ようこそ、お入りを・・・。

2019/6/28

大徳寺山内月釜  他会記


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本日は
千利休の月命日に
大徳寺山内で開かれる
月釜にでかけて参りました



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【瑞峯院】

八事窯の中村道年さんのお席でした

実は
昨日の相伝茶事に使ったお茶碗は
私が初めてお茶の手ほどきを受けた
名古屋の平林つや先生が
八事窯で造られた黒楽でした

40年ほど前
私も先生に連れられて
何度か八事窯に行き
三代道年さんのご指導の下
お茶碗を作らせていただきました


そのことを
本日のお席主である当代の道年さんに
ご挨拶させていただきましたところ

お母様の四代尼道年様が奥から出てこられ
平林先生とは
お若い頃より大変ご親交があったそうで
とても喜んで下さいました

平林先生に
少しだけ恩返しができたような気がして
うれしくなりました


【大慈院】

小田原からお越しの
正井風玄宗匠のお席でした

待合の掛物は 林英仁氏 円相 上流佳夢

こんな禅語あったかなあ・・・と思いつつ
席に入りましたら

「ウエ ル カム」と読みます


とのご説明に納得!


大きな瓢箪の花入れが
お床の真ん中に鎮座


書院には
美味しそうな桃の実の香合

長板の上には
桐の曲げで手の付いた
塗物のバケツみたいな・・・?
不思議な水指がありました


大きな銅鑼の器の中には

黒っぽい小さなお菓子が
山のように積まれて

何だろう?と思って食べたら
とても美味しかったです

紫蘇であんこをくるんだお菓子でした


【玉林院】

高見俊一先生のお席でした

小ぶりの風炉釜と
大ぶりの平水指の取り合わせ

蘇民将来のお茶碗など

いよいよ夏本番!を感じるお道具組でした


席中はエアコンで快適でしたが
外はまさしく
京都独特の蒸し暑さで
境内を歩いていると
単衣の着物が息苦しく感じられるほどでした


本日は
天気予報では
早くも台風の到来かと心配されていましたが
思いがけない好天の一日となりました


ご遠方の茶友
身近な社中の面々
ずっと昔のご縁でつながっている方
久しぶりにお会いする方・・・

さまざまな人との出会いに感謝する
お茶三昧の一日でした




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2019/6/27

盆点の相伝  茶事

本日は
社中のM様に盆点の相伝をさせていただきました

ご連客は
昨年盆点の相伝を受けられたM様


そして
半東は
四年前に盆点の相伝を受けられたM様に
お手伝いいただきました


偶然ですが
今日は
三名とも同じ頭文字の”M様”でした

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早朝より
ときおり雨がぱらついていましたので

どのような形で
席に入っていただこうかと
直前まで色々考えていましたが


ちょうど席入りの時刻には
天の打ち水も
一休みしてくれました


お陰様で
いつも通り
露地を通って
お席入りしていただくことができました




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席入り前に
席中にお香をたきしめました


ご挨拶の後
すぐに
盆点の点前をさせていただき

不審菴から届いていた
お許状をお手渡しいたしました




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一汁二菜

お赤飯は物相で抜きました


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主菓子 初蛍  鼓月製

お正客が
ちょうど先日蛍狩に行かれたとのこと


夏の風物詩ですね

でも私は蛍というと
命の儚さをついつい思ってしまいます

たとえ何十年であっても
過ぎてみれば
命の輝きは刹那的で
それだからこそ美しいものなのかもしれません


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干菓子 御所氷室  鶴屋吉信製

このお菓子の
さっくり柔らかな食感が
私はとても好きです

先日
鶴屋吉信の菓子職人さんにお聞きしたら
この美しい形は
一つ一つ包丁で切るのだそうです


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無事に
盆点のお相伝をさせていただくことができ
今ほっと一息ついています

皆さんがお帰りになった後
利休像の前にしばらく座り

御礼の言葉をお伝えし
色々なことを利休様にお話しし

あつかましくも
お願い事もいたしました


厳しくも慈愛のこもったお顔で
利休様は聞いて下さいました




16

2019/6/27

鶴屋吉信本店  お店情報

一昨日
お茶事で使うお干菓子
「御所氷室」を買いに
堀川今出川にある
鶴屋吉信の本店に行きました


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二階のお休み処では
お抹茶をいただくことができます

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こちらは『菓遊茶屋』

ついつい
天井の作りや下地窓や柱などに
目がいってしまいます

照明もいい感じでした


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この素敵な場所で
たった一人の客である私に
菓子職人さんが
色鮮やかな生菓子を作って下さいました


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お茶事の準備で忙しい中
ちょっと一息
贅沢なひとときでした




11

2019/6/26

時時勤払拭  つれづれ


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雑巾を手に
膝をついて拭き掃除をしていると
なんだか気持ちが落ち着いてくるのは
なぜでしょう


そういえば
子供の頃
夏休みになると
母と一緒に
毎日雑巾がけをしたことを思い出します


汗が鼻の頭からぽたぽたと落ちて
体中汗だくになった後
シャワーを浴びて(水しか出ない昔のですが)
冷たいアイスを食べた時の気持ち良さ・・・


お産のために実家に帰った時も
楽に産めるようにと
雑巾がけをしていたように思います


最近では
便利なモップなどができて
昔ほど雑巾をかけることが無くなりました


茶室の畳は
普段は箒で掃いたり
雑巾でから拭きをしていますが

お茶事の前には
雑巾をかたく絞って
水拭きをしています


やはり
水拭きをすると
さっぱりして気持ちが良いです


埃を拭き取りながら
実は自分の心の汚れも
一緒に拭き取っているような気持ちになるから
心が落ち着くのかな




『本来無一物』

どこに塵や埃があるというのか!



そんなことが
禅語の本には書いてあるけれど


家の中も私の心にも
払っても拭いても
すぐに埃がたまってきます


埃も塵も
たまるもんや・・と思っといた方が
なんだか気持ちが楽になります


たまったら
また
拭き取ったらいいのですから。。。



16

2019/6/25

日進月歩  つれづれ

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私が初めてお茶事というものに
挑戦したのは
平成16年の5月でした

まだ四つ碗の懐石までは無理でしたので
縁高に煮物椀だけの
簡単な点心でのおもてなしでした

その頃
当時習っていた稽古場の先輩に
初めて錦市場に連れていっていただきました


その時の感動は
今でも忘れられません


他にはない
京都独特の食材がここでは
あちこちの店先に
当たり前のように並んでいました


一見さんの私は
なんだか緊張してしまいました


あれから15年

ほとんど稽古茶事ばかりですが
回数だけは70回ほど重ねてきました


その度に錦市場に出かけて
お気に入りのお店もいくつかできました


しかし
最近は錦市場の様子も
日進月歩の勢いで変わってきています


足を運ぶ度に
こうこうと明るい照明のついた
新しいお店ができています


そこが
前はどんなお店だったか・・・

思い出そうとしても
なかなか思い出せません

こうやって
どんどん昔ながらの風景が
消えていくのかなと思うと
寂しいような気がします


でも
変わっていくことは
この世の常


貪欲にしたたかに
時代の波に乗って

外国からの観光客にも対応して
がんばっているお店もあります


食材を詰め込んだ
ショッピングカートをひきずりながら

それで
私自身はどうありたいのか・・・

そんなことを考えながら
行き交う人の間を歩いていました




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