ようこそ、お入りを・・・。

2020/1/31

から拭き  玄庵

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初釜やお茶会
そしてその後続いたお稽古やレッスンの
過密スケジュールの日々が
ようやく落ち着いて

ふと気づいてみたら
玄庵の中に何日も入っていないことに
気づきました


今朝は
露地に落ちていた小さな落ち葉を拾い
久しぶりに茶室に入りました


土壁の匂いに
あの席披きの日々が蘇ります


真っ白な雑巾で
今日は丁寧にから拭きをしました


小さな空間だけれども
向板や畳だけでなく
障子の桟や柱など
拭く所は結構たくさんあります


黙々と拭いていたら
ずっと雨戸が閉まっていたにもかかわらず
白い雑巾がうっすらと黒ずんでいます


本当は
毎日拭けたらいいのですが。。。


今はなかなかできません


寒さが緩む3月頃から
GHPを再開する予定です


それまで
毎日は難しいですが
なるべく頑張ってお掃除をしようと思います








13

2020/1/30

1月稽古場 4  稽古

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「松無古今色」
當麻寺中之坊貫主 實秀師




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紹鴎棚

今日は午前に4名と午後に3名の方が
お稽古に来られました


その中で
Nさんは今月お忙しくて
今日一日で午前と午後にお稽古をされました


そのNさんは
茶歴は長いのですが
紹鴎棚のお点前は初めて?
あるいは大昔にされたことがあっても
もう忘れていらっしゃるか・・・

とにかく午前に薄茶点前をしていただいた時は
大いに緊張なさっていたそうです


そのせいか
地袋の戸を開け閉めされる時の手が
何となくぎこちなく感じられて
見ていた私はふと
つまみの持ち方をあらためて
「どうだったかな?」と
考え込んでしまいました


つまみを持つとき
親指を上にして上下に持つのか
それとも左右に持つのか・・・?


それで
Nさんのお点前の後
自分で点前座に座って
確かめてみることにしました


引き手に遠い方の手
ということははっきりしているのですが

つまみの持ち方はさてどうだったか・・・


水指を出す時は
棚の右寄りに座って
まず左手で親指を上にしてつまみを持って
七分ほど開けます

その後
右手で同じようにつまみを持つのですが
開けきる時に
左のつまみに戸を勢いよくぶつけないように
気をつけるためか
手がやや伏せるような形になっていることに
気づきました


それから
左の戸を開ける時は
中央に座って
同じく遠い方の右手で親指を上にして持ち
七分ほど開けた後
左手で開けきりますが
この時もやはり
もっているつまみが右側の戸に
ぶつからないように気をつけていることに
あらためて気づきました



もしかしたら
こんなことがあの「秘事」と関係あるのかも?と
稽古場ではもりあがったのですが。。。。



稽古が終わって自宅に帰り
あらためて茶道雑誌など本を数冊開いてみたら
つまみの持ち方について
詳細に書いてあるものは見つかりませんでした


それどころか
実は紹鴎が「秘事はこめける」と詠んで
愛用していた棚は
なんと
この紹鴎棚ではなく
「利休袋棚」ではないかとも
考えられているという記述がありました
(「即中斎記第二分冊」p100 「定本茶の湯表千家上巻」p140)

結局
紹鴎の「秘事」は迷宮入りとなりました_(._.)_

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主菓子 春告草 鼓月製
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2020/1/29

1月稽古場 3  稽古

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「松無古今色」
當麻寺中之坊貫主 實秀師


今日は午前と午後に
それぞれお二人ずつでしたので

一客一亭のお稽古をしました


普通のお濃茶の時との違いを知ると
亭主と客が
とても細やかにお互いを慮っていることに
気づかされます


お点前でこうなっているからする
というのではなくて
「その心」を感じとることが
お茶を学ぶ上で
とても大切なことなのではないでしょうか



実は昨日
私は深く反省させられることがありました


相手の方のご厚意に対して
何らかの形で答えようとしながらも
今ひとつ配慮が足らなかったことを知り
とても恥ずかしく思いました


それでも今回は
そのことに気づかせていただいただけでも
まだよかったかもしれません


このようなことが
今までもあったかもしれません

あとから振り返って
自分でも
気づかぬうちに
知らず知らずのうちに
誰かの心に傷をつけたかもしれないと思うと

本当に自分が情けなくなります


毎日神様のお許しを願っている私です



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紹鴎棚 濃茶点前


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主菓子 福は内鬼は外  鼓月製

もうすぐ節分ですね

節分前には
今年も邪気を祓ってもらいに
神社へお参りに行ってこようと思います


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干菓子 花一枝  亀屋良永製





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2020/1/28

大徳寺月次利休忌  他会記

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今日は
今年初めての大徳寺月次利休忌に
行って参りました


