ようこそ、お入りを・・・。

2020/7/31

盆点相伝茶事  茶事

本日は
社中のIさんに
盆点の相伝をさせていただきました

相伴客には
昨年盆点の相伝を受けられたMさんに
入っていただきました


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洋間の寄付で荷物をまとめた後
こちらの待合に入っていただき
白湯をお出しします


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迎え付けの後
蹲踞で手と口を清めていただきます

今日は一日中とても気まぐれなお天気で
時折びっくりするような激しい雨が
ふったりもしましたが
お客様が露地を通られる時には
カラリと晴れあがり
本当にありがたかったです


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お床に利休像を掛け
お客様の席入り前に
室内に香を焚いて清めます


通常の茶事と異なり
まず点前の相伝をしますので

挨拶を交わした後
主菓子を召し上がっていただきました


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朝の庭  鼓月製

一つ一つ説明をしながら
盆点のお点前をして
濃茶を飲んでいただいた後

不審菴より届いていた免状を
手渡しいたしました


ここまでが
相伝式です


その後
祝いのお膳をお出ししました


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こちらは番外編・・・水屋でのお相伴です



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中立というわけではないのですが
しばし洋間でくつろいでいただいた後
茶室にお戻りいただき

後炭をして
薄茶を飲んでいただきました


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干菓子  末富製



決まった相伝茶事の形式というものが
表千家にあるのかどうか
私は存じ上げませんが

自分が若い頃に先生にしていただいた相伝の記憶と
現在師事している師匠の教えに基づき
最近ではだいたい以上のような形で
相伝茶事を行っています



Iさんへの盆点の相伝は
今年の1月より年間計画の中に入っていましたが

未曾有の出来事に世界が翻弄されるなかで
実施させていただくことに
若干の躊躇が無かったかと言えば
嘘になるかもしれません


しかし
幼少の頃より表千家茶道に導かれたものの
その後紆余曲折を経た後
縁あって当教室に来られたIさんが

表千家の点前を一から謙虚に勉強し直され
この5年間歩まれたそのご精進を思い

少しでも早く相伝して差し上げたいという
気持ちに素直に従うことにいたしました



このような状況の中

喜んでその申し出を受けて下さったIさんと
相伴に入っていただいたMさん

そして
半東の労をとって下さいましたSさんに
あらためて感謝いたします



お天気にも恵まれて
無事に相伝をさせていただけたことを

皆様が帰られた後
利休様にご報告し感謝いたしました








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2020/7/27

畳の水拭き  裏仕事

来週はもう8月だというのに
どんより曇った空から
毎日のように雨粒が落ちてきます

蝉の声も
今一つ元気がありません

カラッとした夏空には
なかなか出会えていませんが
強烈な暑さがやってくるよりは
まだ過ごしやすくて良いかも知れません


今週末に
洗心亭にて盆点相伝の茶事を
行うことになっています


今日は
稽古場の畳や廊下を雑巾で水拭きしました


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畳は
普段は使う度に箒で掃いて
余裕のあるときは雑巾でから拭きをしています


畳にとっては
水拭きをするのはあまり良くないと
畳屋さんから教えていただきましたが

茶事の前などは
やはり雑巾を固く絞って
水拭きをしています



見た目には
そんなに汚れていないと思っていた畳ですが

真っ白な雑巾が
汚れを吸い取って黒ずんでいきます

なんだか
こうして黙々と拭き掃除をしていると
自分の心まで
すっきりしてくるように感じます


今月は
お稽古やレッスンなどが
以前のリズムに戻った上に

15日には朝茶をして
連休には実家に帰り
昨日はコンサートを催したりなどして
なかなかハードな一ヶ月でした


楽しいことや
緊張することや
ちょっと心がざわつくことなど
色々ありました


でも
雑巾がけをしていたら
何となく心が0(ゼロ)の状態に
リセットされていくような気がしました


31日の盆点相伝茶事に向けて
また新たな気持ちでワクワクしながら
少しずつ準備に取りかかろうと思います



17

2020/7/23

洋服でのお稽古  つれづれ

昨日は新幹線と桃太郎線を乗り継いで
吉備の国までお稽古に出かけて参りました

こちらのお稽古場も
弥生三月からお休みとなり
ようやく先月よりお稽古再開となりましたが

「お洋服で」というお達しがありまして
暑い時季でもあり
そのようにして
参加させていただいております


お茶の日は
自宅の稽古でも着物と決めていますので
いざ洋服でと言われると
何を着てよいか迷います


私の場合は
まずはすわる時にスカートの裾が
あまり広がらずに座れることを考えました


またスカートの丈は
座った時に膝が出るようなものでないことは
もちろんですが
逆に長すぎて
立ち上がる時に裾を踏んでしまうことのないように
適度な長さのものを選ぶと良いかと思います


