ようこそ、お入りを・・・。

2019/7/31

7月稽古場 6  稽古

今月は
訳あって
研究会を2回いたしました

今年
飾物の許状を
いただかれた方がありましたので

2回目の今日は
「飾り物」と「茶席の会話」
というテーマで実施し
7名の方にご参加いただきました

今回の研究会のために
茶席における会話について
4ページの資料を作ってみました↓

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内容は
《茶事の会話》と
《茶書に学ぶ主客の作法》について
簡単にまとめました


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軸飾り


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茶入飾り


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盆香合


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盆香の後
お床に花を入れました

ほっと和らぎますね


1時にスタートして
ここまでくるのに
ほぼ3時間

その間
お茶もお菓子も無しのお稽古でした


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最後に
濃茶点前と
薄茶点前をしていただきながら

主客の会話について
実践的に勉強していただき
終わったのは
6時をまわっていました


結局は

茶席だからといって
特別なことを言おうとしたり
へつらったりせず

主客が互いに敬意を払い
感謝の気持ちをもちつつ

自分の言葉で
心に浮かぶことを
素直に
伝えたらいいのではないでしょうか


あとはやはり
場数をふむことも
大切かなと思います



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主菓子  合歓の花  鼓月製

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干菓子  中宮寺


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2019/7/24

7月稽古場 5  稽古

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「滝」
前大徳積應師

明日は天神祭ですね
船渡御に因んで。。。



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今日の研究会には
8名の方がご参加下さいました


・初炭
・台天目
・台天目
・数茶


今年は
台天目のお許しをいただかれた方が
三名ありましたので
今日はそのうち二人の方に
台天目のお点前をしていただきました


2回続けてしましたから
ずいぶんご理解いただけたのではないかと
思っていますが
いかがだったでしょうか


私自身は
20代の頃に
台天目の相伝をしていただきました


その時はまったくちんぷんかんぷんでしたが
とにかく暑い日だったことと
茶巾のたたみかたにびっくりして
家にとんで帰ったことだけは
今も覚えています


その後しばらく
お茶から離れていた時間がありましたが
40代になって再開してまもなく
台天目の点前を
あらためて教えていただきました


その当時習っていた先生が
私が理解するまで
毎週台天目の稽古ばかり
させて下さったおかげで

点と点が線となり
線と線がつながって
お点前の全体像が
だんだん鮮明になっていきました


その頃は
お点前の手順を覚えることに夢中で
なぜそうしなければならないか
などということには
考えも及びませんでした



やがて
盆点も教えていただき
点前の流れがある程度わかってきた頃
お点前の色々な所作の中に
いくつかの疑問が
わいてくるようになりました


なぜそうするのか


その理由を知りたいと
思うようになりました


それを師匠におたずねし教えていただくと
それが腑に落ちて
より理解が深まったような気がしました


長い年月をくぐりぬけて
構築されたお点前には
一貫性があって
合理的であるが故に
美しさがあるなあといつも驚嘆いたします


今日の稽古で
ある所作について
お弟子さん達にその理由をどう考えるか
おたずねしてみました

いくつかの答えがでて参りました
そのどれもが正しいと思いました


点前というものには
やはり必然性があるのだなあと
あらためて感じました


先日も
ある場面で
頭で考えているだけでは
答えが見つからないようなことがありました


しかし
実際に茶室にすわってやってみると
理屈ではなく
そこに必然性があったことに
気づくことができました


点前の習得を通して
お弟子さん共々
お茶の真髄に近づくことのできることが
とても楽しく幸せに思います


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主菓子 清流 鼓月製

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鶏卵素麺  鶴屋八幡製

美味しいのですが
ちょっと食べにくいので
一切れずつラップにくるみました

茶席では
あまりしないことかもしれませんが。。。


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2019/7/21

炉の灰つくり  裏仕事

今年は梅雨のあがるのが
遅いようですが
暦ではもう土用に入りました

今日は幸い雨ではなかったので
前から予定していた
炉の灰作りをすることにしました


毎年この作業をブログに書いていますが
ここに書かせていただく内容は
私がこれまで先生から教わったり
講習でお聞きしたこと
本に載っていることを参考に
試行錯誤しながら
私なりに行っている一つの例に過ぎません


灰の作り方を知りたくて
たまたま私のブログを読まれている方は
他にも色々な作り方があると思いますので

まずはあなた様の先生におたずねになって
下さいませ

また
他のサイトや書物をご覧になったり
講習会などに参加されて
試みにご自分でされてみて

毎年なさっていくうちに
ご自分に一番合った方法を探していかれたら
よいと思います

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4月に炉からあげておいた灰や尉など

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蚊取線香と虫除けスプレー
熱中症対策の水
マスク(灰を吸わないように) 

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去年この作業をしていたら
腰が痛くなってしまったので
今年は
小さな椅子に腰掛けてやりました

この椅子は普段は
ご高齢の方が玄関で靴を履く時に
腰掛けていただけるように
置いているものです

とっても楽でした!