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まずは十時からの法要に参列いたしました

今日は番号札が若い31番でしたので
法要の後
閑隠席にて2席目でお茶をいただくことができました

お床には
子年生まれの啐琢斎が
ちょうど60歳でご隠居された折りに書かれた
大黒画讃が掛けられていました

内室であった「おたく」さんに送られたものだそうです


水指も
子年に因んで
古瀬戸の「小槌」


主茶碗は赤楽で銘令春

替えは猶有斎お家元自筆の子(ね)

いずれも
新たな年の初めを祝うご趣向でした


本日は
あと一席だけまわろうと思い

瑞峯院の
光悦寺・山下昭子様のお席に向かいました


お床には
大綱和尚筆 即位の句

明治天皇の父
孝明天皇が即位された折に
詠まれた歌とのことでした


点前座には
高麗卓に俵形の水指

別床には

「松」「竹」「梅」の
三幅が掛かり

その前には三番叟の飾り物が置かれて

こちらも
初春を寿ぐお道具組を
楽しませていただきました


興味深かったのは
寄付に置かれていた如心斎の物とは別に
席中で使われたお茶杓

アテネの月桂樹を削って作られたのだそうです


その頃
陸上競技をされていたお孫様へ
「韋駄天」という銘をつけて
山下宗匠がプレゼントされたのだそうです

そのお茶杓を手に
本日お点前をされたお孫様を
山下宗匠は天国から
目を細めてご覧になっていたことでしょう



もう一つ面白かったのは
お床の盆石「菊花石」のまわりに敷かれた
真っ白い石

これは
山下宗匠がエジプトに行かれた折に
ピラミッドの周りにあった石を
拾い集めてこられたものだとか。。。


ちょうど修復中だったそうで
「お咎め無しでした」と
楽しげにおっしゃるお席主の
ユーモアあふれるお話と笑顔が

どんな素晴らしいお道具よりも
素敵で魅力的でした



今日は一人で出かけましたので
その感動を共有してお話できる人が
いないのがちょっと寂しかったです



聚光院では
利休様のお墓にお参りにいきました

ちょうどお家元の皆様が
お参りをされていました


少し下がってお待ちした後

墓前に一人静かに手を合わせて
昨年の諸々を感謝し
新たな一年の精進を誓って参りました


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2020/1/24

お抹茶の足湯!?  つれづれ
あ〜今日はびっくりしました!

1〜2ヶ月に一度通っている
お気に入りのエステティックサロンがあります

天然のハーブを使った
オイルトリートメントがとても身体に優しくて
10年以上通い続けています


ここではいつも
施術の前に
季節のハーブを入れた足湯(フットバス)を
用意して下さいます


ガウンに着替えて
施術のお部屋に行きますと
今日はいつものフットバスに
透明なお湯だけが入っていました


おや?
と思ったら

エステティシャンの方が
お抹茶を運んでこられます


ちゃんとしたお抹茶茶碗に
普通に点てたお薄を・・・

そしてなんと!

そのお抹茶を
両手で丁寧にフットバスに注がれました


一瞬
変な夢でも見ているような感覚になりました


彼女が
「今日はお正月なので。。。
お茶の先生に失礼かもしれませんが・・・
抗酸化作用があるので。。。」と

ちょっぴり申し訳なさそうにおっしゃいます



私は本当に
びっくり仰天しましたが

せっかくですから
そのお抹茶の注がれたフットバスに
恐る恐る足を入れてみました


なんだか
畏れ多いような気がしながら
薄緑色のお湯の中につっこんだ両足をじっと
のぞきこんでいました


しばらくしたら
足首から先が
じんじんとしてきて
とても気持ちのよい温かさに
心がほぐれていきました



いつものハーブ湯とはひと味ちがった
お抹茶のフットバス


初体験でした


あの栄西や明恵上人も
さすがにお抹茶の足湯までは
思いつかなかったでしょうね
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