に入った後に合わせられた


・曜変天目は時代によりかつて「窯変」「容変」などと書かれていて
「君台観左右帳記」に「曜変」の記述がある

・国宝の三つの曜変天目以外に歴史的に「曜変天目」と呼ばれている
茶碗があるがそれらは厳密には曜変天目ではなく油滴天目である


ところで
今回の特別展のタイトルにある
「破草鞋」とは

自らが学んだ法や修めた道をちらつかせることなく
人知れず平凡に
ひとつの破れたわらじのように生きていくことこそが
禅の修行の境地である

という意味なのだそうです
(HP”美術手帖”より)


ブログなど書いている私には
語るような資格の無い境地です。。。





MIHO MUSEUMに行った翌日
婆沙羅大名として知られる
佐々木道誉が眠る
「勝楽寺」に立ち寄りました


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ん?


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野生の猿でした!


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2019/4/18

4月稽古場 4  稽古

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「梨花一枝春」
前大徳文雅師


華やかな春の中にも
美しく愁いをおびた
白い梨の一枝

(『茶席の禅語大辞典』より)

少し障子戸を開けますと
外からの柔らかい春風が心地よい
今日のお稽古場でした


曙会の一日も
徐々に夫々の佳き思い出となって
春霞の中遠ざかって行きます


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抱清棚  濃茶  組合点

先月は曙会に備えて
ずっと薄茶の稽古をしていただいたので
今日は久しぶりの濃茶のお稽古でした

来月は
もう風炉になりますね


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主菓子  のどか  鼓月製




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干菓子 石ヶ根  万年堂製


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2019/4/14

表千家同門会大阪支部茶会  他会記

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本日は
大阪美術倶楽部で開かれた
表千家同門会大阪支部茶会に
出かけて参りました


濃茶席は
昨年11月に行われた
猶有斎宗匠御襲名祝賀茶会における
大阪支部席の跡見茶会の趣向でした


私は祝賀茶会に参列できませんでしたので
同門誌などの紙上で拝見していましたが
本日は
そのお道具を直に拝見することができ
大変うれしく思いました


今日は
元伯宗旦作の尺八花入に

ウラシマソウが入っていました


釜は
ご時候に合わせて

桜川写になっていました


薄茶席は
平成11年度の役員さんのお席でした


半七作の伊賀写の花入には
八角蓮(はっかくれん)という
珍しいお花が入っていました


寄付に飾ってあった
旦入の黒楽と
覚入の赤楽のお茶碗を

ご説明の方が裏返して
高台を見せて下さいました


お茶碗は
やはり
裏返してみると
その特徴がよくわかって面白いなあと
あらためて思いました


お席でいただいたお茶は
濃茶も薄茶も共に熱くて
とても美味しかったです


お水屋の方々は
慣れておられる方ばかりと思いますが
それでも崩れることなく
丁寧にもてなしていただき
素晴らしいなあと思いました



展観は
「而妙斎宗匠の御道具」


御自筆の一行や
御好の御道具
そして
御自作のお茶杓など

たっぷりと拝見させていただきました


その中で
一つ印象に残った掛物があります


扇面 一静庵菊の画 而妙斎賛 喜久寿


先代の木村宗匠が
画かれた菊の絵でしょうか


在りし日の木村宗匠と
而妙斎宗旦宗匠との楽しげな様子を想像しながら
拝見させていただきました


今回の展観席では
個人的に
もうひとつ楽しみながら拝見したものがありました


それは
展観席のあの青竹の長い結界です

実は
今小間の建築でお世話になっている大工さんが
あのしつらえを毎回こしらえているのだそうです


今までは
御道具の方に目がいって
結界をあえて見ることなかったのですが

あらためて見てみると
太さの違う2本の青竹が
傷ひとつ無く
ずっと長くまっすぐ通されていて

こんな
必ずしも人の目にとまるわけではないところにも
素晴らしい匠の技があるのだなあと
感動しました


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