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1時間あまりで
灰を全部ふるいにかけました

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ちょっと一服ひとやすみ。。。


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底と尉をふるったものに
お湯をかけてあく抜きをします


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シチューを煮込む時のように
お玉で泡と浮いた炭のカケラ(1〜2ミリの大きさ)
をすくいます



ここの作業について
去年お弟子さんからご質問がありました


それは
上澄み液をこぼす時に
灰も一緒に流れてしまうが
それでいいでしょうか?と
いう内容でした


実は
私もそのことが気になっていましたが
まあ仕方がないかな・・・と
思っていました


お弟子さんに質問をされて
あらためて考えて
今年は少しやり方を変えてみました


つまり
上澄みを捨てずに
ただひたすら
浮いた炭と泡をお玉ですくう作業を
繰り返しました

水面に浮いた炭と泡が無くなったら
お玉で灰全体をかき回すと
また同じように炭のカケラと泡が浮いてきます


それをまた掬って・・・と
一時間ほど繰り返していたら
だんだん炭と泡が減ってきました




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左のポリバケツの中は
掬ったアクがはいっています

ここまでやって
ひとまず中断して
お昼ご飯を食べにいきました


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2時間ほどして戻ってくると
上澄みがきれいに澄んでいましたので
なるべく灰が混ざらないように
ていねいに上澄みを掬い出しました

去年は
このまま一週間おいてから
お茶をかけましたが
今年は都合で
今日一日で作業を終えたくて
この後すぐに
お茶で染めることにしました


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水屋でこぼれたりした古いお茶


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茶筅で普通に点てます


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緑茶を煮立てます


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一度に混ぜるととても力がいるので
少しずつ分けてお茶を混ぜてこねます


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1時間あまりで終わりました

今日はいつもより暑くなくて
楽だったと思いましたが
終わったらなんだかとても疲れて
帰宅してすぐに一時間ほど
お昼寝をしてしまいました
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2019/7/18

7月稽古場 4  稽古

先週末頃から
枚方では
時々蝉の声を耳にするようになりました

今朝もどこかから
しゃー・・・と
クマゼミの鳴き声が
聞こえていたようですが

この梅雨空の下では何となく勢いがなく
逆に寂しさを感じるほどでした

案の定
お昼過ぎには茶室の中にも
ざーっという雨音が聞こえてまいりました

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画賛「涼一味」
前大徳積應師


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江岑棚  濃茶 長緒


今日は五名の方がお稽古に来られ
全員に長緒のお点前をしていただきました

お仕服の扱いが
なかなか難しいけれど
さらりときれいにできると
美しいものですね


さて
今日の稽古場は
昨日の「トカゲが背中に・・」の話で
大いに盛り上がってしまいました


実際
トカゲはどこからやってきたのでしょうか

正客として座っている私のすぐ後ろには
見学席の方々が大勢いらっしゃいましたから
もし天井からトカゲが落ちてきたのなら
誰かが気づいたかもしれないのに・・・

何の前触れもなく
まるで私の身体から抜け出たかのように
突然着物を這っていた小さなトカゲ


調べてみると
青いトカゲは日本トカゲの子供なのだそうです


はかない命を賭して
あの小さなトカゲは
私に何を伝えに来たのでしょう・・・


私には
あの幼トカゲが
自分の中に存在していた
幼く未熟な子供だったような気もします


そんな話をしていたら
あることにふと気づきました


それは
トカゲは脱皮する生き物だということです



私は今
脱皮をしなければならない時を
迎えているのかもしれません


そして
私の身体の中から
幼い過去の私が抜け出し
そして死んだのかもしれない・・・


私はこれまでの殻を捨てて
新しい自分にならなくてはならない


そんな気がしてきました

具体的には
まだ何をどう変えるのかわからないけれど

変わるべきか現状維持か
迷うことにぶつかったら
私の左腕のあたりを
チョロチョロッと動いていた
あの小さなトカゲを思い出して
変わっていく方を選択していこうと思います




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主菓子  朝の庭  鼓月製


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干菓子  紫野  玉壽軒


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2019/7/17

トカゲが背中に・・・  つれづれ
今日は早朝より
お茶のお稽古に出かけました

自分のお稽古です

茶碗飾り
初炭
組合せ点
後炭
花月
そして
私は最後の盆点のお稽古で
正客に入らせていただきました


静寂の中
緊張しながらお点前さんが点てて下さった
お濃茶をいただき
ちょうど三客めの方が飲まれるころ・・・


ふと自分の着ている
紺色の着物の左肩のあたりに
光る細いものが見えたような気がしました

おやっ?と
思ったら
それはなんと小さなトカゲ!

するするっと私の着物の上を這って
背中の方へ廻っていき

思わず首をすくめた途端
襟足の所から着物の中へ入ってしまったのです


師匠がすぐに気づいて下さり
お許しを得て
次客さんと一緒に廊下に退出し
トカゲを取り出していただきました

私は
トカゲを庭に放してもらおうと思っていたのですが
とても小さなトカゲだったので
かわいそうに
つまんだ時に潰されてしまったようなのです


それがショックでした


でも背中から取り出してくれた彼女も
必死だったと思います


少なくとも
私の着物の中で死んでしまったら
もっとショックだったと思います


なんの意味があって
こんなことが起こったのか・・・


師匠が
「トカゲは縁起がいいんだ」と
おっしゃって下さったことが
せめてもの心の救いです


小さなトカゲの
安らかな成仏を祈ります;(-人-);









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