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2019/7/7

真菰(まこも)  小間茶室新築工事


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小間の点前座の上は
へりくだって少し低く作られ

「落ち天井」とか「下り天井」とか
呼ばれます

真行草という分け方をすれば
草にあたります


網代にしたり
蒲(がま)やへぎいたを使ったりするようですが

我が家の小間には
真菰(まこも)という材を使っていただきました


「まこも」と聞いても
初めは何のことかわかりませんでしたが

検索してみたら
色々なことがわかりました


「株式会社マコモ」というサイトによると


真菰とはイネ科の多年生植物で

日本人にとって縄文時代から
衣食住すべてにわたって
欠かせない存在だったそうです


稲作文化が伝わる前には
実や新芽を食料とし
干した真菰をゴザや蓑笠など
様々な生活用品として利用してきたといいます

また真菰は
神社でしめ縄として使われることもあり

出雲大社では
毎年「真菰祭り」
という行事も行われているとのことです

こうして
日本人の暮らしと古の時代から結びついた真菰は
いつしか聖なる草・癒しの草・霊草として
扱われるようになったのだそうです


そんな真菰を
茶室の天井に使っていただき
とてもうれしい気持ちでいます


調べているうちに
真菰を特産品として
栽培に力を入れている場所の一つに
三重県のその名も
「菰野」(こもの)という町があることがわかりました


来月
名古屋の実家に出かける折りに
是非立ち寄ってみたくなりました

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2019/7/7

曙会  他会記

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曙会茶会に行って参りました

本日のご担当は
寺内自適庵様でした

寄り付きは朝顔の画
そして脇床には河童の画で
まずは涼を感じて。。。


会記には
「即中斎筆」としか書かれていなかった
本席のお床には・・・


真っ白な本紙になんと!

「雪」

の一文字



あえて会記に書かれなかった席主の思いが
伝わりました



砂張の釣り船花入をお使いになったのは
やはり今日が七夕の節句だからでしょう

即中斎宗匠の奥様がお好きだったという
「泰庵木槿」と縞葦が涼しげに入っていました


主茶碗は赤の平

「待宵」という御銘も

彦星と織姫に思いを馳せてのことでしょうか


唐銅の面取り風炉に合わされた
小ぶりの棗釜には
蜻蛉の鐶付きが
夏らしさを演出していました




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