袖は
夏でもなるべく腕が隠れるものの方が
何となく良いような気がしますが
これはあくまでも個人的な感覚です



お点前をする場合
服紗をどうするかというのも
課題の一つです



昔学生だった頃は
スカートに挟んでおられた方もありましたが

そうすることを不潔と感ずる先生もいらしたようで
私はベルト又は帯締めに挟んでいました


今は
「お稽古着」というものが市販されていて
着物の時と同じように
服紗や懐紙を挟むことができるものがありますので
私も今回これを買いました


ただし
扇子をさすところはありません


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昨日の稽古では
マスクの外し方付け方についても
ご指導がありました


確かに
お献茶の時に宗匠方がなさっておられるように

たとえば
釜鐶の扱いのように片側ずつ丁寧に
付け外しをいたしますと

それがひとつの形となって
「お茶になる」
という感じがありました



昨日の稽古では
花月に入らせていただきました



月の札が当たり
お茶を飲む時

心してマスクを外し
いただいたらすぐにマスクを付けて
札を動かしお茶碗を返しにでると
何となくそれが一つの流れとなりました



今回は最後に花があたりました



お洋服での点前は
着物の時と微妙に心持ちが変わってしまいそうで
普段以上に集中していました


ふと
洋服をまとっていることの違和感が
すうっと消えていったような気持ちになった瞬間・・・


時ならぬ


うぐいすの声が
どこからともなく聞こえてきました・・・



”桃源郷”



そんな言葉が浮かびました




14

2020/7/19

炉の灰つくり  裏仕事

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今日は夏の土用の入りです

空はすっかり晴れ上がり
正に
”灰つくり日和”です!

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今年は
炉二つ分の灰を篩わなければならないので
朝8時から張り切って始めました


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集めてあった尉を篩って
お湯をかけて
浮かんでくるアクを取り除きました

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炉からあげて保管していた灰を
篩にかけて
細かい炭や枝炭のかけらなどを
取り除きました


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水屋でこぼれたお茶や
残っていた古いお茶を茶筅で点てて
灰にかけていきます


また
古くなった緑茶を煮出して
篩った灰にかけてこねます


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午後1時頃完了しました



昔は
本やノートに首っ引きで作業をしていましたが

最近になってようやく
作業の手順が自分なりに頭の中に
できあがってきたような気がします


その分
やや自分流になっているところは
どうぞお許しください_(._.)_



今年11月
開炉の頃

世の中はどのように変わっているのでしょうか


世情の予測はできませんが
私自身は
いつもの年と変わらず炉を開き

玄庵と洗心亭で
親しい方々と心を通わせ
冬のお茶を楽しんでいたいと思います



14

2020/7/16

7月稽古場 5  稽古

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滝画賛「涼一味」
前大徳積應師


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今日は今月最後の稽古日でしたが
今月は何ヶ月ぶりに
社中13名が全員お稽古に来られました


久しぶりに顔を合わせた社中同士の歓声が
水屋から聞こえてきて
私も心が浮き立ちました


稽古場では
入室時に手の洗浄と消毒をご協力いただき
玄関や窓を開け放って
原則的に茶道口の襖を開けたまま
お点前をしていただいています


マスクの着用は
息苦しさなどのこともあり
個々人の自由にお任せしています


また
濃茶の稽古は一服点てにしていただき
薄茶の場合
二人目は替茶碗にて点てていただいています


今お稽古場で心がけていることは
これくらいでしょうか

あっそれから
コロナ以前から設置していた
これ↓が役に立っています
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「ジアイーノ」
(次亜塩素酸 空間除菌脱臭機)



さて
秋以降のお茶会や講習会の情報がそろそろ気になり
これから「お茶」はどうなるのだろうと
心配なさっている方もいらっしゃいます

しかしながら
あらためて考えてみますと
同門会の講習会が始まったのは
昭和41年ですから
たった54年前のことです

また大寄せ茶会が始まったのは
明治時代でほんの130年程前のことです


千利休以降の長い歴史を振り返れば

講習会や大寄せ茶会など何もなかった時代を
300年・400年とくぐり抜けて

茶道はその時代の求める人々によって
脈々とここまで伝え続けられてきたのですから
私達はもっと自信を持ってもいいのでは
ないでしょうか



しかも
今は戦乱の世でもなく
過去の時代から見れば
何もかも豊かで便利な世の中に生きているわけですから

お茶を嗜むことは
これまでのどの時代よりも
やさしくなっていると思います


あとは
お茶の文化に興味を持つ人がどれくらい存在しているか
ということです



人が何に興味を抱くかは
完全にその人の自由に任されるので
今後お茶に興味を持つ人口が増えるのか減るのか
それは私にはわかりません


しかし
大切なことはその数の大小ではないと思います


そして
お茶に対する深い愛情を持つ人は
いくら時代が変わっていったとしても

必ず存在し続けていくであろうということを
私は信じて疑いません


それは
自分自身だけでなく
稽古場に集う社中の皆さんを見ていても
よくわかります


そのようなお茶を大切に思う人を育てそして集い
お互いに感化し合いながら
次の時代にお茶をつないでゆく

そんな小さな鎖の一つでありたいと
私は思っています



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主菓子  なでしこ   鼓月製
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